自動車を運転される方であれば、何処かで『ヒューマンエラー』
と言う言葉を聞いたことがあると思います。
例えば、自動車事故などの際、機械的な欠陥で(ブレーキが突然
壊れた。タイヤが突然破裂した。勝手にエンジン回転数が上昇し
急発進してしまった。)突発的な事、自分自身の操縦ミスではな
いが、発生してしまった原因究明は難しい事ですが、、原因が人間
の判断ミスによって引き起こされた事故災害等を、一般的には
ヒューマンエラーと呼ばれています。
寝不足やぼんやりミス、うっかりミスなどだけでなく、一番の大変困る
事と言えば、間違った知識を正当だと判断(勘違い)してしまっている事です。
信号や交差点、優先道路、等のルールを、免許取得当初は、ルールを理解
していた?ハズですが、又は、入社したて当時は、マニュアル通りに作業を
進めていたが、時間と共に、順番を省略する、自分なりにやりやすい方法
スタイルに変更してしまい、標準の手順を忘れてしまった場合などあります。
個人的な経験ですが、最近(全て、50代から60代位の女性が運転される車)
が、意図的な暴走ではないのですが、道校法から外れている運転行為を
されて、ヒヤッとするケースに、立て続けに遭遇いたしました。
今時期は大寒でありますので、道路は路面凍結状態であり、そんな中、夏場
の様に、怖いもの知らず?の様に、運転していた方々が、前の方で追突、後ろ
でスピン、横から進行して来て曲がりきれずに、縁石を超えて他の車両に激突、
バック時に勢いがありすぎて、道路脇の田んぼに転落、所謂、「前から、後ろから、
横から、斜めから」状態での事故を、この2週間の間に、リアルに直前から現場で
見てしまう事になりました。(因に私は、何の被害をありませんでしたが)
『安全という事に、残念ながら人間は忘れてしまう。それなので安全第一を言い
続けなければならないのです』と聞いたことがありますが、近道行為、省略行為、、
ではなく、基本に戻り、急がば回れで、急ぐ時、あせる時にこそ、ゆっくり確実に
判断、行動してほしいと思います。