日本行政書士会が成年後見に係る全国組織『一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター』を設立しました。
その説明会が先週猛暑の中、浦和で開催され、私も参加させて頂きました。
その日は観測史上最も遅い猛暑日となった日ですごーく暑かったのですが、もう今日は涼しさを通り越して寒いですねー。
話がそれましたが、成年後見制度です。平成12年4月にが施行されてから10年、今では『成年後見』という言葉が広く知られるようになりました。
成年後見制度とは、認知症や知的障害・精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々を保護し支援する制度です。
成年後見人等は、本人の身の回りのことにも配慮しながら、本人の不動産や預貯金などの財産を管理したり、契約や協議をすることで本人を支援します。
成年後見制度は法定後見と任意後見とに大きく分かれます。
法定後見制度を利用するには、先ず、本人の配偶者・親族等が家庭裁判所に成年後見の申立てをします。市区町村長や検察官・本人も申立てをすることが可能です。
裁判所の審理を経て、本人の事情に応じて、成年後見人(保佐人・補助人)が選任されます。本人の親族の他、法律や福祉の専門家が選ばれる場合もあります。
成年後見人等はその事務について家庭裁判所に報告する義務があり、裁判所の監督を受けます。
任意後見制度は、本人が判断能力があるうちに将来に備えて代理人(任意後見人)を選び契約(任意後見契約)を結んでおく制度です。
実際に成年後見人としてお仕事されている先生からお話を伺うと、社会貢献的な面も大きいお仕事です。
私もいつかは社会の役に立ちたいと考えております。
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