ほぼ十和田湖の南に位置する鹿角(かづの)市大湯(おおゆ)ストーンサークルの近くにある綺麗なピラミッド型をした黒又(くろまんた)山(280m・上記写真)へ参拝してきました。
市道66号から「黒又山」の小さな看板を目印に入って行きます。
この山は大湯ストーンサークルから黒又山を結ぶレイラインとされ、放射線状に繋がるラインはいくつかあるようです。
また、黒又山は古くから奇妙な発光現象が報告され、UFOを目撃した人も多いとか。
ピラミッド型のこの山は人工的に積み上げられた山ではないが、人の手で形を整え、祭祀を行った山とされていたようです。
黒又山の麓へ行ってみると「本宮神社」の鳥居がありました。この鳥居は大湯ストーンサークルを指しているとのこと。
鳥居の右側には同じみの庚申塚があり、
庚申塚の後ろには隠れるように「猿田彦神」と彫られた石碑がありました。
この猿田彦神は古代アラハバキ王国を築いた長髄彦の子孫とされる安倍貞任が特に信仰したとされ、更に十和利山ピラミッドに登場されるニニギ天皇が降臨した時、道案内したという道祖神でもあるそうです。
猿田彦神のことも、気になり始め、もっと調べて記事にしたいのですがまた後ほど。
鳥居をくぐり、杉林や松、落葉樹の木立ちの中を20分ほど歩いて登ると、
頂上には薬師神社兼本宮神社がありました。
神社の中
神社の脇には末社が二つ並んでありました。
黒又山の真南には大日霊貴神社があり、内田一成氏によると、黒又山と繋がって大日霊貴神社もレイライン上にあるそうなので、参拝してきました。
因みに地図の5芒星レイラインの9番に黒又山が位置しています。
続く
◆本宮神社;
通称 お薬師さん
鎮座地 秋田県鹿角市十和田大湯字宮ノ平82
御祭神 大己貴命・誉田別命・火武主比命・保食命
例祭 4月8日
由緒 創立年代不詳。社伝によれば、万治己亥二年に中通四ケ村一同にて、大己貴命を祭神とする神社を建立したとされる。
別伝によれば、安倍貞任の一門の本宮徳次郎が、薬師堂を建立したのが、創祀といわれる。