オーディオ&真空管の部屋

~気仙沼市で再起をかけるオーディオ店『ミュージック・クラブ&真空管』店主の奮闘日記~

コスパの良い真空管、、、、、、12AX7、ECC83シリーズの巻き。

2024-01-12 15:33:24 | 日記
オーディオでも楽器でも、音声回路に真空管を使用している機材なら、多かれ少なかれ使用している真空管によって音が違ってきます。そんなわけで、同じ規格の真空管でもメーカーや内部構造、製造年代等の違う真空管を差し替えてみると音が色々と変化します。自分にとって良い音、好みの音、の真空管を探し求めて、色々なメーカーや年代の真空管を差し替えて試してみる方も多いです。しかし、多くの場合、音が良いとされる真空管は入手が困難で高価です。それならば、取り合えず安い中古真空管で音の傾向を調べてみよう!いえいえ、そもそもそんなに凝ってないので、ちゃんと音が出ればいいので、とにかくやすい物!等々、中古真空管に求められる思いは色々です。いくら中古で安いといっても使えない物はダメなので、販売するには一個一個手間をかけて測定しなければなりません。これが本当に時間が掛かります。暫く使っていなかった真空管の中には測定値が安定するまで10回以上測定するものも多々あります。今回は手持ちの12AX7シリーズを測定しました。ボックスプレートのムラードCV4004からチャイナ製のお安いものまで、更には測定値もオーバー100%から涙の50%アンダー(使えるの?)まで、色々あります。

子ども模型飛行機教室準備中!、、、、、、、の巻き。

2024-01-08 11:37:05 | 日記
毎年、地元の公民館の主催で開催されている 紙飛行機教室(子供模型飛行機教室)は、20年ほど前に私が所属していた 当時の商工青年部の主催で初めて開催され、その後約10年ほど毎年開催されていた「紙飛行機大会」の参加者や模型飛行機仲間が楽しみながらお手伝いをしている「子供と一緒に模型飛行機で遊ぶ教室」です。今年は開催地区の中学校の合併があり、主催の公民館も様々なイベントを開催する際には、今年合併する中学校がある地区の公民館との共催イベントも行われるようになりました。それならば今年の飛行機教室も一緒に開催できたらいいな~~~と勝手に思い、昨年、好評だった 小型スカイホース号 の準備をしています。昨年は準備に時間が掛かるため参加定員を少なくしたので 20機ほどで間に合いましたが、今年、共催予定の地区の方が私たちの地区より子供たちが多いため  予備機も入れて今年は 45機は 用意したい!とこれまた勝手に思い、時間がある時に せっせせっせ と準備作業に励んでいます。私は材料の手配に始まってプロペラのバランス取りや爪部分の加工、プロペラシャフトの加工、ゴム掛けの改良、ゴムの用意、等を担当していますが、リブの製作、竹ひごの加工、組み立て、翼紙のカット、ニューム管のカット、コメタルの補強、更には胴体に使用するヒノキ棒はちょうど良いサイズの物が手持ちに無く、そのため太いヒノキ棒を削って製作?製材?する作業等も有り、そんな作業を私を含めて3人で行っています(誰か手伝って~~~)。飛行機教室は11月3日の予定なのでまだまだ時間がある様に思えますが、数が数だけに準備に時間が掛かるので昨年から作業を始めています。準備作業が一段落したら、今年も 「Uコンの体験飛行」 を子供たちにしてもらいたいので、そちらの準備を始めたいものです。

 

竹ひご職人?、、、、の巻き。

2024-01-07 15:20:05 | 日記
昔ながらのライトプレーンは主翼や尾翼が竹ひごを曲げて作られているものが殆どです。そのため、軽くて丈夫な飛行機作りには良質な竹ひごが欠かせません。そんなわけで、今回製作する B級 秋田号 には、「皮付きの国産竹ひご」を使用します。B級秋田号の図面では翼端部分に向けて、竹ひごをテーパー加工するように指示されていますので、軽量化も含めて、竹ひごの加工をします。強度のある皮の部分をテーパーに加工します。1.8ミリ竹ひごを、皮の部分と身?の部分とに裂いて分けます。その後、ペーパーで厚みを調整し大体1ミリくらいの厚さにした後、カッターをカンナの代わりにして少しづつテーパー加工してゆきます。竹ひご一本といえども、結構な手間が掛かります。最近、昔買った京都産の竹が 見つかり、この竹で竹ひごを作るともっといい竹ひごが出来るので、時間があるときにでも挑戦します。