3年前の新書。
田原が2つ年下、85歳。ともに西地方生まれ。
対談なので読みやすいが、半分くらい
五木が勉強した仏教の事で、難しさもあった。
〇目次から~抜粋して
小国民の戦中戦後
天皇制は日本教である
宗教は人類最大の発明家
あの世について考える
死ぬまで現役・朝まで仕事
朝生は30周年。長く続いているね。
五木も日刊ゲンダイのコラムがギネス登録、
1万回達成。
TV金沢で週1の番組を30年している!
80代、お元気でお仕事の二人。
田原は寂しがりやで、しょっちゅう電話をかけまくり
電話魔と言われている。(笑)わかる~
五木は孤独が好き、肉親、親族、友人も少ない方がいいと思う。
電話も5年に1回(笑)
かけないし、出ない。
これは引き揚げ体験が尾を引いている。
前の本にもあった。
保守、右翼の時代がきた。
安倍は右翼なので靖国参拝をする。
本当は公式参拝をしたい気持ちがある。
五木は平壌で終戦を迎える。13歳。
寝ているとロシア兵が女をよこせ、という。
選び行かせる。
女性たちが、ぼろくずになり帰ると、
母たちは子供に、女にさわっちゃいけない。
病気がうつる、と平気でいう。
その一言がショックだった。
レイプも普通にあり、妊娠して生み赤痢で死なすより、
誰かに預けて日本へ帰った方がいいと考える母がいた。
その斡旋を13歳の五木はした。
欲しい人と交渉、お金と交換する。
女衒の役だった。その時の思いは今も記憶に残る。
家族制度が復活してきた。
菅になり共助、という言葉も。
本は3年前だが予言的。
五輪も日本選手は、出るとまず家族などに感謝するという。
海外は違う。個人で出ているから。
日本はみなで戦った五輪となり
指導者含め、家族との一体感が強い国だ。
仏教の事は、私は不勉強でわからない事が多かった。
詳しい方は読むと興味深いだろう。
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