◇ 接触
競歩の事を少し書きます。
荒井選手が第3位でゴールし、そのあと失格の判定が出され、その理由がカナダ選手への妨害という事です。
しかし、自分はテレビで見ただけなのですが、荒井選手がカナダの選手に抜かれ、そのあとのビデオ見れば真実が分かります。
気がついた方もいると思いますが、一番今回の事を表している場面がありますね。
そこはどこかと言いますと、カナダの選手が荒井選手に抜かれてからの場面です。
普通だと、走行中に邪魔をされれば、体のバランスを少しでも崩すのが普通です。しかし、腕が当たった直後は、カナダの選手はその姿勢を崩しませんでしたね。
むしろ、ビデをを見ると明らかに後ろから来た、荒井選手をカナダ選手が腕で妨害している姿が分かります。
それと、荒井選手が抜き去った後、カナダの選手が体のバランスを崩した姿が、移ってました。
この現象はどういう事かと言うと、レースもゴール寸前に近づき、スタミナも切れてきたのでしょう。
それはどういう事かと言いますと、無理して荒井選手を追い越したのでしょう。
そのつけで、抜かれた後に体のバランスを崩したのです。本人はいっぱいいっぱいだったのです。
それと、後一つ考えられる事は、接触したからバランスを崩したのだと、一瞬カナダ選手は考え体のバランスを崩した、と示したかった可能性が考えられます。
しかし、この姿は不自然で抜かれてから少し経ってから、バランスを崩した格好でした。
普通ですと、接触時点で体のバランスを崩すのです。
明らかに、荒井選手に抜かれて少し経ってから、バランスを崩したのです。・・これは意図的にやった事かもしれません。
しかし、失格の判断が下ってからそのあとが良かったのです。この事は、日本側の抗議の速さが功を奏したのでしょう。
後から、カナダの選手が荒井選手に誤ってきたと言われますが、この事からするとカナダの選手も分かっていたのでしょうね。・・暗黙のうちに選手同士ですからね。
いずれにしろ、スポーツ選手同士ですね。2人とも後味がいいように感じました。