銀の人魚の海

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CASE17 不吉な収穫祭 ジョアンの病は?

2019-07-13 | 刑事モース オックスフォード事件簿

 

初め、モノクロ。

62年の交通事故、男性が対向車をよけきれず死んだ?

5年後へ飛ぶ。

モースがクラシックの合唱を聞いている。

この回は、ブラムフォードという、

ちょっと不気味な田舎の村の伝統行事と原発の話。

この時代のガイガーカウンターも映る。

タロットカード占い、初めにカードをめくるカットがでる。

原発がある、日本なら福島の町という感じかな~。

警視正は無事に治療が終わり復帰した。

考古学発掘中、遺体が発見、それは大昔のだったが

そこに眼鏡、最近のものが落ちていた。

なぜ?

サーズデイは眼鏡が気になり調べるという。

モースは死体もないのに?といぶかる。

植物学者マシューが、長く行方不明になっていたからだ。

村は、秋分のお祭りの準備で忙しい。

祭りの踊りは衣装などが、奇妙。

マシューの捜査は州警察がしたが、未解決のまま、

62年秋分の日に失踪した。

州警察だと、いいかげん、とサーズデイがいう。

もう一度市警で調べよう。

モースは手がかりもないので、近い原発発電所の人にも会おうと、行くが

許可がとれず入れないで引き返す。700人勤務しているので

何か、知っているのではないか?

ストレンジは、モースにロンドンへ移動はどうか?という。

試験も没にされたしな~

モースの部屋がめちゃくちゃに荒らされていた。

サーズデイは、その部屋にジョアンの写真があったのを知る。

裏に住所が書いてあった。

4月11日はジョアンの誕生日だった。

村の医師が登場、妹と住んでいる。

妹は5年前に失踪者の車をみた、と今さらのようにいう。

マシューはアンチ原発者だったことがわかる。

サーズデイはモースの部屋の写真裏にあった住所を見て、

娘ジョアンに会いに行く。

男がいるとわかる。

娘に戦争から戻り、どれほど苦労したかを話す。

ジョアンに、ホントにこんな生活でいいのか?

お前の居場所はここでいいのか!

パパの人生ではない、私のよ。

父はいろいろいい、問いただす。

娘はまたかと感じる。

父は不倫相手の男、レイと出会う。

レイが帰るまで待ち、彼をぼこぼこ殴る。

二度と娘に近づいたら、殺す、という。

レイは警察にいう、と。

サーズデイは、俺が警部だ!!

父は強い、血だらけになったレイ。

暴力で脅す強い父。爽快感あり。

モースはオックスフォード新聞

女性記者フラジルの取材同行で原発内へはいれた。

施設をみる。

モース、外の空気がすいたく、車から降り草原に寝転ぶ。

ロンドンへ移動しようかと考える。かかしがあり

みると、そのジャケットは?

ポケットにタロットカードがあった。

村の奥に住む、おばあさんを訪ね、
 
タロットカードで占ってもらう。
 
ゴールは死だがモースではない~など。
 
モースは警視正に、ロンドンへ行くつもりだと話す。
 
自分できめなさい、優秀な君を失うのはつらいが~
 
当時乗っていたマシュー博士の車が、ある男性の納屋で発見された。
 
医師の妹の話は嘘だった。博士と付き合い初めていた。

モースが帰宅するとジョアンが来ていた。
 
モースは、少し話、様子をみて、いきなりプロポーズする。
 
結婚しよう!
 
ジョアンは、
 
同情しないでという。
 
ロンドンの話をすると、ロンドン警視庁へ!
 
大出世ね~ジョアン。
 
このあたり、モースは、女性に対し、うまくできないのよね。
 
そこが良さでもある。
 
モースはジョアンに、缶に入れてあるお金を、使ってと渡す、
必ず返すわ、という。
 
その後、ジョアンの階段をあがる姿は、お腹が膨らんでいた。
これは8月4日に、詳しく記載。
 
マシューの遺体が見つかり多量の放射線がでた。
 
バーグリー?教授は、放射線がもれた事を隠し、地下水に流していた。
 
妻は放射線関連で亡くなっているようだ。
 
マシューがそれに気が付いた。
 
原発事故の大きな危機になる所を、モースが身体をはり、防ぐ。
大事故になるレベルだった。
 
もう一人、おかしな人物が、銃、手榴弾をもちモースら、皆を殺そうとしていた。
 
羊飼いが医師の妹に一目ぼれし、交際相手のマシューが憎くなり、
殺害。うめた。
 
原発とは関係ない嫉妬からの殺害だった。
 
逮捕された羊かいは、あっという間にタロット占いのおばあさんに、
射殺されてしまう。
 
檻に入るより、草原、ここで死んだ方がいいと彼女は言う。
 
モースは帰り、サーズデイに握手を求めるが、
 
彼はまた月曜に会えるだろう~
 
握手は最後のお別れだといい、しない。
 
警視正が勧めた、モースはロンドンへか。
 
突然、モースへ電話、ジョアンが倒れたらしい。
 
病院のベッドにいる。
医師は鎮静剤をうった。
そうなるかは神のみが~
 
まだ若い、健康だ~
 
転倒した~というセリフだったか~どうして転倒?
 
それにしては、ジョアン重そう~?これについては、彼女のお腹のカット、
下記にも詳しく載せた。
 
原発事故を防いだことでか、
フレデリックサーズデイとモースは、女王から勲章を授与した。
 
サーズデイは戦争でイタリアのモンテカシノへ行った。
 
そこは大激戦地域だったとネットにあった。
戦争体験はジョアンにも話すが、彼のその影響は大きい。
 
ネットを見ていて、最後のジョアンはなぜ?
病院へ、わかりにくかったが解明。
 
私はWOWOWの吹き替え版で鑑賞、英語のセリフはわからない。
 
長いですが、ある方のネットからお借りします。
ありがとうございました。
 
〇問題のシーンは、モースが電話で呼び出されて病院に駆けつけ、
眠るジョアンを見舞うところ。
 
▼日本語のセリフ
医師:倒れたんです
モース:回復しますか?
医師:今は鎮静剤を与えているだけなので、なんとも。神のみぞ知る、です。
でもまだお若い。健康だ。2ヵ月もすれば状況が変わるかも。様子を見ましょう
 
最初にこのシーンを吹替で観た時に、「は?!」と驚きました。
 
いやいやいや!ジョアンは単純に貧血を起こしたとか、過労で倒れたとか、そんな“ちょっと倒れた”だけじゃないでしょう?!
 
私が最初にこのエピソードを観た時は、英字幕なしの英語音声だけでしたが、
それでも事態が深刻で、Endeavourが怒り狂いかけているのがひしひしと伝わってきたのですが…(←Endeavourの心境は私の勝手な解釈が入っているとしても)
 
では、実際にはどんな内容の会話をしているのか。DVDに入っている英語字幕を参照します。
▼オリジナルの英語セリフとほぼ直訳の和訳
Doctor: It was a bad fall.
医師:ひどい転倒でした
Morse: Will she be all right?
モース:回復しますか?
 
Doctor: We've given her something to help her sleep, that's all. Just one of those things.
Mother Nature. Still she's young and fit.
 
Give it a month or two, I'm sure you'll be able to try again. Better luck next time, hm?
 
医師:我々は彼女に睡眠薬を与えているだけです。母なる自然。でも、彼女はまだ若いし健康だ。1,2ヵ月様子を見ましょう。あなた方はまた挑戦することが出来ると確信しています。今度はうまくいくといいですね(今回は残念でしたね)
 
医師はモースを夫か恋人と思って、「まだ若いし健康だから次は必ずある」と声を掛けたと思われます。
モースはその意味を悟って愕然とし、憤然とする。
 
つまり、ジョアンは妊娠していて、ひどく転倒したことによって流産した、
というシーンだと私は思ったのですが…
 
"Better luck next time"は、言外に「残念だったね」という意味が含まれるので、今回はダメだったと。(医師はジョアンとモースの子供だと思っていると推測)
 
ジョアンが流産したとすれば、医師の「1、2ヵ月与えましょう」のセリフも筋が通ります。ジョアンは若くて健康だし、心身の回復のためにそれぐらいの時間は待ってあげて、落ち着けばまた子作りに挑戦できますよ、と。
 
Mother Natureは、神のみぞ知るほどのクソ重い意味になるのだろうかと思ったのですが、私は翻訳のプロではないので、そこはそうなのかもしれません。
 
鎮痛剤を与えるのと、睡眠薬を与えるのとで多少彼女の重症度も変わる気がしますが。
ここから先は、完全な私の推測で。
 
ジョアンのお腹の子供、同棲…というか、囲われていた既婚男性の子供かな~と思います。
 
モースがジョアンに手を出していた、という推測も海外の掲示板では見かけましたが、
上司の娘ですし、シリーズ3(シーズン3)最終話でモースは振られてますし。
 
モースはジョアンと付き合うならちゃんと付き合うような気がします(付き合ってほしい・笑)
 
ジョアンが妊娠していたとしたら、「実家には帰れない」「どうしたらいいのか分からない」と
 
ジョアンがモースの家で途方に暮れていたのも、すんなり納得がいくのです。
 
多分、モースはジョアンが最初に家に来た時は
彼女が妊娠していることに気付いていなかったと思います。
医師の言葉で彼女の言動の辻褄があったのかも。
 
ジョアンが青あざを作っていることに気付いた時点で、モースは怒っていたと思います。ただ、ジョアンが「自分が悪かった」と言い張る上に、とっさのプロポーズもあっさりなかったことにされて、それ以上追及できなかったのか…。
 
あのジョアンの言い草、完全にモラハラ男にDVを受けて洗脳されている人間の言葉に聞こえて、やるせない。あんなに大事に育てられたのに、なんでそうなってしまうのさ。
ワルに惹かれたんでしょうかね、箱入り娘…
 
ジョアンの既婚者恋人Ray、サーズデイ警部補にボコボコに殴られて、その鬱憤をジョアンにぶつけたのでしょうか。
ジョアンがオックスフォードに帰ってくるなら嬉しいけれど、そういう経緯だったらなんとも複雑。
 
海外掲示板では、ジョアンは流産を意図して敢えて酷い転び方をしたとか、
階段から落ちてみたんじゃないかなどの推測も乱舞。
 
英語のエキスパートでも、プロの翻訳家でもないので、ジョアンの妊娠・流産は私の暴走した妄想かもしれません。本当に「ただコケただけ」だったら、翻訳者の方申し訳ありませんですm(__)m
とにかく、私はジョアンが流産したと思ったのですが、それを前提としたので、あのモースの怒り具合が結構なレベルだったように思えました。
 
正義感は強いですし、法を遵守する気満々ですが、あの頭の良さを発揮してものすごい仕返しをしていそうな気もします。あそこで泣き寝入りはしないんじゃないかと…。
いや、しないでくれたらいいな、とちょっと期待したい(^_^;;
 
【追記】米放送局PBSにupされているインタビュー映像で、やはりジョアンが妊娠&流産したことがEndeavour役ショーン・エヴァンスによって明かされていました。

 



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