リュウケンドー28話感想

2006-07-16 13:19:39 | 魔弾戦記リュウケンドー RYUKENDO
リュウケンドー28話感想
「機械じかけの心」感想。


不動さんのお相手は機械美少女
笑わないアンドロイド
三位一体、マグナウルフ召還!

注!この先、ネタバレ、玩具擬人化画像があります!



















遊園地で暴れる「ジャーマロイド」
新幹部ブラッディの作り出した魔的ドロイドです。
普段は人間に偽装しているのだが、一皮めくればその下はにぶい金色に輝く骸骨が。
警官に顔の皮膚をはぎ取られるシーンは、前回に続いてトラウマッ子を量産しそうだ。


そこにリュウケンドー、マグナリュウガンオーがライジン!
このジャーマロイド、戦闘力はそれほど高くないようで、あっさり追い払われます。
任務完了、しかしそこに逃げ遅れた女性型のジャーマロイドが一体。
SHOTはそれを回収し、分析調査することにします。

瀬戸山さんはアンドロイドに「マリア」と名付けます。
古い映画に登場するアンドロイドにちなんだ、というのは古典映画「メトロポリス」でしょうね。

分析を始める皆さんですが、突然立ち上がるマリアに驚く。
「動くな」と命令する不動さん。
そのため、それ以降は彼の命令しか聞き入れなくなるマリア。
瀬戸山さん曰く「起動の際、最初に命令した者の声しか聞かなくなるようです」
とのこと。
今後は不動さんがマリアの面倒を見ながら、人間とアンドロイドにとの違いを調査分析をすることになってしまいました。

どうやら不動さんは「受難の日」ように、女性がらみのトラブルに巻き込まれる星の下に生まれているようですよ(笑)

戦闘プログラムは故障しているということなので安心、ということで外に出る不動とマリア。

無表情かつどうも反応が機械っぽいマリア
不動さんは調査のつもりでそんな彼女に少しづつ人間らしい仕草をするようレクチャーすることにします。
しかし花を踏みつけ、飛んで来たボールは思いっきり投げ返す(あれは軽いケガではすまないだろ)
コーヒーを呑む真似をさせればコップを割るし、神社にお参りは鈴を力任せに引っ張る。
やはりロボ子といえばドジッ子なのか!?素敵過ぎる。

しかしこれで人間との違いが解らないというのはどうなんだ?

一日マリアの調査(お守り)で疲れたのか、SHOT本部に帰った不動さん、椅子の上でそのまま寝てしまいます。
経験者として言わせてもらえれば、三つあれば椅子はベッド代わりになるのでお勧め。

部屋にはマリアもいるのですが、アンドロイドの彼女は直立したまま。
寝ている上着を落としたのにも気がつかないのですが....目を覚ますとその上着は不動さんの上に。
かけ直してくれたのはマリア??まさかゴウリュウガンじゃないだろうしなあ(笑)

そういえばゴウリュウガンが今回の件や、マリアについて何もい言わないのは気になるなあ。
分析系得意なのだから、話しに加わってくれても良いのに。かるくやきもちを焼いてくれれば最高なんだけど。
とりあえず機嫌が悪いからということにしておこう。

あけぼの住民のマイナスエネルギー放出に満足するブラッディ。
アンドロイドが暴れることは無いけど、人間に化けたアンドロイドは、どこに潜んでいるか解らない。
直接の恐怖より、その不安感を煽ることが今回の目的。
うん、やっぱりブラッディはやなヤツだ。

アンドロイドは表情を作れない?
無表情なマリアを鈴をお手本に笑顔の練習開始。
だけど、鈴の表情のあまりの硬さに周囲から突っ込みが。
改めて笑えと言われると笑えないよなあ。

「笑うのに努力が必要か?」
「左京さんの顔が面白くないからじゃ?」
「今まで笑ったこと無いんじゃないの」

瀬戸山、剣二の一言はあまりにヒドい。
あいかわらヒロイン扱いされない鈴に全米が泣いた。
鈴んの笑いながら怒るという無茶な表情をトレースするマリア、遂にオーバーヒート。

河原でたたずむ不動さんとマリア。
並んでヒザを抱える姿が可愛い。
「まあ人間にも笑うのが苦手なヤツがいるからなあ、アイツもアンドロイドかも」
不動さんまで鈴に容赦ない。

そこへ再び飛んでくるボール。投げ返そうとするマリアは花を踏まないように立ち止まる。
手を握る親子を見つめるマリアは何かをかんじたのか、帰り道に不動さんの手を握る。
良いシーンだ、ちょっと握力が強過ぎるけど(笑)

少しづつ変わり始めたマリア。
しかし、不動さんはその活動時間は少ないことを瀬戸山さんから聞かされます。
一方、ジャマンガでも住民からのマイナスエネルギー放出が止まったことを受け、町に潜伏させた全てのジャーマロイドの活動を再開。
再び破壊活動を行います。

アンドロイドを操っているのは特殊な電波。
その発生源を逆探知して探る為、不動さんはマリアに命令、ともに出動します。

マリアの探し出したのは郊外の白くて巨大な塔。
仮面の様なオブジェを貼付けたその姿は、某芸術家の作った塔に似ているけど大丈夫なのか?
しかしこんな巨大な塔にきづかないあけぼの町住民はのんき過ぎだ。

不動さんはマグナリュウガンオーに変身。
早速破壊するべく塔に向かいますが、直前で光に阻まれ、動けなくなってしまいます。
プラズマバリヤと魔的結界を応用した特殊防御シールド。
「ダメージ指数耐久限度に接近」
おお、ゴウリュウガンがようやく喋った。
そのシールドは捕らえた物を動けなくし、ダメージを与えてゆきます。

リュウケンドーも助けに行きたいが、他のアンドロイドに阻まれ動けません。
そこへ一部始終を見ていたマリアが近づき、ガンオーの制止の言葉も聞かず取った行動。それはリュウガンオーを身体で弾き飛ばすことでした。
代わりにマリアはシールドに捕まってしまいます。
限界を超えたマリアの身体。
最後に微笑みと涙を見せ多瞬間、爆発。

マリアを失った悲しみにリュウガンオーの心が燃え上がります。
「三位一体攻撃を強く推奨します」
感情を表に出さないゴウリュウガンも悲しみに震えているようです。

マグナリュウガンをーはマグナウルフ召還、バスターウルフの生まれ変わり。
その姿はバスターウルフの両側に大型火器が四問追加された、凶悪な姿。

「マリア見ていてくれ、お前を無くした悲しみが赤き炎の龍に変え、今敵を討つ。銃士、獣王、魔弾龍、三位一体ファイナルマグナドラゴンキャノン!」
全ての銃口から龍の形をしたエネルギーが、一匹の巨大赤龍へと合体、電波塔を粉砕。
パワーアップした三位一体。強過ぎです。

マリアの最後の行動は回路の異常。瀬戸山さんはそう分析します。
しかし、最後に見せた笑顔と涙に、不動さんはそれだけでない、何かを感じているようです。

もしかしたらそれは、マリアにも「心」があったからなのかもしれない。
「ゲキリュウケン、ゴウリュウガンと同じ、魔法と科学のハイブリッドか...」


○前回に引き続き、今回も不動さん主役回でしたね。
敵の作ったマシーン、それが壊れて味方の誰かと仲良くなり、しかし最後は壊れてしまう...というお話し。
なんだかとても懐かしい物を見せてもらった様な気がします。
こう言う話しも王道ですね。

しかし、最後のシーン、天地司令がいないのはやはりシリアスに向かないからですか?(笑)

結局マリアは一言も喋らなかったのですが。それがスゴイなあと。
鈴の顔真似をするところなんかは、すごく良い表情していました。

今回の瀬戸山さんの最後の言葉は「魔法と進んだ科学のハイブリッドには、心が生まれる可能性がある」ということなんでしょうか。
しかしゲキリュウ、ゴウリュウはむしろ魔弾龍のコアに大きく依存している様な気がしますね。
そういえばハイブリッドといえばジャマンガ幹部、ブラッディがそういうモノなのかもしれないなあとおもいます。

次回はCMで出ていましたが、ゴッドリュウケンドーが登場。
ゲキリュウケンが奪われ、剣二が生身で魔物に立ち向かう話しのようですが....あのマモスケのかぶり物は一体(笑)
ゴッドゲキリュウケンは旧ゲキリュウケンと合体、ツインインエッジゴッドゲキリュウケン!?
玩具サイズは1メートル越えるかも。
タカラトミーさん無茶過ぎるがそこがイイ。