雑誌を整理していて、この事件があったので、少し。
昨年か、私が犯人です、という小説も出たが
あまり話題にならなかった。ポプラ社刊行。
事件、68年12月10日、東芝のボーナスを積んだセドリックが府中刑務所
北の道路で、偽白バイ警官に停車を命じられ、
爆弾がしかけられているので、調べる、と
車の銀行員4人をおろした。
ダイナマイト!だ、下がって~
わずか3分で、車ごと去ってしまった、という技の事件。
けがもなく、現金は保険が二重にかけられていたので、
損害は発生していない。
事件の二日後、重要参考人のS少年があがる。
これは知らなかったな~
検挙歴があり、父は現役の交通指導隊隊員で、白バイに詳しい。
Sの家をはりこんだ。
現金輸送車を襲撃すれば
一人300マンになるなど彼が話していた仲間がいた。
ところが15日深夜、父と大喧嘩をし、Sは青酸カリで自殺してしまう。
車にいて、目撃した銀行員も遺体をみて、似ているという。
証拠がない。
その後の調べで、理由は他の事件がらみだが、
S少年は当時、鑑別所にいたことがわかり、真犯人ではないことがわかった。
それを調べたのは、68年、吉信ちゃん事件を担当した平塚八兵衛だった。
事件の年に新聞記者になった大谷昭宏は、
語弊があるかもしれないが、
3億円事件は、戦後犯罪の芸術品、と言えるでしょう。と。
確かに。
犯人は、生きているのかな~80代。
経過をみて、海外へ渡ったか~
それとも、日本で、優雅にくらしているか~
意外と早く死んだか~
10年に1回くらい、多額のお金の落とし物があるが
それはもしかして~
あ、ないか、お札の番号控えているだろうし、
老人で、裕福、普通にくらしているのかな~
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