トクシュウ:「MONKEY MAJIK」、「おおはた雄一」
感想
レコメンダー6月号では、3月8日にアルバム『ふたつの朝』をリリースしたシンガーソングライター、おおはた雄一さんにインタビューさせていただきました。 おおはたさんはギターを担いで登場。飄々としてとても気さくな暖かい雰囲気を纏った方でした。僕にとっては初めてのインタビューであり、以前からおおはたさんのファンだったということもあり、インタビュー前は緊張で固まっていました。しかし、おおはたさんの人柄に助けられ、無事に(?)インタビューを終えることができました。真剣な音楽の話から、誌面には載らないプライベートトークまで、様々なお話を聞かせていただきました。そして、インタビュー後にはギターの生演奏!超至近距離で、至福のひとときを過ごさせていただきました。 そんなおおはたさんの人柄がこれでもかというくらい滲み出た『ふたつの朝』、素晴らしいアルバムです。是非聴いてみてください。
シンチャク:
困惑の抜ヶ殻 / green leaves apartment
まずこのジャケットを見たとき、何処か空虚感を漂わすような、悲しげな少女の顔を幸せすら感じさせる。『抜ヶ殻』という言葉がそのまま型にはまったジャケットに、彼らのグルーブ感溢れるアコースティックなサウンドと力強いヴォーカルが奏でる歌声は、聴くものの心を揺さぶり、寂しいという感情や哀しいという感情が入り混じりとてもメランコリックな気持ちにさせられる。だが、中には楽観的な曲もあり、人間がもつ“陰陽”を上手く表現した魅力的な1枚になっている。心や耳に残るgreen leaves apartmentの音楽を自分の耳で聞いて確かめてもらいたい。
心の世界 / Bahashishi
曲を聴いていくごとに、自然と心が開き体の中に染みこんでいくユラリの声。ユラリの考える真っ直ぐな思いを綴った歌詞、多彩な表現力がとても心に響きわかりあえる自分がいる。一度聴いたら耳に残る独特なメロディーは、普段気づくことのなかった、たくさんの心を映し出してくれるだろう。結成1年足らず、さらにバンド5人全員が23歳前後という若さでここまで自分たちの世界観を築き、臨んだ1枚のアルバムからはさまざまなBahashishiの“音楽の中に在る心の世界”をみることができる作品に仕上がった!! 注目すべきデビューアルバムである。
その他のシンチャクCD
陽気なギャングが地球を回す / オリジナル・サウンドトラック
A letter from allnighters / Sunaga t experience
ON THE ROCKS! / EGO-WRAPPIN'
HORIZON / レミオロメン
thank you / MONKEY MAJIK
ハナダイロ / 元ちとせ
よなは徹プレゼンツエイサーDEスリサーサー / よなは徹
Return to Cookie Mountain / TV On The Radio
Born 4 / Jakalope