「シャドウ」は【ファイナルファンタジー6】に登場する暗殺者である。
黒頭巾で素顔を隠し、その素顔を見た者は誰もいない。
傍らに愛犬・インターセプターを連れ、
報酬次第でどんな汚れ仕事も請け負う暗殺者。
戦闘キャラとしては、歴代FFシリーズの「忍者」のようなポジションで、
「なげる」は大ダメージが期待できる優秀な固有コマンドである。
今回は、シャドウにスポットを当て、その物語を追ってみる . . . 本文を読む
題材の擬人化
【聖闘士星矢(セイントセイヤ)】に登場するキャラクターたちは、
「星座」を題材にした聖衣(クロス)をまとっている。
【中古】【古本】聖闘士星矢(セイントセイヤ) [1~15巻 全巻] 文庫版 (著)車田正美 -全巻読破....価格:4,200円(税込、送料別)
【フルーツバスケット】に登場するキャラクターたちは、
「十二支」の呪いを受けている。
フルーツバスケット(第1巻 . . . 本文を読む
【王ドロボウJING】という漫画をご存知だろうか。
1995年~1998年まで「コミックボンボン」で連載されていた怪盗モノの漫画である。
輝くものは星すら盗むといわれる伝説の"王ドロボウ"の少年「ジン」と
ジンの右腕と合体してエネルギー弾を吐く鳥「キール」が活躍する冒険物語なのだが、
「コミックボンボン」という児童向け漫画雑誌に連載されていたにもかかわらず、
作者・熊倉祐一氏の圧倒的な画力と、セリ . . . 本文を読む
戸愚呂(兄)は、【幽遊白書】に登場する妖怪である。
身体の形を自由に変えることができ、初登場時は身体を剣に変えて
戸愚呂(弟)の武器となって幽助たちを苦しめた。
今回は、本編の物語上弟ばかりが注目されて、ほとんどスポットが当たらなかった
戸愚呂(兄)とは一体なんだったのかを解析していきたい。
性格
戸愚呂(兄)は、垂金屋敷で初登場したときはほとんどしゃべらなかったので
一体ど . . . 本文を読む
酒のうまくなるゲーム音楽
ゲーム音楽というのは不思議なものだ。
そのメロディを耳にした途端、ゲームのプレイ風景が条件反射的に頭に浮かぶ。
そのゲームに思い入れがあればあるほど、メロディが深く心に染み込んで
自然と目頭が熱くなったりする。
昔のゲーム音楽ほどメロディが頭に残っているのは、
おそらく、音数の少なさによって主旋律がはっきりしていたからだろう。
そのシンプルな旋律は、聴覚はもちろん . . . 本文を読む
【ハンター×ハンター】に登場する「念能力」は、
身体から溢れ出すオーラと呼ばれる生命エネルギーを自在に操る能力である。
「念能力」概要
「念能力」は、六種類の系統に大別される。
「強化系」…ものの持つ働きや力を強くする
「変化系」…オーラの性質を変える
「具現化系」…オーラを物質化する
「操作系」…物質や生物を操る
「放出系」…オーラを飛ばす
「特質系」…他に類のない特殊なオーラ
. . . 本文を読む
前回からの続き
柳也・裏葉の子孫たち
時は流れた。
平安の世から武家が台頭する鎌倉、室町の世
大名たちが覇を争う戦国の世
長きにわたる泰平、江戸の世
文明開化の明治の世
大きな戦争のあった昭和の世
時代は確実に移り変わっていったが、柳也と裏葉の一族の目的は
変わらずにあり続けた。
地上で輪廻を続ける神奈の魂を探すこと。
そして、その魂を解放すること。
しかし、それは容易なことでは . . . 本文を読む
夏も近づいてきたので、【AIR】について記事を書いてみる。
【AIR】は2000年にPCゲーム(18禁)として発売され、ヒットした
テキストアドベンチャーゲームである。
シナリオが感動に特化した、いわゆる"泣きゲー"として有名な作品である。
発売から5年後の2005年には、京都アニメーションによるTVアニメ化がなされ、
京都アニメーションの出世作としても知られる。
今回は、その【AIR】に登場 . . . 本文を読む
前回からの続き
落人群
神谷薫(享年十七歳)の葬式には大勢の人が集まり、涙を流した。
ただ、葬列の中に緋村剣心の姿はなかった。
剣心は、「落人群(らくにんむら)」に居た。
幕末から明治へ、時代の移り変わりとともに
時代に背かれた者、時代から背いた者、社会に弾かれた者たちがいた。
彼らが身を寄せ合う、人生を捨てた者たちの最終領域。
それが、「落人群」だった。
剣心は逆刃刀を封印し、 . . . 本文を読む
前回からの続き
人誅
明治11年晩夏。剣心29歳。
鳥羽・伏見の戦い以降、流浪人として全国を流れてきた剣心にとって
初めて安息の場所ができた。
神谷道場である。
京都への旅の前までは、流浪人ゆえいついなくなっても良いように
必要以上には人との関係を深めようとはしていなかった。
にっこり笑っていても、心のどこかで一線を引いていた。
それが、京都への旅の前までの剣心であった。
しかし . . . 本文を読む
前回からの続き
京都へ向かう
志々雄真実に会うため、神谷道場を離れ京都へ向かう道中、
剣心は一人の少女と出会う。
少女の名は、巻町操(まきまちみさお)。
操は山中で追い剥ぎをしているところであった。
どうやら人探しの旅の途中、路銀が尽きて追い剥ぎをしていたようであったが、
なんと操の探し人は、剣心と因縁浅からぬ四乃森蒼紫と隠密御庭番衆の面々であった。
しかし、御庭番衆は蒼紫を除いて . . . 本文を読む
前回からの続き
斉藤一と再会
明治11年 5月。
剣心は、「藤田五郎(ふじたごろう)」と名を変え、警官となった
元・新選組三番隊組長の斉藤一と再会する。
実に十年ぶりの再会であった。
斉藤は、流浪人となり東京へ現われてからの剣心をずっと監視していた。
かつて、人斬り抜刀斎と呼ばれ京の町を血に染めた剣心を知っている斉藤は
剣心の流浪人としての生き方を、「自己満足のエセ正義」と否定し、 . . . 本文を読む