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戸愚呂(兄)は、【幽遊白書】に登場する妖怪である。
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身体の形を自由に変えることができ、初登場時は身体を剣に変えて
戸愚呂(弟)の武器となって幽助たちを苦しめた。
今回は、本編の物語上弟ばかりが注目されて、ほとんどスポットが当たらなかった
戸愚呂(兄)とは一体なんだったのかを解析していきたい。
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戸愚呂(兄)は、垂金屋敷で初登場したときはほとんどしゃべらなかったので
一体どういうキャラなのかイマイチわからなかったが、
暗黒武術会編でようやくその性格をあらわす。
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フタを開けてみたら、最低なヤツであった。
暗黒武術会審判の樹里からも、「極悪非道、残酷無比」
と、ひどい言われよう。
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桑原戦では、悪趣味な人形劇まで披露。
弟に、「兄者の悪い癖だ」と舌打ちされる始末。
さらには、
「若い頃の幻海を何度か襲ってやろうと思ったが、腕ずくでは敵わないのでやらなかった」
と、ザ・最低発言まで飛び出した。
と、まぁ、ラオウだったら「どこまでも下衆なやつよ」と即座に殴り殺しているだろう、
戸愚呂(兄)についてさらに掘り下げてみようと思う。
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戸愚呂兄弟は、もともと人間であった。
幽遊白書本編より50年前、幻海とともに暗黒武術会に参加した
格闘家だったのである。
そして、暗黒武術会優勝の報酬として、妖怪に転生したのであった。
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戸愚呂(弟)が妖怪に転生した理由については本編で語られている。
戸愚呂(弟)はまだ人間だった頃、彼の弟子すべてと格闘仲間が
潰煉(かいれん)という妖怪に殺された。
その三ヵ月後、戸愚呂は暗黒武術会決勝戦で潰煉を殺して優勝。
そして、戸愚呂は優勝の望みとして妖怪に転生することを願う。
それは、弟子と仲間を救えなかったことへの贖罪から来た願いであった。
自分を妖怪化することで、自分を責め続けた。
これが、戸愚呂(弟)が妖怪となった理由である。
では兄の方は?
兄が妖怪となった理由は、気持ちの良いほど本編ではノータッチである。
でも、まぁなんとなくはわかる。
ゲロ以下の臭いがプンプンするから、わかる。
贖罪のために妖怪となった弟とは違い、おそらく兄の方は
完全に私利私欲で妖怪となったに違いない。
「環境で悪人になっただと?ちがうねッ!こいつは生まれついての悪だッ!」
と、スピードワゴンなら言うだろう。
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暗黒武術会決勝で、ついに弟にまで見放されることとなる。
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戸愚呂(弟)、実の兄を足蹴。
「貴様実の兄貴をォ~、共に武道のため魂を売ったこの兄貴を!」
とお兄ちゃん怒り爆発させるも、弟「関係ないね」でさらに一撃。
「オレは品性まで売った覚えはない」
と完全に兄を見下していたことを伺わせる発言まで飛び出した。
戸愚呂(兄)は、弟の一撃により海に転落。
潮に流されながらも少しずつ少しずつ再生していった。
そして、しぶといお兄ちゃんは仙水編で再登場する。
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再登場キャラのお約束として、どんだけ強くなったかと思いきや
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なんと、再登場したその回であっさり敗北。
蔵馬によって、邪念樹の生き地獄に突き落とされた。
「お前は「死」にすら値しない」
という蔵馬の冷酷な一言により、戸愚呂(兄)は【幽遊白書】本編から退場した。
「暗黒武術会編ラスボスの兄」
「50年前の幻海の格闘仲間」
「人間から妖怪へ転生」
「満を持しての再登場」
という、おいしい要素をいくつも持っているにもかかわらず、
ここまで最低なキャラに仕上がってしまった戸愚呂(兄)。
結局、彼がなんだったのかは、ここまで書いてもよくわからなかった…。
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邪念樹は恐ろしい 邪念樹は蔵馬が作ったんだ
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人を殺した奴は許さなければいい
異世界にいる戸愚呂 弟は地獄の番人になっているだろう アーノルド・シュワルツネッガーはアメリカ人だ クリリン ばっ(。。。。)バシッ
ドン ドン 殺人をしたヤツと しそうなヤツ
二撃 剣で悪いヤツは斬ればいい俺は漢険5級だ 銃で悪いヤツは撃てばいい(。。。。)
俺の方が優しいです 男は顔ですよ 邪念樹に苦しめられるとは思ってなかったでしょう(。。。。)
戸愚呂兄 俺を助けろ(。。。。)
蔵馬 。。。。(ダメだ。。。。!!)
戸愚呂兄 俺を助けろ(。。。。)
蔵馬 。。。。(ダメだ。。。。!!)