銀の人魚の海

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われらマスコミ渡世人 五木寛之 田原総一朗

2020-10-09 | 本、雑誌

3年前の新書。

田原が2つ年下、85歳。ともに西地方生まれ。

対談なので読みやすいが、半分くらい

五木が勉強した仏教の事で、難しさもあった。

〇目次から~抜粋して

小国民の戦中戦後

天皇制は日本教である

宗教は人類最大の発明家

あの世について考える

死ぬまで現役・朝まで仕事

 

朝生は30周年。長く続いているね。

五木も日刊ゲンダイのコラムがギネス登録、

1万回達成。

TV金沢で週1の番組を30年している!

80代、お元気でお仕事の二人。

田原は寂しがりやで、しょっちゅう電話をかけまくり

電話魔と言われている。(笑)わかる~

五木は孤独が好き、肉親、親族、友人も少ない方がいいと思う。

電話も5年に1回(笑)

かけないし、出ない。

これは引き揚げ体験が尾を引いている。

前の本にもあった。

 

保守、右翼の時代がきた。

安倍は右翼なので靖国参拝をする。

本当は公式参拝をしたい気持ちがある。

 

五木は平壌で終戦を迎える。13歳。

寝ているとロシア兵が女をよこせ、という。

選び行かせる。

女性たちが、ぼろくずになり帰ると、

母たちは子供に、女にさわっちゃいけない。

病気がうつる、と平気でいう。

その一言がショックだった。

レイプも普通にあり、妊娠して生み赤痢で死なすより、

誰かに預けて日本へ帰った方がいいと考える母がいた。

その斡旋を13歳の五木はした。

欲しい人と交渉、お金と交換する。

女衒の役だった。その時の思いは今も記憶に残る。

 

家族制度が復活してきた。

菅になり共助、という言葉も。

本は3年前だが予言的。

五輪も日本選手は、出るとまず家族などに感謝するという。

海外は違う。個人で出ているから。

日本はみなで戦った五輪となり

指導者含め、家族との一体感が強い国だ。

 

仏教の事は、私は不勉強でわからない事が多かった。

詳しい方は読むと興味深いだろう。


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