◇ あえて苦言~
JR西日本が今日、台車問題で会見。
今回の問題は、担当者の「認識のズレ」と説明。
一連の事をネットニュースで考える限り、担当者の「認識のズレ」で終わりにしない方がいい。
なぜなら、認識は感じる人によって考え方・受け取り方が違う。
まず第一に、自分達はどういう職場に従事しているか?真剣に考える事が必要だろうね。
今回の事案は大事に発展しなかったからよかったが、仮に台車が破損し大事故に繋がっていたらどうだろうか?
その結果は、大惨事になっていた。・・この事をよくかみしめる必要があるね。
では?どうしたら同じような事が起こらないようになるか?
人間の五感は大変敏感だと言われています。担当者の方が異変に気が付いた事から分かるように、列車の異変には気が付いていましたね。
しかし、その感情は人によって受け取り方が、違います。
自分事で言うのは変ですが、危険予知には人一倍気を使います。それからすると列車の異変に気が付いた時点で、運行を止め調査します。なぜなら?お客さんを扱っているからです。そこの所の自覚があるかないかの差です。
自分だけの問題でしたら、自分が影響を受けるだけですが、他人様が係わると別次元の問題です。
自分達は、お客さんの大事な体(命)を運んでいるんだ!という自覚ですね。ここの所が薄れていたのか、最初からこの心構えで仕事をしていなかつたのか?です。後者であれば会社(JR西日本)の社是が方向違いだったのです。
この商売は、安全に定刻の時間までに、お客さんを運ぶ商売ですからね。第一の社是はここの所が一番大事でしょう。
それを完遂する為には、どうしたらいいだろうか?・・という段取りになるのです。
それから物理的な対策を施すのが手順です。
それと、人間の感情は個人差があります。その個人差を補うにはどうしたらいいだろうか?・・と考えます。
異常に気がついた時点で、運行取りやめの徹底を図る事です。これは、必須です。
次は、物理的な対処方法です。
目視検査には限界があります。打音検査でもいいでしょうが、その域までに達するには、日が暮れます。
前段のブログに書きましたが、X線検査方法も一つの方法でしょう。兎に角、検査方法が一定していて、機械的で確実な検査方法を講じる事が必要です。
簡単に書きましたが、一番は自分達はどういう仕事に従事しているかの認識で、後の対応が変わります。
どういう仕事に従事していても、「真剣」さが必要でしょう。
仕事、仕事で使命は違うでしょうが、仕事に対する感謝が必要でしょうね。それが分かるようになれば、大事に発展しないでしょう。
このブログを、JR西日本の幹部の方に見せる事が出来る方は、見せてあげて下さい。