
ハロウィンが終わり11月に入ると、日本ではあちらこちらでサンタやツリーが飾られ、
クリスマス商戦が始まります。
しかしアメリカではまだクリスマスの飾りつけは始まりません。
その理由はクリスマスの前にとっても大きな祝日が待っているから!

その重要なお祭りこそ「感謝祭(Thanksgiving Day)」なのです。
◆感謝祭(サンクスビギングデイ)の起源は?

◆ 写真の一部は借り物です。


感謝祭のそもそもの起源は1621年(江戸・徳川秀忠・将軍時代)、イギリスからアメリカに
移住したピルグリムたちがアメリカでの初めての収穫を神に感謝し、冬を越す知恵を授けて
くれたネイティブアメリカンを招待して祝宴を催したことに由来しています。



この最初の感謝祭のちょうど一年前の1620年9月、ピルグリムを乗せたメイフラワー号は
イギリスを出発し、2ヵ月間の苦しい航海の末にアメリカに到着します。
しかし新天地で彼らを待っていたのは厳しい冬。満足に食べ物もなく、最初の冬を越す間に
多くの仲間を失います。



そんな彼らを救ってくれたのが先住民のネイティブアメリカン。
彼らの知恵のお陰でピルグリムたちは次の冬を充分越せるだけの収穫を得ることができたのです。




ネイティブアメリカンに感謝を捧げるため、ピルグリムたちは彼らを招待し、丸3日間の祝宴を
行いました。長いテーブルに七面鳥や野菜が並べられ、感謝の祈りが捧げられます。





そしてピルグリムとネイティブアメリカンたちが手を取り合って歌ったり踊ったり。
これがアメリカの感謝祭のお決まりイメージです。
