見て、初めてしった。
マイケル・ウェザリーが出演ドラマ「NCIS」で、
Dマッカラムの役は解剖をする監察医と思う。
「刑事モース」でも出る「2時でいいですか」といつもいう(笑)
日本でもドラマであるか・・見ていないので知らない。
このドキュメント、ドラマとは違う世界があった。
日本の現実。ここまでひどい、警察、検察の力が強いとは・・
法医学者の立場もよく知らず、興味深いドキュメントだった。
千葉大学法医学部、1遺体3時間かけ解剖する。
しっかりみないと。冤罪、犯人を見逃す、放置されてしまう。
警察は3時間は遅いという。年400遺体くらいを解剖する。
もっと早く安く解剖してくれる、大学を探すといわれてもいる。
旭川医科大学、法医学者、女性。
女性法医学者は全国9千人の医師で、数人しかいない。
カトリック信者か、日曜にお祈りをしている。
心が癒されるという。
日本では東大法医学教室が日本で一番古い。
そのトップが語るある事件。
解剖するかは警察の検視官が決める。
法医学者はそれに従うだけ。
予算、医師を増やしてと長く要望を出しているが、国はなにもしない。
遅れている状態が続く。
警察との関係が難しい。警察は裁判に勝ちたいがある。
証言で弁護側についているように見られると、
その法医学者、大学に依頼がこなくなることがある。
法医学者の証言が裁判で都合よく、編集されることもある。
日本の裁判は暗黒裁判という海外の人もいるくらいだ。
法医学者の解剖が重要にされず、他の解釈になることもある。
間に警察が入り、法医学者はその後にいるという感じだった。
このシステムがいやで、海外へ出た法医学者がいる。
元は東大にいたが、新婚旅行でホノルルへ。
偶然、監察官の募集があり通った。33歳。
もう20年以上ホノルルで監察官をしている。事件が多い米。
完全に独立機関、年、3500遺体を解剖する。
ホノルル、24時間体制、医師3名、捜査官11名。
警察の捜査官とは違う。
警察より先に現場に入り、状況をみて他殺、自殺を判断する。
そこまでが仕事。凶器くらいをいうことはある。
死亡推定時刻、日本では需要視されるが、
米では根拠は薄いとされている。
監察官は中立な立場。客観的な存在であると、
検事も語る。米と日本の大きい差を感じる。
日本の実際の殺人事件をあげ、法医学者はどうとらえたか
なども詳しくあった。
地味だが、ほぼ知らない世界、ドキュメントだった。
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