庭の植木鉢の後ろに隠れて咲いていました。
葉っぱだけなら、いつもは抜いてしまうんですが、
可愛すぎたので撮影をしました。
3年前に減築して、
今までの半分の広さの住まいにリフォームしました。
その際に庭も、自分の力で手入れできるだけの広さにしました。
畳2枚ほどの花壇と、植木鉢30個あまり。
これ以上は増やさないでおこうと決めています。
元の庭は義父がずっと手入れをして、
大きな木も沢山植えていました。
義父は85歳頃までは、まだ高い木にはしごをかけて
剪定も自分でしていました。
でも、心筋梗塞や脳梗塞、入退院の繰り返し、
そして認知症。
義母も夫も庭には興味がない人で、
植木屋さんに頼むほどの高級な植木もないので、
いつしか庭の手入れは私の役目になっていました。
リフォームの時に、これからの自分の体力と相談して、
9割の木を処分しました。
義父の庭にあったギボウシ、ツワブキ、テッセン、オモト、
千両、万両、紫蘭、シンビジウム、などなど。
大きな木の足下に植わっていたものが、
今、
私の小さな庭を賑やかに飾ってくれています。
長い同居生活ですから、親との意見の食い違いや
世代間ギャップはどうしようもなく、
大喧嘩とまではいかなくても
嫌な雰囲気になることも1回や2回ではありませんでした。
義父が亡くなってちょうど10年、
庭の手入れをしながら、
時々義父とやり合ったプチ喧嘩など思い出します。