英国紳士の午後

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俺が望むナイトライダーの映画

2022年06月27日 16時36分48秒 | 映画レビュー

先日、トップガンの新作、トップガン マーヴェリックを封切り日に見に行った。
あの超名作の続編、不安と期待が入り混じった気持ちで視聴したが、思った以上にトップガンだった。
歳月を経たマーヴェリックの魅力をしっかりと描けていた印象だ。
変な要素を入れず、過去作へのリスペクトを忘れず作られた気合の入った映画だと感じる。
この映画を見て感じたのは、リメイクや続編を作ることはとんでもなく難しいということだ。

「サイコ」という映画があるが、これはヒッチコックの中でも特に有名な映画で、映画史上初めてスプラッタ描写が挿入された映画である。
女性のシャワーシーンが映されたのもこの映画が初めてだ。
白黒映画ではあるが、サイコホラー映画の名作で、今見てもその恐怖は古さを感じさせない。
そんな「サイコ」のリメイクが1998年代に撮られたのだが、こちらは不評。
なぜ不評だったかというと、元の映画とストーリー、構成、プロップまですべてリメイク元の映画と一緒だったからである。
極端に言うと1960年代のサイコを全く同じ構図で1998年に撮り直しました!という映画である。
リメイクだからと言って、何もかも一緒ではあまり意味がない。

トップガン マーヴェリックはリメイクではなく続編だが、ファンが見たいのは新しいトップガンではない。昔のトップガンを見たいのである。
あの頃の感動を味わいたいのであって、一線を退いたマーヴェリックを見たいわけではない。
そういうわけでトップガン マーヴェリックは、60代になったマーヴェリックが活躍する!という昔のトップガンと流れはあまり変わっていない。
だが無理に変える必要はない、昔と同じでいいのである。
ファンは昔のトップガンを見たいのだから。
導入、空母から戦闘機が発進するシーンは旧作でも新作でも同じである。
このシーンはストーリーには全く関係ない導入なのだが、旧作と同じである、ということが「あ、これはトップガンなんだ!」と思わせる導入となっている。
ごちゃごちゃ書いたがファンが見たいのは、昔の作品なわけで極端な話いつまでも昔のDVDを見続けるしかないのである。
が、やはり新作も見たい!という気持ちもある。
あと偉そうにごちゃごちゃ書いたが、俺は元のトップガンは実は見ていない。

さてここで俺の大好きなナイトライダーについて書こう。
ナイトライダーも2008年に新作が作られた。ナイト2000のベース車はマスタングとなり、非常にパワフルな見かけとなった。
CGも多用したおかげでアクション描写もかなり進化した、のだがあんまり面白くない。
なんかナイト財団の基地も、かっこいい研究所みたいになっていて近未来的なのだがうーん・・・
カールがロボットに変形する、うーん。
ナイト2000は、変形して色んな車になれる、うーん・・・
結局、俺が見たいナイトライダーはささきいさおマイケル・ナイトと野島昭生キットの掛け合い。
ストーリーもなんかいつも似たような話。
連続で見ると眠たくなってくる・・・だが、それでもナイトライダーはカッコいい。

2010年からナイトライダーの劇場版を作製!みたいなネットニュースが3年ごとぐらいに上がるのだが、結局作られずじまいである。
2018年の記事が最後だと思うが、続報は特にない。。。

もし本当にナイトライダーの新作映画を作るんだったら、まぁ百歩譲ってナイト2000のベース車はファイアーバードトランザム、デビット・ハッセルホフは欠かせないだろう。もう新しい人はいいよ、なんかピンと来ないから。デボンは亡くなったのでどうしようもないが・・・よく考えたらデボンは吹き替え声優も亡くなってるわ、俺的には孔明というかビッグファイア博士。ボニーも見たいぞ。
最新の車をベースにしたナイト2000、キット、それを駆るマイケル・ナイト、なんか悪者の車にやられてしまう。
そこでキットを旧ボディであるファイアーバードトランザムに乗せ換えて再戦、勝利!
そんないつものストーリーでいいんじゃないだろうか。

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