英国紳士の午後

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ヴェノム・ザ・ラストダンス(2024)

2024年11月04日 13時21分08秒 | 映画レビュー
うおー、ヴェノムかわいい~!!
宇宙から来たシンビオートがひょんなことからエディ・ブロックと融合し、ダークヒーローとなった!
って感じのヒーロー映画。

なんだかんだ俺は3作全て映画館で視聴したが、3作全て60点ぐらいの映画。
見る前から面白くないことはよくわかっているのだが、一応チェックしてきた。

まぁ映画としても大した映画ではないのだが、そもそも俺が思うヴェノムのイメージとこの映画はかけ離れている。
あ、エディ・ブロックをトム・ハーディが演じているのはいいけど。
けど身長175cmってエディ・ブロックのイメージにしては小さいかも。

ヴェノムのイメージと言えば「マーヴェルVSカプコン」のイメージ。
対戦前に「We are venom!」と言って出てくる。
偽スパイダーマンのようなイメージが結構強かった。
アメコミの方はあまりよく知らないのだが、元々はピーターがシークレットウォーズで手に入れたブラックコスチュームが実はシンビオートで、このコスチュームは廃棄した。
それをスパイダーマンを憎むエディ・ブロックが拾って着用したのがヴェノムの始まりだ。
つまりヴェノムはスパイダーマンがいたからこそ生まれた存在だ。

しかし映画のヴェノムではスパイダーマンは一切関係ない。
宇宙から飛来したシンビオートがひょんなことからエディ・ブロックに寄生。
2人で悪人をやっつけてみたりしながら、ドタバタ生活!といった内容だ。
しかしヴェノムとエディが生きていると宇宙がやばい、ヴェノムは敵と共に自爆!
上の3行で3作全ての内容が網羅出来てしまった。
そのくらい実写「ヴェノム」は内容がない。
あとこの映画、アクションシーンも結構あるのだがとにかく見応えがない。

マーヴェルの「ヴェノム」を実写で見たかったらサム・ライミ版の「スパイダーマン3」の方がよっぽどヴェノムしている。あまり評判は良くないが、こちらの方がまだ原作に近いヴェノムと言えるだろう。

しかし3作全て見終わってわかったこともある。
この映画は「ヴェノム」と題してはいるが、別にアメコミの「ヴェノム」とはほぼ関係ないのだ。
近年のマーヴェルが内容の面白さは別として、アベンジャーズ的なコラボレーションが普通になっていたので、ヴェノムもそういったコラボレーションがあって当然だ、と勘違いしていた。
本来、ヒーロー映画というのはその1キャラだけに焦点を当てた微妙な映画が多いのだ。

実写「ヴェノム」はスパイダーマンに出てくる「ヴェノム」ではない。
「ヴェノム」に似た作品でしかない。
こちらとしてもトム・ホランドのスパイダーマンと共演するのかな?とか他のマーベル作品に出てくるのかな?と言った期待感で見てきたが、特に何もない。
宇宙生物ドタバタギャグコメディバトル映画。

しかし、トム・ハーディはこんな映画にも出てくれるのだなぁ。

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