今回は『ジョジョの奇妙な冒険』第4部に登場する
川尻しのぶと吉良吉影のストーリーに注目して
記事を書いてみようと思います。
川尻しのぶは杜王町に住むごく普通の主婦です。
短期大学生だった頃に知り合った川尻浩作という男と
たいして好きでもないのになんとなく付き合っていたら
子供ができてしまい、結婚することになりました。
浩作は悪い男ではありませんでしたが、
しのぶは「つまんない男」と評し . . . 本文を読む
前回からの続き
爆発のあと
黒の核晶の激しい爆発のあと、死の大地は跡方もなく吹き飛んだ。
大地の消えた海原にあらわれたのは、中空に浮かぶ巨大な宮殿であった。
この宮殿こそが、大魔王バーン率いる魔王軍の真の本拠地・「バーンパレス」である。
死の大地で戦闘を繰り広げていたアバンの使徒、ハドラー親衛騎団は爆発に巻き込まれ
全滅したかに思われたが、彼らは生きていた。
どうやら爆発の瞬間、 . . . 本文を読む
前回からの続き
ハドラー親衛騎団、始動
先の戦闘において、魔王軍の本拠地が死の大地にあるという情報が人間側に知れてしまった。
人間たちは世界中の強者たちを結集し、その全勢力をもって死の大地に攻め入る準備を進めているようだった。
ハドラーは、死の大地に攻め込んでくるアバンの使徒を親衛騎団と共に撃滅するつもりであったが
余計な人間までもが死の大地の土を踏むともなれば話は別である。
大魔王バ . . . 本文を読む
前回からの続き
ミストバーン
大魔王バーンから与えられた最後の機会をもってしても、アバンの使徒を討てなかったハドラーは
そのまま帰還することはできず、妖魔司教ザボエラのアジトに身をひそめていた。
ハドラーはザボエラがひそかに研究していた「超魔生物」への改造手術を自分の肉体に施し、
アバンの使徒の成長速度をも超えるパワーアップを図っていたのだった。
しかし、そのアジトの場所が魔影参謀 . . . 本文を読む
前回からの続き
復活
ヒュンケルとの戦いに敗れ、死亡したはずのハドラーの姿が鬼岩城にあった。
かつてアバンに倒されたときと同じように、ハドラーは復活を果たしたのだった。
ハドラーを復活させたのは、魔王軍魔影軍団の軍団長「魔影参謀ミストバーン」である。
大魔王バーンによってハドラーに与えられた肉体は、不死身の肉体であり、
たとえ何度死ぬことになろうと、ハドラーはミストバーンやバー . . . 本文を読む
前回からの続き
魔王ハドラー 改め 魔軍司令ハドラー
アバンに敗北し、魔界の神・大魔王バーンに救われたハドラーは十数年の期間を
自身の魔力の回復と新生魔王軍の編成にあてた。
新生魔王軍は6つの軍団から成る。
「不死騎団」・・・アンデッド系魔物中心の軍団
「氷炎魔団」・・・フレイム・ブリザード中心の軍団
「妖魔士団」・・・魔導士系魔物中心の軍団
「百獣魔団」・・・動植物系魔物中心の . . . 本文を読む
「ハドラー」は【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する魔王である。
主人公・ダイ一行の因縁の敵として登場し、登場の都度その立ち位置を微妙に変えながらも
アバンの使徒の最大のライバルであり続けた男・ハドラー。
敵キャラでありながら彼の成長はすさまじく、物語初期の印象と終盤の印象ががらりと違う
キャラの一人である。
今回は、そんなハドラーの物語を追ってみる。
魔王ハドラー、勇者アバンと . . . 本文を読む
前回からの続き
闘いのあと
乙和瓢湖との闘いのあと気絶していた弥彦が目を覚ましたとき、
待っていたのは目をそむけたくなる現実であった。
弥彦の師である神谷薫は、剣心への復讐に燃える雪代縁の凶刃によって
命を落としていたのだった。
神谷薫(享年十七)の葬式には大勢の人が集まり涙を流した。
弥彦は薫の死にざまは目撃しておらず、見たのは清められたあとの
白装束の薫で、見たときにはまる . . . 本文を読む
前回からの続き
東京での生活
京都での死闘を終え、東京の神谷道場に戻ってきた剣心に大きな変化があった。
京都へ行く前までは、剣心自ら弥彦に稽古をつけることは決して無かった。
しかし、京都から帰ってきてからというもの、剣心は毎日のように弥彦に稽古をつけるようになったのだ。
それは、弥彦の「神谷活心流で強くなる」という目標に、剣心なりに協力しようという意志のあらわれであった。
まるで、 . . . 本文を読む
前編からの続き
玉吉、緊急入院
2005年1月3日。
玉吉は手術台の上で丸いランプを見ていました。
病名は「急性腹膜炎」。
手術した医師によると、「桜さんこれあと一日来るの遅かったら…」ということで、
それほどの急性だったようです。
ぼんやりしているうちに三時間ほどで手術も終わってしまい、
玉吉が混濁した頭で最初に考えたことは「しまった。せっかくの大ネタなのに」ということでした . . . 本文を読む
前回「幽玄漫玉日記編」からの続き
コミックビーム2003年11月号にて、桜玉吉先生の新作【御緩漫玉日記】の連載が始まります。
いままで、
【防衛漫玉日記】・・・地球防衛(釣り)
【幽玄漫玉日記】・・・会社経営
ときて、今回は
【御緩漫玉日記】・・・"おっとりエロ"
というコンセプトが設定されました。
まあ、今までのシリーズを読んでいると、前半はそのコンセプトで描かれていても
後半は . . . 本文を読む
前編からの続き
ぱそみちゃん
禅寺での精神修行をへて、玉吉の鬱もひとまずはなりをひそめました。
1999年末~2000年にかけて、少しのあいだ【しあわせのかたち】後期のような
日常をつづるスタイルでの漫玉日記がはじまります。
そのなかでさらっと登場する、「近所に住むぱそみちゃん(無職)」という人物。
玉吉と飯を食う仲のようだけど、いったい何者・・・?
この時期、桜玉吉先生はコミッ . . . 本文を読む
前回「防衛漫玉日記編」からの続き
コミックビーム1997年1月号にて、【防衛漫玉日記】は突然の連載終了を迎えました。
そして、ほどなくして玉吉は離婚してしまいます。
離婚の原因については、作品でがっつり踏み込んで描かれてはいないのでよくわかりません。
当時描かれた4コマ漫画で少しそれっぽいことが匂わされたり、
遥かのちに連載する【御緩漫玉日記】の過去回想でなんとなくそれっぽいことが
. . . 本文を読む