シムーン24話「選択」感想
コールテンペストはシヴュラの地位さえ追われる。これが敗戦国の運命か。
それぞれの心にケリを付け、最後の一日を楽しむ少女達。
「戦後」を描き始めたシムーンが面白い。
この後、シムーンのネタバレがあります。
○それぞれの選択。
双子姉妹。
カイムのアルティ嫌いは結局自分より成長した妹への嫉妬?
しかしそれは姉の思い込みで、妹は何も変わっていなかったことを再確認。
「シヴュラでなくても出来る事はある、それは許すことと許される事」
地獄から復活したパラ様の言葉は重みがあるなあ。
何はともあれ和解への道筋が付けられて良かった。
そうそう、パラ様の壁に掘っていたのはいつかアーエルがドアに描いた落書きのシムーンの絵だったのか。
気がつけばすっかりヴューラーがコールに馴染んでた。
最初はいやなキャラだったのだけど、それも自分のコールを率いたレギーナ故の言動だったんだろう。
それが+に動けばココ最近はすっかりコールテンペストのお母さん役。
もうすこしはやく合流して欲しかった。
シムーンも封印、そのためワポーリフ始め整備班も礁国へ。
胸の小さくなったワポーリフ、モリナスにシムーンよりもあなたが大事と告白。
しかしモリナスは「男になってシムーンをいじりたかった」とはスルー?
「でも女になっても良い」と言う風にもとれるから、まだ可能性あり。
ユンはオナシアの告白を受け、一人泉へとむかう。
オナシアはドリルーラかリモネかもと考えていたが、無関係だったか?
男女の選択をしないオナシアは結晶化して崩れてゆく。
中途半端は身を滅ぼすという教訓?
しかしユンの「それでもあなたは美しい」という台詞をきくと、中途半端も極めれば立派という風にもとれる。
「後ろ向きなら全速力で後ろに突っ走れ」
コミックマスターJの言葉をおもいだすなあ。
しかしユンの下半身描写は相変わらずいろっぽいとおもいました(笑)
「多くは救えないけど、がんばれば一人くらいなら」
ユンの行動を決めたのは間違いなくロードレアモンの言葉。
こう言う言葉を言えるのはマミーナの死。
彼女の死はコールの大勢に影響を与えたし、決してムダではなかった。
マミーナの服の匂いを嗅ぐロードレがかわいくてちょっと悲しい。
「オトナになるって寂しい」
フロエはときどきドキッとする台詞をいうなあ。
正直で自分に正直すぎるほどの彼女、選ぶのが男でも女でもこの性格は変わらないだろうし、このままで有って欲しいよ。
アーエルとネヴィィリル。
素直になれないのはネヴィリルの言葉にアムリアの影を見てしまうから。
知ってか知らずか「あなたが好き」と直球勝負とはさすがシヴェラアウレアだ。
すっかり攻守逆転、どんどん乙女化するアーエルが最近かわいくてしょうがない。
違う世界に行く事は決定事項になってしまった二人。
泉に行かない事も決まり?まあ違う世界にいけば泉にもいけなくなるけど。
アーエルは違う世界にいきたいのだろうか?
というのも最初は「泉にいかなくてもいいからシヴュラになった」と言っていたからなあ。
祖父の言葉があるとは言え、それが今の行動にうまくつながらない気がする。
最初から「祖父との約束を守りにきた」くらいのキャラだったら。
○宮国の行く末を想像してみる。
シムーンという技術を礁国に取り上げられ、テンプスパティウムの宗教を嶺国に押さえられてしまった宮国。
未来はかなり暗いと思っていたが、そうでも無いのかもしれない。
シムーンの技術は実際には「シムーン球」の力。
シムーン球は未性別の二人のキスでしか稼働せず、しかも発掘品。
これでは大量生産は不可能だし、礁国を救うとも思えない。(数十年後には解析できるかもしれないが)
なので、いずれは宮国でシュミレ、戦艦、列車で使われる「ヘリカル機関」が主流になってゆくのではないだろうか?
技術者がいれば、それを支える知識を持つ国民がいるはず。
礁国は技術はありそうだけど、国民の性別を国が管理するなど共産主義的な雰囲気も感じるし。
宮国は自由な技術立国に進む可能性ははある?
テンプスパティウムと嶺国の神アニムスは同一の存在。
嶺国アニムス教は相当柔軟な考えなのではないだろうか?普通は「戦争中の敵国と自分の神様が同じです」とはいえないよ。
しかもその考えが受け入れられ、しかもそれを自由に発表できる環境があるということは驚く。
それに嶺国の巫女はシムーンシヴュラを尊敬している。
今後テンプスパティウムとアニムス教はゆるやかに同一化してゆくのかもしれない(日本の神社と土着神のように)
○次回「パル」
違う世界に行くにせよ、シヴュラを追われた二人にシムーンを持ち出すことは出来るのか?次回ではそのあたりも楽しみ。
元コールが男女どちらをえらんだのかも興味あるなあ。
ユンの涙は何を意味するのだろうか?
当初、最終回は大掛かりな作戦と翠玉のリ.マージョンが絡んで終わると予想していましたが、良い意味予想を裏切る展開が楽しいですね。
特に「戦後」を描くのが面白い。
お話としてはそのほうが派手に終わったとおもうけど、あえてそうしないという展開に制作者のメッセージを感じます。
戦争が終わってもアーエル達の問題は終わらないし、あくまで終わらせるのは彼女自身の力ということか。
次回も楽しみです。
コールテンペストはシヴュラの地位さえ追われる。これが敗戦国の運命か。
それぞれの心にケリを付け、最後の一日を楽しむ少女達。
「戦後」を描き始めたシムーンが面白い。
この後、シムーンのネタバレがあります。
○それぞれの選択。
双子姉妹。
カイムのアルティ嫌いは結局自分より成長した妹への嫉妬?
しかしそれは姉の思い込みで、妹は何も変わっていなかったことを再確認。
「シヴュラでなくても出来る事はある、それは許すことと許される事」
地獄から復活したパラ様の言葉は重みがあるなあ。
何はともあれ和解への道筋が付けられて良かった。
そうそう、パラ様の壁に掘っていたのはいつかアーエルがドアに描いた落書きのシムーンの絵だったのか。
気がつけばすっかりヴューラーがコールに馴染んでた。
最初はいやなキャラだったのだけど、それも自分のコールを率いたレギーナ故の言動だったんだろう。
それが+に動けばココ最近はすっかりコールテンペストのお母さん役。
もうすこしはやく合流して欲しかった。
シムーンも封印、そのためワポーリフ始め整備班も礁国へ。
胸の小さくなったワポーリフ、モリナスにシムーンよりもあなたが大事と告白。
しかしモリナスは「男になってシムーンをいじりたかった」とはスルー?
「でも女になっても良い」と言う風にもとれるから、まだ可能性あり。
ユンはオナシアの告白を受け、一人泉へとむかう。
オナシアはドリルーラかリモネかもと考えていたが、無関係だったか?
男女の選択をしないオナシアは結晶化して崩れてゆく。
中途半端は身を滅ぼすという教訓?
しかしユンの「それでもあなたは美しい」という台詞をきくと、中途半端も極めれば立派という風にもとれる。
「後ろ向きなら全速力で後ろに突っ走れ」
コミックマスターJの言葉をおもいだすなあ。
しかしユンの下半身描写は相変わらずいろっぽいとおもいました(笑)
「多くは救えないけど、がんばれば一人くらいなら」
ユンの行動を決めたのは間違いなくロードレアモンの言葉。
こう言う言葉を言えるのはマミーナの死。
彼女の死はコールの大勢に影響を与えたし、決してムダではなかった。
マミーナの服の匂いを嗅ぐロードレがかわいくてちょっと悲しい。
「オトナになるって寂しい」
フロエはときどきドキッとする台詞をいうなあ。
正直で自分に正直すぎるほどの彼女、選ぶのが男でも女でもこの性格は変わらないだろうし、このままで有って欲しいよ。
アーエルとネヴィィリル。
素直になれないのはネヴィリルの言葉にアムリアの影を見てしまうから。
知ってか知らずか「あなたが好き」と直球勝負とはさすがシヴェラアウレアだ。
すっかり攻守逆転、どんどん乙女化するアーエルが最近かわいくてしょうがない。
違う世界に行く事は決定事項になってしまった二人。
泉に行かない事も決まり?まあ違う世界にいけば泉にもいけなくなるけど。
アーエルは違う世界にいきたいのだろうか?
というのも最初は「泉にいかなくてもいいからシヴュラになった」と言っていたからなあ。
祖父の言葉があるとは言え、それが今の行動にうまくつながらない気がする。
最初から「祖父との約束を守りにきた」くらいのキャラだったら。
○宮国の行く末を想像してみる。
シムーンという技術を礁国に取り上げられ、テンプスパティウムの宗教を嶺国に押さえられてしまった宮国。
未来はかなり暗いと思っていたが、そうでも無いのかもしれない。
シムーンの技術は実際には「シムーン球」の力。
シムーン球は未性別の二人のキスでしか稼働せず、しかも発掘品。
これでは大量生産は不可能だし、礁国を救うとも思えない。(数十年後には解析できるかもしれないが)
なので、いずれは宮国でシュミレ、戦艦、列車で使われる「ヘリカル機関」が主流になってゆくのではないだろうか?
技術者がいれば、それを支える知識を持つ国民がいるはず。
礁国は技術はありそうだけど、国民の性別を国が管理するなど共産主義的な雰囲気も感じるし。
宮国は自由な技術立国に進む可能性ははある?
テンプスパティウムと嶺国の神アニムスは同一の存在。
嶺国アニムス教は相当柔軟な考えなのではないだろうか?普通は「戦争中の敵国と自分の神様が同じです」とはいえないよ。
しかもその考えが受け入れられ、しかもそれを自由に発表できる環境があるということは驚く。
それに嶺国の巫女はシムーンシヴュラを尊敬している。
今後テンプスパティウムとアニムス教はゆるやかに同一化してゆくのかもしれない(日本の神社と土着神のように)
○次回「パル」
違う世界に行くにせよ、シヴュラを追われた二人にシムーンを持ち出すことは出来るのか?次回ではそのあたりも楽しみ。
元コールが男女どちらをえらんだのかも興味あるなあ。
ユンの涙は何を意味するのだろうか?
当初、最終回は大掛かりな作戦と翠玉のリ.マージョンが絡んで終わると予想していましたが、良い意味予想を裏切る展開が楽しいですね。
特に「戦後」を描くのが面白い。
お話としてはそのほうが派手に終わったとおもうけど、あえてそうしないという展開に制作者のメッセージを感じます。
戦争が終わってもアーエル達の問題は終わらないし、あくまで終わらせるのは彼女自身の力ということか。
次回も楽しみです。