◇ ブーメラン~
国会が騒がしいのでどうしたのか?とネットを調べた所・・
現在、国会では「裁量労働制」の件で騒いでいるのですね。
最も、国会議員は現場(会社等)の事など素人の人が殆んどでしょうから、てんやわんやするのでしょう。
それをアドバイスする人や関係する人も、机上の仕事(現場経験ない人)が多いので収拾がつかないのでしょう。
一言で書けば、現場(直接業務)と間接業務に分けられます。
直接業務は物を作り出す人。
間接は管理や設計する人。(この業務側は、企画や設計で会社の運命を握っています。と言うより物を作り出す人と、設計する人の意思疎通が重要です。)
会社は、全員が協力し合えば発展すると言う事です。基本です。
裁量労働制は会社によって、考え方が違うでしょう。会社によって取り決めが違います。当然です。
自分は現場も経験しましたが、そのあと個人設計事務所で機械設計の仕事を経験しました。自分事ですが・・
それからすると、現場は時間から時間まで働けば成果が分かります。しかし、現場の上司は一般従業員と違い、お金にならない残業をする場合もあります。これは上司として当然と思っているので、問題にならないでしょう。
問題は間接業務の方です。自分のように個人で設計を受ければ、成果主義で良いのですが、会社勤めの設計業務や管理・企画する人がどれだけ成果を挙げているかです。
この事は大企業であろうが中小企業であろうが、同じでしょ
う。
それと、現場ではある程度助け合う事が出来ますが、間接業務の方では個人の能力が左右し、個人差が出ます。特に開発や設計関係では。特に、専門職(設計等)に携わる人は、個性的な人が多いのです。・・だから設計や開発に向いている所もあるのでしょう。
その場合、一昔前であれば会社に残って仕事をしていれば(会社にいた時間)、残業代がもらえたのですが、現代では状況が変わってきたのでしょう。企業も国際競争力等で大変でしょうから。
では?・・間接業務関係の時間業務と、成果をどうするか判断ですが、この基本は会社やその会社の業務によって、違うでしょう。
多分、この事がネックになっているのでしょう。
会社や業務によって決め方が違うので、ここには書けませんが逆にこれらの部署は、協調性が生まれる可能性があるでしょう。
それはどう言う事かと言いますと、仕事の割り振りを考えればいいのです。
それには、リーダーが重要となり仕事を任せる場合、横の連携が計れるような仕事配分ですね。
例えば、設計などは一人の人にその部分を任せるのですが、それには時間・日数が掛かるのです。個人の考えが反映され個性が出ます。
そうすると個人差が出来、遅い人・速い人が出来ます。そうなると、遅い人はどうしても残業などの時間外に入ります。しかし他の人が同じ事をやっても、早く終わるかもしれません。能力には差があるからです。
今まではそうでしたが、これからは強調(協力)作業方式を取れば良いと思います。
それはどういう事かと言うと、ある程度の段階まで其々が担当し(其々得意な分野に配分する・・そこまでリーダーが決める。)その決めた所で再度仲間が集まり、其々仕事を再配分する。その繰り返しを適切に行えば、チームの輪が広がり担当者が欠勤したり、留守にするような状況下でも、仕事は完成します。
そのような体系にしておけば、無駄な時間も減らせるしみんなが一緒に退社できるでしょう。
1人が欠けても変わりの人が補佐し、共通の知識を共有していますから、仕事はスムースになるでしょう。
裁量労働制でどこまで「みなし労働時間」かと決めるより、最初の基本時間は8時間と決める。
その時間内で仕事を完了させるにはどうしたら良いか?というステップで仕事にかかる体制にする。チームで。
ある人は時間がかかるでしょう。しかし、チームが協力体制を敷いておけば、足らざる所は補え合えば事案(仕事)に対して有効に使え、会社も利益が出るでしょう。
その成果は、チーム全体の成果とし平等に報奨金として出せばそのチーム全員がハッピーではと思いますね。(会社勤めの年数に応じては多少の差が出るでしょうけど、報奨金を平均に分配すればチームの輪が強くなるでしょう。そうなれば、会社にすれば益する所が多いです。)
仕事のレベルが平均的に上がり、誰かが休んだとしてみんなが共有しているレベルである為補え、滞りなく仕事が終わります。
簡単に書けば、間接的業務はチーム全体として仕事に取り掛かると言う事ですかね。
※ 今回のパシュート競技と同じですよ。日本チームは個人・個人の力はオランダに及ばなかったが、団体としての力が上回ったと言う所ですかね。だからオランダに勝てたのでしょう。
これと同じ考えで、間接業務の仕事のやり方を改革する事が重要でしょう。・・現場もそれに準じてない所は、取り入れる事ですね。
これからの日本企業の姿勢とは。世界の競争力に勝つためには、スケートの方式を取り入れる事ですね。
それと、無駄な国会時間を早く終わらせ、専門的な所は実際の経験者の協力を仰ぐ事です。
机上だけの人より経験者に協力を仰ぐ事です。それが会社でも国でも発展する鍵でしょう。
注・・経験者でもそれ(会社や国を発展できる力のある人)を生かせる人と、そうでない人がいます。そこは判断でしょう。
この考えは、全般に通じます。裁量制労働制を考える事に限りません。
しかし、この問題は旧民主党時代からの産物だとか?ブーメランでしょう。
いい加減、野党は無駄な時間を国会で使わず、日本に置かれた他の事案に目を向けてくれ。与党も。