13年、英、南ア。
イドリス・エルバがマンデラ役。
BBCドラマ「刑事ルーサー」が大好き。イドリス主演のマンデラ、
初見。ちょっと長いが、南アの歴史、マンデラの人生を描いた映画。
10年のルーサーより痩せている。目はパッチリ二重。
42年ヨハネスブルクから始まる。
黒人、白人、完全隔離政策。アパルトヘイト。
ANCアフリカ民族会議は、武力はせず自由を求める組織。
マンデラはその指導者。初めの結婚は不在がちが理由で離婚。
2回目はウィニー、ANC関係で知り合う。
南アの先住民衣装での結婚式が映る。穏やかな日。
娘が生まれ、彼女ものちに闘争家になる。
マンデラたちは逮捕され、死刑になるのでは?
終身刑になり、島に流される。待遇がひどい刑務所。
一生ここでか?皆、独房に入れられ、砕石作業の日々。
マンデラが獄中になると、無差別虐殺、暴力、闘争が広がる。
市民が10人単位で背中から銃殺される。
武力闘争へと追い込まれ、当然のように殺し合いが続いた。
子供たちも容赦なく殺害。白人への憎しみだけでなく
黒人同士も殺しあった。
マンデラたちは長い拘留に耐え、ケープタウンへ移送。
仲間と同じ部屋にやっとなれる。
待遇がよくなり、85年条件付きで釈放。
27年の投獄生活が終わる。
政府はマンデラに何とか、黒人たちをまとめて
もらいたかったもある。このあたり歴史的背景は複雑だろう。
90年2月完全釈放。妻はまだ武力にこだわり思考が合わず離婚。
94年4月、市民投票での初大統領に。70代になっていた。
長く孤独な27年間の投獄の道も歩いた。
アパルトヘイト政策は93年に全面廃止された。
ノーベル平和賞などを受賞。
南ア出身の作家、クッツアーはノーベル文学賞受賞。
小説を思い出す。
石採掘で肺を病み、ガンにもなったが95歳まで生きた。
映画化は4本。これで3本見た。
- 『マルコムX』(1993年)
- ラストシーンに本人が友情出演し、マルコムXの最も有名な演説「我々は宣言する。今、この日、この瞬間、我々は人間存在を取り戻す。いかなる手段を使っても!」を教室の小学生たちに教える。
- 『マンデラの名もなき看守』(2007年)
- 監獄に入れられたマンデラと看守の交流を描く。マンデラ役はデニス・ヘイスバート。
- 『インビクタス/負けざる者たち』(2009年)
- 1995年に南アラグビーチームがワールドカップに優勝した話の映画化。マンデラ役はモーガン・フリーマン。
- 『マンデラ 自由への長い道』(2013年)
- 自伝の映画化。マンデラ役はイドリス・エルバ。
ネルソンマンデラ(1918年7月18日 - 2013年12月5日)は、
南アフリカ共産党中央委員、アフリカ民族会議議長(第11代)、下院議員(1期)、大統領(第8代)を歴任。
若くして反アパルトヘイト運動に身を投じ、1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受ける。27年間に及ぶ獄中生活の後、
1990年に釈放される。翌1991年にアフリカ民族会議(ANC)の議長に就任。
デクラークと共にアパルトヘイト撤廃に尽力しながら、1993年にノーベル平和賞を受賞。
1994年、南アフリカ初の全人種が参加した普通選挙を経て大統領に就任。
民族和解・協調政策を進め、経済政策として復興開発計画(RDP)を実施した。
1999年に行われた総選挙を機に政治家を引退した。
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