◇ 資質
資質と書きましたが、今回はトップの資質についてを書きます。
人間一人の力は限られています。だからこそ知恵がありそれを使って、八面六臂の活躍が出来る人もいます。(こう書いてすぐわかる人もいるでしょう。資質とは?が)
トップとなる人はそれなりの資質を備えているでしょう。
それがどういう事かと言いますと、采配力です。
采配力は、人の動かし方です。適材適所の人材を活かせるか、にかかります。
昔と違い現在は多様化の時代です。物事は複合的に起っています。いい事も悪い事も。
それに対応する知恵が必要であり、実現する実行力も必要でしょう。
現在、話題になっている豊洲市場問題などは、現状を把握しそれについて原因を究明すれば、自ずと解決策は分かります。常識的な考えを持ち合わせている人であれば。
これなども一人では実現できませんが、采配力によって難しい事ではないでしょう。
この状況は、パターン化されている事案ですが、問題解決には発想力が必要な場合もあります。
問題解決の方法とか、処理方法なども別の面からの解決策も考えられます。(パターン化された方法以外)
しかし、多くの解決策があるがそれに気がつかなくては、采配力は発揮できません。
采配力を活かすには、アイデアを生む人がどれ位いるかです。采配する人の周りにです。
それを探すには采配する人が、気がつかなくてはなりません。(アイデアが生み出せる人かどうか、机上で考えているだけでの人材では、発想力に欠けるでしょう。)
采配者(トップ)は、人材の発掘も資質の条件になります。
現在は、人との絡みで複雑な人間関係があるが、他人の為に尽くすと言う事は、私心を捨てて他人の為に尽くさなくては、本当の意味での采配力は発揮できないのです。・・私心とは我・邪心です。(これを抑えるには、トップとは?と言う事を冷静に考えれば分かるでしょう。)
この事が分からなければ、本来の人間が持っている底力を発揮出来ないでしょうね。
簡単に書きましたが、ブログを読んで下さる方、分かるでしょうか?
言わんとする事が分かる人であれば、基礎的な事は共有出来るでしょう。