シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子が、恩師の小出義雄代表との決別を発表しました。高橋選手は「自分の競技人生はあと2、3年。最後は断がい絶壁の環境で、100%自己責任で、自分を奮い立たせたかった」「監督のおかげ、監督のせい…。いつも温かい戻る場所がある。甘えがあった」として、今まで小出代表に依存していた「心の甘さ」を排除して、自分の力だけでどこまでできるかということに挑戦するということのようです。
僕は高橋選手がここまでの選手になったのは小出監督の指導力の賜物だと思いますし、実際のレースでも結果を出し続けることができたのは小出監督へのゆるぎない絶対的な信頼があったからだと思っています。多くのアスリートは、自分への信頼、自分を信じること=自信によって競技成績が大きく変化してくると思いますが、この点、高橋選手は自分というよりも小出代表という人に信仰に近い絶対的な信頼をよせて、自信に変えていたように思っています。選手生活も最終盤にかかった高橋選手が退路を断ち、強い決意で独立した今後を興味深く見守りたいと思います。
僕は高橋選手がここまでの選手になったのは小出監督の指導力の賜物だと思いますし、実際のレースでも結果を出し続けることができたのは小出監督へのゆるぎない絶対的な信頼があったからだと思っています。多くのアスリートは、自分への信頼、自分を信じること=自信によって競技成績が大きく変化してくると思いますが、この点、高橋選手は自分というよりも小出代表という人に信仰に近い絶対的な信頼をよせて、自信に変えていたように思っています。選手生活も最終盤にかかった高橋選手が退路を断ち、強い決意で独立した今後を興味深く見守りたいと思います。