ヘレン・ケラーのお話は児童文学・映画・舞台で有名なのでよく知っていると思います。
映画ではパテイー・デユークのヘレン役がよく知られ、舞台では「奈良岡朋子・有馬稲子・
市原悦子・大竹しのぶ・田畑智子」といった女優がサリヴァン先生を演じていました。
それだけよく知られている作品なのですが、演劇にかかわっているものにとって一度は
取り組んでみたい作品の一つです。
私たちが日ごろ心がけていることに『素人芝居でもお客様に感動してもらう芝居を作ろう』
『一生懸命創り上げたものは人の心に響くものがある』と思っています。
今回の作品にも歌を物語に導入して構成しました。音楽的効果でより魅力ある作品に仕上げ
られていると思います。
個々の観客は舞台の隅々まで自由に見ることができます。言い換えれば演技者はどんな
些細なことも気が抜けないということです。
ヘレンとアニーの格闘場面は目をみはるものがありますが、見えない二人の心の交流
を(同様に、家族、親子、夫婦の心の交流)描ければと考えます。
ミュージカル風の『ヘレン・ケラー』、RAKUYUらしい芝居、よかったといってもらえる作品。
団員一同、新しい試みの「ヘレン・ケラー」に全力投球しています。
皆様、お楽しみにしていてください。