帰ってから日記（７）

ノルブリンカのタクテン・ミギュル・ボタン

８月１２日（日）

＜この日のスケジュール＞
・デプン寺ショトン祭
・ラサ観光
　　バルコル、アニツァングン、ジョカン寺、
　　ノルブリンカ宮殿

モーニングコールは３：３０
デプン寺の大タンカ開帳を見るためである
真っ暗な中４：３０にホテル出発
バスは麓までしか行かない
そう毎度おなじみ山登りである（泣）

途中までは舗装された道（明かりはないけど）
どういうわけか時々バスに追い越される
旅行会社の力の差かしらねえ・・・
そしてトイレ休憩の後足元が怪しくなる
まあ「山」ではなく「丘」らしいんだけど

あるようでない道
踏み固められているようでない道
タンカ開帳を拝みたい人々で渋滞している道
こうなると毎度おなじみガイド頼みである

スルーガイド君としっかり手をつなぎ
薄暗がりの中根性で登っていると
彼は能天気な声で言った
「なんだかロマンティックですねえ」
・・・そ、そうかな・・・

ベストポジションと思われる場所で
日の出を待ちタンカ登場を待つ
はっきりした道があるわけではないので
次々と登ってくる人たちが
私たちの腕や足につかまってくる
そのまま支えきれずに滑り落ちたら怖い
それでもどんどん人が登ってくる

待つこと２時間
やっとタンカが運ばれてきた
もっと正面に見える位置に移動する
更に足場が悪く大混雑の中
それでも上る人下りる人に摑まられるので
一瞬たりとも気が抜けない
踏ん張り続けて帰る頃には既に筋肉痛であった（笑）


木の中の白いのがタンカ


タンカ台にセットされるタンカ


徐々に引き上げられるタンカ



お顔は最後になるらしい


お顔が見えてきた

最後の写真は本館を見てね


デプン寺から眺めるタンカ

大タンカ開帳と共に長い一日が始まった