何か良いこと(=^・^=)

毎日の生活の中で 楽しい事 良いことがあったらいいな~

感動のエジプト紀行 観光編 2

2010-03-12 09:27:51 | 旅行
3月3日(水)
昨夜は早めに10時就寝、夜中1:30起床、2:30ホテル出発、4:30発の飛行機でアスワンへ向かう。 カイロの空港へ着いた頃夜が明けた。眠い・・・
        

アスワンハイダム
エジプトの人口が急激に増加した為、ナイル川の氾濫に頼るのでは生産が追いつかず安定した水や電気の供給を図る為に1898年にアスワンダムが建設された。
しかしこのダムでは当初の目的が果たせなくなり1964年にアスワンハイダムを建設、これによって出来たナセル湖の貯水により充分な農業用水と電力が確保されるようになった。
しかし、毎年起きていた洪水がなくなった事により下流域に養分を含んだ土が運ばれず土地が痩せて塩害が発生したりという問題も起きている。
        

切りかけのオベリスク
アスワン周辺はピラミッドや神殿に用いられた花崗岩の産地で石切り場には切りかけのオベリスクが残っている。
製作中にひびが入ってしまったため、そのまま放置されたと考えられている。
写真が下手で良く判らないけど石切り場と切りかけのオベリスクです。
   

イシス神殿
モーターボートに乗って青い海の中の島に建てられたイシス神殿を見に行く。
『ナイルの真珠』と呼ばれる美しい神殿でオシリス神(冥界の支配者、穀物の神)の妻のイシス女神を祭った宮殿。
イシス女神はこの島でホルス神を産んだとされている。
ホルス神はハヤブサの姿をしている天空の神で現世の王はホルスの化身と考えられた。
エジプト航空のマークにもなっている。
塔門には美しいレリーフが鮮やかに残っている。
神殿の前にはフクロウの像が2つ建っている。由来は・・・聞き漏らしました。

    


アスワンから約280km(3時間)バスで走りアブシンベルへ向かう。
砂漠の中の一本道で周囲にはガソリンスタンドやドライブイン等は一切無い為にノンストップで走ります。
数台の観光バスの前後を警察の車両が守り、観光バスは後ろの方に乗客の少ないバスを配し、前のバスに故障などのトラブルがあっても後ろのバスに乗せられる様に配慮されている。テロなどに対する意味合いもあるらしい。
前方を走る警察の車が飛ばす事 対向車も来るのに派手な追い越しをするしスピードは出てるし、進行方向を見ていると凄く恐かった。 
バスの運転手さんご苦労様でした。

アブシンベル神殿
アブシンベル神殿は砂漠の中に突如として出現する巨大神殿で紀元前1250年頃ラムセス2世が建造した。
1960年代にはアスワンハイダムの建設により水没の危機にさらされたが移築によって救われた。
神殿の正面には高さ20mのラムセス2世像が4体並んでいるが、左から2番目の像は頭の部分が崩れ落ち足下に転がっている。
移築の時に直す事は出来たが、敢えてそのままにしたと云う。
神殿の中の壁面にはラムセス2世の闘いの様子などの見事なレリーフが刻まれている。
神殿の中は撮影禁止、入り口の守衛が愛想良く『もう少し入って中を撮ってもいいよ~。ボールペンある?』やっぱりね~
どうしてかエジプト人はノック式のボールペンを欲しがる。それも日本製が良くて100円ショップで買った中国製はあまり喜ばない。
値引き交渉でもボールペンを付けると安くしてくれるけど、1エジプト・ポンド(20円)の値引きに100円のボールペンをあげたんじゃぁね~

大神殿に寄り添うように建っている小神殿はラムセス2世が最も愛した王妃ネフェルタリの為に築いたもので正面にはネフェルタリがラムセス2世像の間で守られるように立っている。
足下には王子や王女の像もある。

神殿を警備している警官がニコニコしながら近づいて来て一緒に写真を撮る?と言うのでこれは怪しいと思って『How much?』と聞いたら4$だって勿論即断りました。
       大神殿                     小神殿
    

                                  ナセル湖

見学後4時頃ホテルにチェックイン、一休みして夕食後アブシンベル神殿・音と光のショーを見に行く。
満天の星空が素晴らしく、北斗七星が手に取れるほど近くに見える。
大・小神殿をスクリーンにして映し出されるショーはラムセス2世とネフェルタリの物語でほのかな灯りでライトアップされた両神殿は昼間とは違った趣でとても素敵でした。

         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする