今日は、みやざき若者サポートステーション主催による「発達障害についての勉強会」に参加しました。
今日のこの勉強会のことは、是非ブログ等でも発信していただきたい とのことでしたので、
書かせてもらいます。
午前中は、冠地情氏と山田祐一氏による講演会。
そして、午後からは、会話によるコミュニケーション能力向上ワークショップ「
イイコトサガシ」、そして茶話会
という流れでしたが、
私は、午前中のみ参加させてもらいました。
講師の先生の紹介を転記します。
冠地情 氏:東京都成人発達障害当事者会「イイトコサガシ」を立ち上げて、全国各地で「イイトコサガシ」ワークショップを 50回以上実施している。これらの活動はテレビや新聞でも数多く取り上げられている。
山田祐一 氏:
熊本県発達障害者当事者会「Little bit」顧問相談員・代表代行。障害学生パートナーシップネットワーク代 表。保育士、教員免許、社会福祉士、精神保健福祉士など多彩な資格を持ち、発達障害者の代弁権利擁護活動に も取り組んでいる。
感想は、一言でいって、
「参加して良かった」
と思いました。
私は、今まで ”障害”に対して、どこか偏見を持っていたのではないか と反省したし、
ずっとずっと悩んできたことが、
何か解決の糸口が見いだせた気がして、とても嬉しかったです。
そして、このような活動をされている人たちと出会う機会がつくれて、ほんとにうれしかったです。
「イイトサガシ」から始まる人間関係は、
相手を受け入れようとすると・・・
相手も受け入れようとしてくれる。
発達ワールドを冒涜しない5か条
・「普通こうでしょ?」という決めつけ
→「なぜそう思った?」「どう感じる?」 【相手の価値観の確認】
・「察して欲しい」「察するべきだ」「空気を読め」という圧力
→「「~してほしい」「~してほしくない」 【柔らかな意思表示】
・「それくらいたいしたことない」という軽視
→「どういうことが苦しいの?」 【異なる感受性の受容】
・「相手の気持ちを考えろ」という一般化した「やさしさ」強要
→「貴方は今何を考えている?」 【相手が真に求める優しさ】
・「いいわけするな」という、真実から遠ざける一方的な断罪
→「どうしてそうなったの」 【原因と改善策を共に考える視点】
私は、今まで、禁止ワードをたくさん並べてきたんだな と思いました。
これを機会に、もう少し踏み込んで、
正面から向き合ってみて、
前に進んでいこうと思います。
資料をたくさんもらった中で、
何が良かったかというと、
「気軽に、メール、電話ください」と書いてあって、
メルアドや、電話番号、スカイプIDまでも記されていたこと。
通常、講演会とかに行くと、
講師の先生と直接お話しする とかできないですよね。
以前、某O高校の家庭教育学級での子育て講演会後、
息子の登校拒否(結果的に休んだのは三日だけだったけど、つらかった)
のことでちょうど悩んでいた私は、終了後講師の先生が目の前にいらしたので、
話しかけたことがありました。
でも、その時
「それは、学校の先生に相談してくださいね」
って冷たい一言だけで、突き放されました。
涙が出てきて、一人で泣きました。
今は、思い出だけど、
そんな感じで、一人で悩んでいる人、きっとたくさんいるんだろうな って思います。