旅人のにちじょう

ねごと・たわごと・よまいごと

帰ってから日記(5)

2005-09-14 |  中央アジア
訳もわからずもらったガマの穂

8月6日(土)

<この日のスケジュール>
・バスでイシク・クル湖畔のチョルパン・アタへ
・途中ブラナの塔と野外博物館
   アク・ベシム遺跡
   岩絵野外博物館

午前中トイレを借りがてら
お宅拝見をさせてもらった
普段は道端で青空トイレなんだけど
急を要する人がいたので飛び込みである

旅行会社と契約をしていて飲食させてくれたり
話を聞かせてくれる地元の人はいるけれど
今回は本当にいきなりだったらしい

それにも関わらず戸惑いながらも
一生懸命もてなしてくれたおばあちゃん
どうもありがとう~~~


暖かい気持ちでバスに戻ってくると
いきなりドライバーさんから
ガマの穂を渡された

ドライバーさんはとても親切でビューポイントとかで
いろいろ教えてくれようとするんだけど
何しろ言葉が通じない

「こいつ分かってないな」と思われたらしく
さらに数メートル連れて行かれた先には
ガマが密生していた

ガマを指しながら何やら説明してくれるドライバーさん
でもどうしたいのかいまいち不明・・・
「ガマの穂の頭を捻るとボワ~~ンってするよ」
って言っていると思っちゃうと
もうそれしかイメージできなかったりする

とりあえず一日大事にバスの座席に置いて
ホテルまで持ち込んでみました(笑)

それにしてもガマの穂って
随分と水分を含んでいるのね
知らなかったなあ


帰ってから日記(4)

2005-09-10 |  中央アジア
ビシュケクの公園で会った花嫁さん

8月5日(金)

<この日のスケジュール>
・タラス河畔を見た後バスで国境を越え
 キルギスタンの首都ビシュケクへ
・着後ビシュケク市内観光

サイトでも書いたけど
今回の旅行は本当によく新婚カップルに会った
ビシュケクの公園で見かけたのは
思い出アルバム撮影の真っ最中であった

写真とビデオの撮影班と新郎新婦が
公園でいろんなポーズで写真を撮っているのである
私たちが見た最初は新婦さんのみのカット
皆で囲んで写真を撮らせてもらっちゃいました

そのうち通りすがりの近所の人もやってきて
ギャラリーの増える中今度は新郎と二人で
熱く見つめ合うショット
大勢に見守られて照れくさそうな新郎と新婦は
それでもとても幸せそうだったのでした

それにしても撮影班の持っているビデオは
例外なくテレビクルーが持っているような大型で
とっても本格的
最初の頃はドラマの撮影?ニュースの取材?
なんてドキドキしちゃったけど
慣れてくるにつれ
イエーイなんてフレームインしてみたり
怪しい観光客の映る映像をいろんな人が見て
大笑いしているかもしれない(汗)



所在無さげに花嫁を見守る新郎くん
暑い中スーツを着こなしそれでも笑顔


これ買いました(1)

2005-09-08 |  中央アジア
中央アジア魔除けグッズいろいろ

上の3つはカザフ産
左の白いのが昨日書いた値切った逸品
その右のはサイトの方に書いた
占いおばあちゃんから買ったもの
真ん中の青いのは蹄鉄の形をしているのに
なぜか白い象がついている

次の3つはウズベク産
左側の小さい2つは買い物をすると
お店がサービスでつけてくれる小物
右のはタシケントのバザールで現地ガイドさんが
プレゼントしてくれたブレスレット

一番下のはトルクメン産
買いたかった絵葉書セットの値段が
ドルで払うには微妙に少ないのに
小銭がないといわれおつり代わりに買ったもの

トルクメン産以外は皆
「邪視除けの目玉石」モノ
玉にちょこんと白い点がついていて
邪な視線をはね返してくれるんだって
はね返すと白い点が消えるので
「まあ私ヨコシマな目で見られていたのね」と
気づくらしい

どうしようある日気がついたら
石がつるつるになっていたら(笑)

トルコの青い目玉「ナザールボンジュー」は
妬みの視線から守るおまもりであると言われた
手ごろなキーホルダーになってたりするので
たくさん買ってお土産に配ったっけ

「妬まれている」「邪な目で見られる」ことから
身を守りたいっていうのは
つまり人目を気にしているってことなのかしら
どこが起源なんだろう
トルコ?アラブ?アジア?

これから魔除けグッズコレクターになろうかな


帰ってから日記(3)

2005-09-07 |  中央アジア
朝ホテルの敷地から世界遺産が見えた
ホジャ・アフメッド・ヤサウィ廟

8月4日(木)

<この日のスケジュール>
・バスでトルキスタンからタラスへ
・途中ホジャ・アフメッド・ヤサウィ廟
   オトラル遺跡
   アイシャ・ビビ廟とババジ・カトゥン廟
・(希望者は)披露宴に参加

アイシャ・ビビ&ババジ・カトゥン廟の駐車場には
魔除けグッズを中心としたお土産物屋さんがあった
その中でもこんなの見たことない~~っていう
魔除けてんこ盛りの一品を発見

一つ一つにコーランの文字が描かれている数珠
の先に赤唐辛子を模した物と
邪視除けの玉二つとシャガエ(羊の踵の骨)

モンゴルで買ったシャガエは
おはじきやすごろくのように遊べる遊具でもあり
占いをするのにも使うものであった
カザフでどんな意味があるのかは不明なんだけど
とにかくパーツそれぞれが魔除けという
欲張りな逸品なのである

欲しいぞ
魔除けに、でなくて面白いから
値段を聞いてみると4ドルだという

う~~んちょっと高いかなあと思ったので
値切ってみたけどおじさんは首を横に振るばかり
どうしようかと迷っていると
横からツアーのおば様が「じゃあ買うわ」とおっしゃる
添乗員も「珍しいからボクも」とか言っている

二つしかないので添乗員に買われてしまうと
それはそれで惜しい気がする(笑)
おば様が4ドル払った後もう一押しと
「3ドルでいい?」とにっこり微笑んでみたら
おじさんは渋々了承してくれた

わ~~い♪いいのね~~♪ありがとう~~~♪
3ドル払っていたらおば様が
「あらじゃあ私の1ドル返して」と
おじさんから無理矢理お札を奪い取っていた
ごめんね、おじさん(汗)

とにかくホクホクとバスに戻ると
魔除け値切ったらご利益ないのでは?
とイタ~いツッコミを受けてしまったのであった
・・・ごもっともです

 

帰ってから日記(2)

2005-09-01 |  中央アジア
バザールで(添乗員が)買った干しメロン

8月3日(水)

<この日のスケジュール>
・タシケント市内観光
   旧市街、歴史博物館、バレエ劇場、バザールなど
・その後バスで国境を越えトルキスタンへ

タシケントはウズベキスタンの首都である
まっすぐな広い道路、立ち並ぶビル
ソ連時代に作られた近代都市で
ブハラやサマルカンドが奈良・京都なら
タシケントは東京ってところ(首都だし)
観光地という感じが全然しない街であった

観光地ではないので
バザールには生活感が溢れていた
色とりどりの野菜や果物そしてスパイス類
パンもタバコもお菓子類も山となっている

ん?何か違うぞ?
今まで訪れたバザールとは違う気がする
なんだろう~とよく考えてみると
そうだ!おばちゃんがいっぱいいるんだ~~

イスラムの国は基本的に女性は家にいることが多い
バザールのお店にいるのは大抵おっちゃん
おにーちゃんと子どもたち
それなのにどちらを見てもおばちゃんだらけ

ウズベキスタンのおばちゃんは立派だ
子どもや少女時代はあんなにほっそりしているのに
どうして皆ばばんとしちゃうんだろう
たまにちっちゃくてかわいいおばあちゃんはいるけど
おばちゃんはど~~~んと堂々としている
不思議だ・・・

中央アジアはイスラム圏だと思ってたけど
確かにモスクはどの町にもあったけど
あんまりイスラムっぽくなかった
アザーンで目覚めることもなかったし
ソ連時代にいろんなものが途切れてしまったみたいである

でも暑い中おばちゃんは元気
観光一日目でいまいちテンションが上がりきらず
あんまり絡めなかったのは残念


帰ってから日記(1)

2005-08-30 |  中央アジア
タシケントのホテル「マルカジ(旧シェラトン)」

8月2日(火)

<この日のスケジュール>
・飛行機を乗り継いで
   成田ーソウルータシケント
・着後ホテルへ

ホテルに向かうバスの中
添乗員から明日のスケジュールが発表された

「朝飛行機でアルマトイに行くはずでしたが
 機材トラブルのため予定の便は飛ばないそうです」

ひえ~いきなりですかいっ!?
さすが中央アジアのっけからやるなあ

「なので前半の日程をひっくり返します」

はい~?どういうことですかあ?

「明日はタシケント市内を観光した後
 バスでトルキスタンに向かいます」

つまり前半9日間の日程を
そっくりそのままリバースするわけである

予定ではカザフスタンの元・首都アルマトイから
キルギスタンをはさみバスでタシケントまで
戻ってくるはずであった
気候的に一番涼しいところから
徐々に暑くなっていくという体に優しい設定
・・・だったのに一番暑い所に行く前に
徐々に涼しくなっていってどうするんだ?
いや~ん不安だわ~~

しかも飛行機の乗り継ぎの関係で
戻って来てタシケントで一泊するはずだったのに
アルマトイが2泊から3泊になるという

タシケントのホテルは
日程の中でも一番良いホテルのはずであった
夜11時について翌朝9時出発とは
何て短いお付き合いなんでしょう

ああ~もう一泊したかったなあ~~


無事に戻って来ました

2005-08-21 |  中央アジア
中央アジア周遊19日間という
いまだかつて無い強気の旅行から
無事に(?)帰国しました

出かけている間に
衆議院は解散し
世界陸上や高校野球は終了し
雷雨や地震まであったようで
テレビを見てもさっぱりわかりませんが
今日録画してあった「ドラゴン桜」を
3週分一気に見たら疲れてしまいました・・・

体調の方はゲーリーは様子見が必要ですが
長袖長ズボンでばっちりブロックしたおかげで
手の甲の半分から指先のみ妙に黒くなっただけで
暑さ日差し対策はまずまずです

これから写真をピックアップしネタを振り分け
HPとブログの両方で旅行記を進めていく予定ですので
時々のぞいてやってくださいませ

なおHPの行き先クイズにご参加いただいた皆様
8月6日にキルギスタンの首都ビシュケクから
絵はがきを出しましたがまだ届いていないようです


郵便局でおねえさんにちゃんと切手を貼ってもらって
言われたとおりに局内のこのポストに投函しましたので
もう少々お待ちくださいませ