22年刊。文庫。500ページ、何かで借りた。
文庫は字が小さく、ミステリーで500か~
老眼には、考えた。やめようかと・・
著者は知らない。仏の作家。
76年生まれ、外食業界勤務、その後作家へ。
これが初翻訳のよう。3冊目。
仏のミステリーはPルメートルを2冊は読んでいる。
英、米とは違うムードあり。
初め20ページ読んでみた。読みやすく、いいかも~
人物もとても多くはない。映画化するといいか~
結局3日で読了。魔王とはゲーテの「魔王」から。
ゲーテの詩が何回も出る。
不思議な展開のミステリー+精神科系+微ホラー、
書くとネタバレになる。
初めは精神科医の授業から。
そして仏女性記者が、畜産場に取材に行くシーンへ。
後半、精神科医がまた登場。「心の避難所」という言葉が残る。
誰でも、トラウマがあると逃げ場を作る。
それが現実と区別がつかなくなることもある・・
1949年と86年の話にわかれ、交互に展開される。
戦争中。仏にも1つ、アーリア人の子どもを増やす
施設があった、と。これは何かで読んだ記憶。
戦後すぐと86年。つながりは?
ラストも精神科医の授業で終わる。
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