金華山黄金山神社 平成ニ十五年度 癸巳歳 御縁年大祭 開運干支財布
昨日、地元の氏神神社に御参拝に参りましたが、市内の老人ホームの職員の方や入所者の
10名前後の方々が、雪が降るお足元が悪い中、必死にご参拝されている姿を見かけました。
老人ホームの恒例の行事であったのか?入所者の方々の御希望であったのか?は存じませんでしたが、
自宅の住居を離れて、日々の生活をされておるであろう方にも関わらず、信仰心を絶やさないようにする、
又、心の拠り所にされている姿勢は、私達健常者の人達も見習うべき姿であると考えています。
本年の干支、「巳」とは、植物に種子が出来始めている時期を表すと考えられています。
原字は胎児の姿を描いたもので、冬眠から目覚めて地表に背出た姿です。
生命力が強く脱皮を繰り返す、その姿から死と再生のシンボルでもあり、財運、子宝成就、安産の神として
日本各地の神社、仏閣で奉られており、特に、「白蛇」は神の遣いとされ古くから崇められてきました。
昨年の干支の「辰」「龍」が天から翼を外し地上に降り、今年の干支「蛇」「巳」に変化したとも考えられます。
今年は、日本神道において20年に一度の最大の祭り、第62回 神宮式年遷宮にあたり、日本人の総氏神とされる
天照大御神様が、内宮にて新しい社殿に移られ、外宮や御装束神宝も新しくされます。
又、巳年の御縁年として、一般的に知られている、弁才天(仏号 辯財天)(神道 市杵島姫神)の使者が
蛇(巳)である事から、12年に一度の御縁年大祭が予定されている神社、仏閣 も全国に多数あります。
五大弁才天が奉られている、東北地方では、宮城県金華山黄金山神社、山形県出羽三山の湯殿山の奥の院
にも、蛇(巳)が御縁とされていますので、時間の許す限り、祭りの参加をさせていただきたいと思っています。
私事、地元の氏神様や崇敬神社として、伊勢神宮、道開きの神の猿田彦神社、未年生まれの産土大神の八坂神社、
神生みの神、伊弉諾大神様の熊野速玉大社、伊邪那大神様の熊野那智大社、神仏習合のお山、出羽三山大神様の
出羽三山神社、月山神社、湯殿山神社 に毎年御祈願し、自宅の神棚に神札をおまつりしております。
伊勢神宮では天照大御神様の神宮大麻、八坂神社では兄弟神の素戔鳴尊、月山神社では月読命の御祭神札です。
日本神道の教えに、日常の生活をしていると、気のエネルギーが段々と枯渇し、気が枯れる→気がれ→穢れ へ
と人間は変わっていき、その気(魂のエナジー)を、大神様に罪穢れを祓って頂き、穢れる前の充分に気合いに
満ちた状態の身に、回復していただける御神徳があると考えられています。
身→巳→み に満ちた年として 今年の御縁年に、全国民が成就出来ます様、御祈願を致したいと思います。