紫の物語的解釈

漫画・ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。

【世界樹の迷宮】常に瀕死 カースメーカーの悲哀

2010-01-28 22:49:26 | ゲーム全般


世界樹の迷宮というゲームをご存知だろうか。
ニンテンドーDSで発売された、
今やすっかりすたれてしまった3DダンジョンRPGというジャンルを
単独で盛り立てている漢(おとこ)ゲーである。



DS上画面で立体迷路を進みつつ、



下画面にタッチペンでマップを書き込んでいくというDSの性能を生かした
作りも素敵だ。



戦闘はドラクエのような形式で行われる。戦闘参加パーティはMAX5人だが、
ギルドには最大30人ものキャラクターを登録することが出来る。
キャラクターは数多くの職業から選び、グラフィックも各職業につき4種類の中から
選ぶことが出来る。
キャラクターは本編では一切会話することはないが、そこが良いところ。
好き勝手に自分のイメージでキャラクターを構築できるのも【世界樹】の魅力。

そして、今回スポットライトを当てるのは、「カースメーカー」という職業である。

カースメーカーは、呪いの言葉で敵の意思や生死をあやつる術師である。
状態異常攻撃を得意とし、直接攻撃はあまり得意ではない。

これが、僕のギルドのカースメーカー。名前は「コスモス」↓


僕のパーティでは、彼女は常にHP"1"で過ごしている。
当然、敵の攻撃が飛んできたら即死。
なんで常にHP1かというと、彼女の持つ必殺技を効果的に利用するためである。

その名も「ペイントレード」。
自分の苦痛を相手に味わわせるという、まるでどこかの盗賊団員の念能力のような素敵な技である。


威力もグンバツ。滅多に出ない1000オーバーダメージを叩き出す!


しかし、大技のためとはいえ、死にぞこないの女の子を過酷な迷宮に送り込むのは気が引ける…。

しかも、他のみんなが宿屋のベッドでぐっすり休むのに、
彼女だけHP1を維持するために休めない。
きっと彼女は他のみんなのあとをふらふらとついていきながら
呪いの言葉をブツブツ呟いているに違いない。

そんなわけだから、たまには休養ということで、宿屋に何日も泊めてあげたりするのだ。
カースメーカー・・・ 哀しい職業である。

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