↑ムツゴロウです(有明海等の干潟に生息するお魚で、動物研究家の畑正憲さんの方ではありません。)。
私の中でムツゴロウと言えば、諫早湾の干拓事業問題のニュースの中で見るもので、絶滅寸前、めったに見ることのできない生き物、と思っていました。
ところが、ゴールデンウィーク、大潮の干潮時、晴天の有明海沿岸(夫の実家があります。)の干潟には、うようよと、沢山のムツゴロウがいたのです((= ̄□ ̄=;))ナ、ナント!!その数の多さ、絶滅危惧種(鳥のトキと同評価)とは感じられない程でした。
娘・コザウルス(小学4年生)は、そのムツゴロウを捕まえようと網を持って出てきたのですが、ムツゴロウは非常に敏感で、人の小さな動きや音に反応し、ささっと巣穴に潜ってしまいます。
聞けば、その場所で育った夫パパザウルスは捕まえたことがなく、お祖父ちゃん(元漁師)さえ捕まえたのは一回だけ、ということでした。
干潟に落ちたら危険だと言われ、素早く隠れてしまうムツゴロウに、諦めムードになりながら、なかなか諦めきれずに干潟を眺めていること数分だったか数十分だったか。すると、家に戻ったと思っていた祖父が釣竿を持って現れました。
茶色い泥海を眺めることに完全に飽きていた私は、お祖父ちゃんと交代して夕食の材料の調達に行くことに・・・。
その後、祖父が見事にムツゴロウをひっかけてくれたそうです(o ̄∇ ̄o) ♪
ゲットしたムツゴロウは、バケツに入れられ、任天堂DSで何枚も写真を撮られました。
その後、ムツゴロウを海へ放しに行くときのこと、コザウルスが「ムツゴロウって食べられるのかな?」と呟いたそうです。(前月秩父でマス釣りをして食べたせい( ̄ー ̄?))
それを聞いていた祖母が、後日ムツゴロウの甘露煮やムツゴロウクッキーを送ってくれまして<(_ _*)> 、この度、干潟を這っていたあのムツゴロウを食することになりました。
↑ムツゴロウの甘露煮・・・甘露煮だけど苦い!ムツゴロウ自体は淡泊な味らしいです。
↑ムツゴロウクッキー・・・材料にムツゴロウパウダーが入っています。