プロ野球改革元年の目玉とも言えるセ・リーグ球団とパ・リーグ球団の史上初の交流戦が実現しました。いつも戦っている相手とは違う相手と戦うということで色々微妙に心理面にも影響したようですね。オリックスと戦った中日の川上投手は「パ・リーグの選手は僕のことをあまり嫌がっていなかった」と発言し、いつものセ・リーグの球団との戦いでは、すでに戦う前から心理的に優位にたっているといるということを示唆しました。逆に、そういう先入観を持たず、無心で戦ってくる相手はちょっと・・・ということでしょう。中日と同じくリーグトップを走るロッテの守護神・小林雅も横浜相手に今季初の救援失敗をしてしまいました。勿論雨の影響もあると思いますが、横浜打線が難しく考えず、無心で向かっていったのも事実。サヨナラヒットを打った村田選手も「併殺でも良いから直球を思いっきり振ろう」とだけ考え、いい結果に結びついています。
中日と戦ったオリックス、日本ハムと戦った阪神は、レギュラーの捕手に代え、過去に対戦相手球団に所属したことのある捕手を起用して共に見事に勝利しました。おそらく大半の捕手は初戦ということもあり、打者の得意・不得意な球種・コースなど様子を見ていたということもあったでしょう。また、自軍の投手のいいところを引き出そうというリードが多かったんじゃないかと予想できます。それとは逆に、オリックスと阪神は、捕手の頭の中に対戦相手のデータが入っており、それぞれ中日を0点、日本ハムを2点に抑えるという普段のリーグ戦と変わらない勝負にこだわったリードができ、成功したのではないかと思います。対戦相手の打者に「知られている」という怖さも与えたかもしれません。
両リーグの首位球団が破れ、全体的にまだ様子見の様相が強かった交流戦初戦でしたが、まだまだこれから。オールスターや日本シリーズ以外では見られなかった個人の戦いに加え、チームとしてどう交流戦の戦いが変わっていくかも楽しみです。
中日と戦ったオリックス、日本ハムと戦った阪神は、レギュラーの捕手に代え、過去に対戦相手球団に所属したことのある捕手を起用して共に見事に勝利しました。おそらく大半の捕手は初戦ということもあり、打者の得意・不得意な球種・コースなど様子を見ていたということもあったでしょう。また、自軍の投手のいいところを引き出そうというリードが多かったんじゃないかと予想できます。それとは逆に、オリックスと阪神は、捕手の頭の中に対戦相手のデータが入っており、それぞれ中日を0点、日本ハムを2点に抑えるという普段のリーグ戦と変わらない勝負にこだわったリードができ、成功したのではないかと思います。対戦相手の打者に「知られている」という怖さも与えたかもしれません。
両リーグの首位球団が破れ、全体的にまだ様子見の様相が強かった交流戦初戦でしたが、まだまだこれから。オールスターや日本シリーズ以外では見られなかった個人の戦いに加え、チームとしてどう交流戦の戦いが変わっていくかも楽しみです。