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リュウケンドー39話感想

2006-10-02 23:33:25 | 魔弾戦記リュウケンドー RYUKENDO
リュウケンドー39話感想
「光の翼に星が舞う」感想。

ジャマンガ幹部大集結
空からの攻撃に打つ手無し?
宇宙に飛び出せ魔弾戦士

注!この先、ネタバレ、玩具擬人化画像があります






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○魔界ではジャマンガ幹部が大集結。
Drウオーム、ブラッディ、レディゴールド、ロッククリムゾン、メカニムーン。
これからは力を合わせ、マイナスエネルギー集めを行う事を全員勢揃いして、大魔王に誓います。
なんだか選手宣誓みたいでいいですねえ。
ようやく勢揃いしたジャマンガ幹部。4クール目にしてようやくOPの絵がようやく再現できました。
王道なパターンが多いリュウケンですが、こういうところはかなり変則的です。

がっちり握手をするDrとブラッディ。
しかし結束は表面的なようで、Drとブラッディは手柄を自分の物にすることしか考えていませんね。
当然大魔王復活後の地位狙いなんでしょう。
現在ジャマンガではDrとロッククリムゾンと、ブラッディとメカニムーンの派閥があります。
不気味に笑うレディGはDr派?
しかし面白そうな方なら良いという感じになりそうですねえ。

あけぼの町では自警団(+チアガール)が集まって稽古中。それを見守る剣二と不動さん。
こばしりさんに蛾次郎さんに豚々亭の主人、お久しぶりです。
かおりさんも団長としてがんばっているようです。
そこに現れたのは白波。
ここ最近の活躍?ですっかりあけぼの町に馴染んだようで、得意の棒術の稽古をつけます。
白波もキメはリュウジンオーそっくりのポーズ、ってこれじゃバレバレなんじゃ...
剣二も白波のとの交流で、決して悪い人間ではないことを知ったようですが、かおりさんに密着する白波には心中おだやかではない様子。
これはこれ、それはそれ、と言った所でしょうか。

そこへ轟音とともにあけぼの町より撃ち上がる巨大な光。今回のジャマンガの作戦<魔法衛星グレンスター>です。
かおりさんは「流れ星」といってときめいていますが、ザンリュウジンの言う通りどおみても流れ星なんてのんびりしたもんじゃありません(笑)
「ジャマンガに逆らうもの、魔物の悪口をいったものを攻撃する」
さっそく魔物撲滅ポスターを作った町民にグレンスターの攻撃が!
マイナスエネルギー収集目的なので致死性ではない電撃程度ですが、こりゃたまったもんじゃないです。

「大魔王グレンゴースト様の名の下に、あけぼの町はジャマンガが支配する事を宣言する」
とうとうジャマンガが宣戦布告、いいですねー。
さっそく反抗する主婦(はまぐり魔物の回のお母さんですね)を攻撃して黙らせます。
そして次々と町中を攻撃。マイナスエネルギーを回収してゆくジャマンガ。
ゴッドリュウケンドーとマグナリュウケンドーは出動しますが、宇宙空間のグレンスターにはマグナゴウリュウキャノンも射程外。手も足も出ません。

あけぼの町は誰もが何も話せない町になってしまいました。
しかしそれを×マークにはいったマスクで表現するのがリュウケンクオリティー。
しかも昼間からメカニムーンとロッククリムゾンが徘徊しています。

SHOTではグレンスター攻撃を白波の立案で作戦を立てていました。
空の飛べるリュウケンドーをブースター代わりに地球の重力圏を突破、シャドウウイングリュウジンオー(以下SWリュウジンオー)が宇宙へ出てグレンスターを撃破。
このときの説明がまた日食の回のように、模型を使ってますが、おそらく視聴者並みの剣二にわかりやすいようにという配慮なんでしょう(笑)

しかし剣二は自分がブースターの役目なことが不満。
白波は「お前には無理だ」と斬って捨てますが、これは宇宙空間が危険であり、剣二と違い自分が死んでも泣く物がいないこと、さらにはあけぼの町を案じてのの理由からでした。
白波も変わりましたね。周りの人物を気遣うなんて。そしてあけぼの町が彼にとっても大切な場所になった証拠なんだろうなあ。

誤解の解けた魔弾戦士は協力して作戦開始。
まずマグナリュウガンオーが一人で行動、グレンスターの攻撃を引きつけますが、そこにメカニムーン、ロッククリムゾンが出現。
ブラッディもバカじゃない、ジャマンガも警戒していたようです。
メカニムーンにに襲われるMリュウガンオー。
それを助ける為にGリュウケンドー足止めをくらい、その間にSWリュウジンオーはロッククリムゾンに撃墜、作戦は失敗です。

傷つく白波に作戦を中止しよう剣二。
しかし「怖じ気づいたのか」と白波は怒ります。
けどそれは彼の強がりであること剣二や、ザンリュウジンも見抜いていました。
変わって剣二が宇宙へと飛び出す役目を引き受けます。

再び変身して飛び出す3人。グレンスターの攻撃から身を守ったくれたリュウジンオーに、Gリュウケンドーは言います。
「お前だっているんだ、何かあったら泣くヤツが」
爆発の炎の燃え盛る中、リュウジンオーとGリュウケンドーはがっちり握手。
剣二が過去に行ったリュウケンドーとリュウガンオーの握手シーンを思い出しますね。おお、カッコイイ~。
通じ合った二人の心に反応して、サンダーキーがライトニングキーに変化。
ライトニングリュウケンドーにモードチェンジ→ライトニングイーグルを召還→ライトニングウイングリュウケンドー(以下LWリュウケンドー)へ。

ライトニングイーグルは羽の左右に刃を装備したような姿なんですね。
それがリュウケンドーと合体するとまるで3本の切っ先のトライデント形状になっているのがかっこいいです。

宇宙へと駆け上る二人の魔弾戦士。
それにあけぼの町の人々の「がんばれ」の声が次第に重なってゆきます。
いいな~あけぼの町の人たち。
誰ともわからない人の為には戦うのは難しい、けどあけぼの町の人達の為なら、戦える。
そういう気持ちが伝わってちょっとウルっときちゃいます。

「おれ達だけじゃないんだな、お前がいなくなったら悲しむ人は」
その声は二人を勇気づけ、さらにはジャマンガへの反抗をを攻撃するグレンスターのセンサーに過負荷を与えるという、実際の援護になっているというのも良いですね。

しかしここでSWリュウジンオーは力つき、地球におちてきます。
「おまえは生き延びろ」
そう言い残して。
...リュウジンオー死亡!?

ここはやはり「剛一、お前ははどこに落ちたい?」といってほしかったような(笑)

とうとうグレンスターと対峙するLWリュウケンドー。
そのとんでもない巨大さはものすごい迫力ですね。CGの白組さんがんばってます。
これだけの物が出来るなら、実際世界を征服するなんてジャマンガには簡単なのでは?とも思えるほどです。
そのグレンスターの裏側は...パオーことジャマインドにそっくり。
なんで?(笑)

鼻部分を可動、その先をLWリュウケンドーに向けすグレンスターは「ジャマンガ砲」を発射!
LWリュウケンドーも三位一体超爆雷斬り、グレンスターに突っ込み、内部から撃破、破壊するのでした。

しかしLWリュウケンドーも地球の重力に引かれ、大気圏との摩擦で真っ赤に燃え上がります。
ここはやはり(以下略)

あけぼの町に轟音と共に落下したリュウケンドーに駆け寄る不動さんと鈴。
心配する二人の前に、真っ黒になった剣二が姿を現します。
生きてるよ!真っ黒だけど...さすがリュウケンドーだなあ。

無事を喜ぶ3人、そこへ同じくあちこちに煤で黒くなった白波もやってきます。どうやら彼も無事でした。
「ただいま」
「...おかえり」
剣二と白波、なんだか間の抜けた、しかし温かい挨拶に自然と笑いが広がります。

「黒いよお前」
「お前こそ」
肩を組んで歩く二人。
今後さらに手強くなるだろうジャマンガ、さらに硬くなった二人の絆はそれに立ち向かう大きな力になりそうです。



○ラストは二人の握手で決め!でしたね。
この握手は、冒頭のDrウオームとブラッディの握手=実は互いに信用していない関係との見事な対比となっていました。

今回まるで最終回でもいいような回でした。
宇宙を舞台にしたスケールの大きさ、CGのグレンスターの巨大感、団結するあけぼの町、魔弾戦士の友情。
シリアスだけでなく、決して笑いを忘れないリュウケンドーらしさ。
すべてが詰まった「これがリュウケンドー」というほんと楽しい回でした。
こんな番組があと1クールだなんて、ほんともったいですねえ。
必殺技とかバンクでも文句いいませんから、あと1クール追加してくれないでしょうか(笑)

○今回の絵はやはりグレンスター。
どうみてもメカジャマインドでした。

○次回は偽物が出現してゴッドリュウケンドーが二人?
魔物はなんだかチープで今回でお金を使い過ぎたか?(笑)
海さんも再登場、そしてコスプレ回の予感。
来週も楽しみです。