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 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

あなたならどうする?

2005年10月29日 | masudaizumi.com
朝晩だんだん涼しくなってきました。

今日は日本の美徳というものを、皆さんに是非問いたい!!

道ですれ違ってぶつかったときに、ちゃんとすみませんといえるか?とかね。

公共のマナーって、海外では人種が混在するからこそ徹底していると思うのですが、日本では知らない人とサービス業の方が話す、という習慣はなく、他人と知人との関係がなんだかちぐはぐ。

注意すれば切れるひともいれば、無視する人も。

スタバや、ブティックに入れば、店員は「こんにちわ!」っていうけど、本当にこんにちわって言われている気がしないし、いわれた客は誰も返事しないし・・・。コンビニのレジにいけば若い女の子が「いらっしゃいませ、こんにちわ」っていう、そのこんにちわ、なんだか言葉が死んでいてキモイ。

私はまだまた修行中です。なにが日本的に美しい、正しいというものか、よくわからない。先日レストランでこんなことがありました。

イタリア料理やさんに行って、サラダと手長えびのニョッキと鴨のグリルを頼んだのです。ニョッキは美味しかったのよ。でも鴨が冷めているの。出てきたパンも冷たい。

それで、ちょっとイラッと来て、食べる気を失って一口食べて・・・・・。

はい!ここで問題です。

皆さんは、この後、どうされます?

1、「これ、冷めてるから暖めてくれ」と給仕に頼む海外流な冷静沈着派

2、「こんなもん食えるか!客をなめるな!」と切れ、料金をタダにさせる頑固な噴射型

3、「おなかいっぱいだから、もって帰りたい。包んでくれ」と嘘をつき、お金も支払い、家で食べる武士道型

4、「すみません、これ、冷めているんで家でレンジで暖めます。包んでください」と、はっきり真実をいうが、ちゃんとお金も払う素直型

5、黙ってたべ、お金もはらう、無関心型




日本でも高級レストランではサービスが徹底しているし、海外なら、チップの金額に響くから給仕は必死で「お食事はいかが?」「なにか足りないことは?」と伺いにくるから、平気で、「ちょっとぬるいのであっため直して欲しい」といえるのですが、日本のいわゆるカジュアルレストランでは、給仕は遠くにいて呼ぶにも忍びない。


・・・私はどうしたと思います?

そこが家の近所のレストランだったということもあり、また暖める間、待たされるのは嫌だし、この店に鴨を作り直すサービス精神はないであろうと、4を選びました。

給仕にその旨を伝えると、やはり、すみませんの一言もない。

心のなかで「北斗の剣」のケンシロウになり、「あちゃちゃちゃちゃちゃちちゃ・・・・・もうあなたのせいで、この店は終わっている!」と空手チョップ攻撃にしてやったさ!!

でも手長えびのニョッキは美味しかったし、サラダも本当はシーザーズサラダが食べたかったのに、おいてなくて、フレッシュなドレッシングだったにもかかわらず、チーズを上から降りかけてもらったし・・・・。この店でできる限りの力をつくしたのであろう、とあまり後味が悪いのは悲しいので、最後になきそうな顔をした給仕がドルチェメニューをもってきたので、カプチーノを頼んであげた。


が・・・・カプチーノもぬるかった・・・・・

私はこれ以上いうのはいたたまれなくなり、手長えびのことだけを心にとどめ、他の記憶を消去し、「あ~美味しかった、ずっとイタリアン食べたかったの」と口にしたことで、すっきり。



と思いきや、昨日の晩、


夢をみた。

巨大な手長えびが、まるでバルタン星人のようにあらわれ、そのバルタン星人はどうやら私らしい。その店をはさみで切り刻み、尻尾で粉々にして踏み潰した後、空高くに飛ばしてしまった。


やはり夢を観ることはストレス発散。とても大切である。

皆さんは5番のように、レストランで美味しいのに、冷めたものがでてきたら、、、、なにも言わず食べるのでしょうか?



いずみ