ロディマスコンボイさん

2006-09-21 16:26:25 | トランスフォーマー TRANSFORMERS
○ロディマスコンボイさん(RODIMUS PRIME san)
トレーラー形態と変形図。正面と背面図です。


ビークルモード追加しました。
実は当初トレーラーも変形してロディマスコンボイに変形、とラフまで考えていました。
しかしそうなると2010のロディマスじゃ無いですよね。
それで思い直して玩具準拠の構成にしています。


今回はより女性らしさを出しつつ、変形可能に挑戦してみました。
以前のコンボイたんに比べ、頭身がずいぶん伸びましたね。

しかしまあ玩具のロディマスもスリムな印象なので、これはこれでいいかと。

「トランファンケット」イベント案内にて参加サークル名が発表されていますが、
どうやら受かったようです。

トランスファンケット案内サイト

○TFと言えば今欲しいのはこれです。
TRANSFORMERS Classics
初代(G1)をリメイクする玩具が出るようです。
いや-めちゃくちゃ嬉しいです。
サイバトロンはコンボイ(OPTIMUS PRIME)
バンブル(Bumblebee)
そしてロディマス(Rodimus)

バンブルがここまで劇中イメージに近く変形するのは、初めてではないでしょうか。

デストロンはメガトロン(Megatron)
スタースクリーム(Starscream)
アストロトレイン(Astrotrain )

特に銃から変形するメガトロンは久しぶりじゃないでしょうか。
スタースクリームも実に初代っぽいし、アストロトレインというのも渋い。
早く日本にはいってこないかなー。

タイタニウム
トレーラーごと変形のロディマスといえばアメリカでは「タイタニウム」というシリーズでそういうロディマスが発売するそうで。
http://www.monster-japan.co.jp/items/transformers/titanium/titanium_page.html
http://tformers.com/ig.php?mode=album&album=6244&dispsize=800&start=0
http://tformers.com/ig.php?mode=album&album=6244&start=20
クラッシクも良いけどこっちも良いアレンジですね。


ジェットロンが三角なのはG1のセイバートロン姿にも思えるなあ。
バルキリーじゃないジェットファイアーかっこ良い良い。
他にも2010「スカージ」や「メタルスパワードコンボイ」「ファイヤーコンボイ」も出るみたい。

ロボットマスターズもこういう風になって欲しかったなあ。
大きさと値段がきになるけど面白そう。


シムーン25話「パル」感想

2006-09-19 23:56:56 | 日記 DIARY
シムーン25話「パル」感想

それぞれ道を選ぶコールテンペストのシヴェラ達。
最後に残ったアーエルとネヴィリルもついに歩み出す。

今アニメでは一番楽しみなシムーン。
1週間が待ち遠しかったです。

この後シムーンのネタバレがあります。

○「泉」についた元コールテンペストのシヴェラ。そこに待っていたのはオナシアではなくユン。
怪訝に思うメンバーの中で、ロードレアモンだけがその意味を知っていました。

「オレはここにいる」
これは「オナシアを継いだ」と言う決意にも聞こえるし「お前達を見守っている」という仲間達へのエールともとれました。

泉の選択を「落ちてゆく」と表現するパライエッタ達。
不安からでしょうか?大人への選択をあまり良い意味ではとらえていないふうに感じますが、緩やかに大人になる視聴者側と違って、これから起こる急激変化へのな不安の現れ、と受け取ったほうが良いのかも。

泉に入った皆を見つめるユンの目から落ちる涙。
後にロードレアモンが語ってる「ゆりかごのような、ユンが支えてくれたのね」からの予想ですが...
泉の性別選択はオナシアがそれぞれの意思を読み取っていました。
ならば今パライエッタ、カイム、アルティ、ヴューラ、ロードレ、モリナス、フロエの7人分の意識がユンの中を駆け巡っていたんでしょう。
希望や不安、喜び悲しみの感情、それぞれが持っていた記憶。それを知ってユンは泣いていたのではないでしょうか。
「私はここにいる」
仲間を送り出した後、彼女の一人称が「オレ」から「わたし」に変わっていました。
もしかしたらそれはユンの意識も少しずつかえてゆくのかも知れません。

性別を決定した元シェヴェラ達は、列車に乗ってアルクスプリーマへと向かいます。
行きに比べて、妙に混んでいると思ったら、おそらく列車の等級が落ちているんでしょうね。
聖職→一般市民ということを表したのではないかと。
それとは知らずに祝福を受けようとする少女(服はシヴェラ服のまま変わっていないから)
母親が気付いてそれを止めたり、フロエがその事を言い出せなかったりとか上手いなあと思いました。

自分の気持ちが「ネヴィリルへの愛」だと気付いたアーエル。
気付いてみれば最初から引かれ合っていた二人。
ネヴィリルはアーエルを信じる事が出きず、プライドがジャマをしていたし、アーエルは目的に素直すぎたし、自分の気持ちに気付いてもいなかったと感じます。
紆余曲折という言葉が似合う二人、ようやく心を通わせアムリアの事を話せるようにもなります。
戻ったパライエッタにも気遣いを見せるアーエル、見違えるようです(笑)

パライエッタは女性を選択していました。
ひたすらにネヴィリルを影に日向に愛し、支え続けた彼女。
「愛される事を知りたい」
幼ないころ立てた誓いは、いつの間にか愛なのか、義務とも付かないものになっていたのかも知れません。
それだけに間違ったり、混乱したり色々有りました。
しかし今の笑顔からは、それから解放されたと感じますし、希望が叶う事も難しいことでは無いと思いました。

ヴューラとフロエは男性に。
フロエは以外でした。てっきり女性になって、これからも小悪魔的な魅力で男性を困らせてゆくと思ったのですが。
「艦長席に座りたかった」と言ってるし、将来は軍人にでもなるつもりかなあ。
ヴューラは前回良いお母さん的キャラだなあと思ったら男性。
しかしコールのレギーナでもありましたから、どこへ行っても気配りの出来る大人になれるでしょうね。

モリナス、ロードレアモン、カイムとアルティは女性
先週のモリナスの「男になって~」は女になる事を決めた、ということだったんですね。
ワポーリフを追いかけてゆく事になるのか解りませんが、幸せになって欲しいです。

ロードレの女性は想定内かな?良家のお嬢様だから実家に戻って将来は養子でも貰い家督を継ぐのでしょうか。

男女として支え合うより姉妹を選んだカイムとアルティ。
わだかまりはまだ完全にとけたわけでは無いかもしれませんが、長い人生、時間はこれからもたくさんあります。

そして速やかな全ての巫女の廃止を求められる、宮国。
アーエルとネヴィリルのは捕らえられ、グラギエフとアヌビトゥフは画策します。

グラギエフにアヌビトゥフがいきなりキスしてましたが、やっぱあれですか?巫女時代に少なからず思っていた二人が、泉に行ってみるとお互い男性になっていた、ということなんですかね(笑)

捕らえられたアーエルとネヴェィルはこっちも壁越しにキス。
文字通り二人には壁など意味が無いというシーンですね。

最後に泉に行く前の挨拶を達甲板で行うことになる二人ですが、そこにマージプールから一機のシムーンが上昇。
パイロットは嶺国巫女。見覚えのあるマミーナを撃った巫女達でしたね。
これがアヌビトゥフとグラギエフの策でした。
どうやって二人をシムーンに乗せるのかと思いましたが、そこの抜けたマージプールを利用するとは思いませんでした。
それに、このあたりの音楽も凄く盛り上がりましたね。
「いつかどこかで」
「さようなら、永遠の巫女」
アーエルとネヴィリルは皆に別れを告げ、シムーンに乗ってアルクスプリーマから脱出。
空の彼方へと飛び去ってゆくのでした。

○無事脱出した二人。これから翠玉のリ.マージョンを行って、ということでしょうか。
果たして二人はどの時代にいきつくんでしょう?
二人を逃がしたアヌビトゥフとグラギエフ、元コールの仲間と嶺国巫女の今後も心配ですね。
予告ではその後のヴューラ、アルティ、カイム、フロエそしてリモネらしき人物の映像が。
それぞれ成長した姿がすごくヨカッタし画面に出ていないパライエッタ、ロードレ、ドミヌーラ他メンバーのその後も楽しみです。
そしてアーエルとネヴィリルは?


ゲームと小説が欲しくなってきました。

次回シムーン最終回、楽しみです。


リュウケンドー37話感想

2006-09-17 18:39:01 | 魔弾戦記リュウケンドー RYUKENDO
リュウケンドー37話感想
「幸福の黄色いリング」感想。


市子さんが拾った小石
ロッククリムゾンまたまた復活!
獣王バイク三体そろい踏み

注!この先、ネタバレ、玩具擬人化画像があります

















○いつものお騒がせ婦警、市律コンビ。
今日は市子一人であけぼの町の駐車違反を取り締まり。
どうやらこの町には「交通監視員」制度はまだ採用されていないようですな。
律子は?って思ったら一人で南の島でバカンスだそうで、うらやますぃ。

取り締まっても無くならない駐車違反、それに律子はいない、さらに腰はイタくなるしでキレ気味市子。
目に入った道ばたに光る黄色い石を「神様の贈り物」とキス。
それに反応する不思議な石。
しかしどうみてもロッククリムゾン(以下Rクリムゾン)の核(の一部)です。

魔界では大魔王様がRムゾンのキスを受け、激しく身体を震わせます。
その反応はRクリムゾン、とDrウオームは嬉しがりますが、その大声に背後のレディゴールドのメイク失敗。
いいなあこの二人は、ブラッディ違ってほんと和みますよ。
DrもRリムゾンとは盟友だ、と言ってるし。その仲の良さはとても魔界の人とは思えない(笑)

しかし、大魔王様の反応はどう見ても苦しんでるようにみえたんですけどね。
マイナスエネルギーならぬ幸せのプラスエネルギーってとこでしょうか?

次の日も律子は駐車違反をパトロール。その指には昨日の石が指輪に。
同乗者は珍しいことに鈴ですね。
その鈴に「婚約指輪ですか?」と突っ込まれる市子。
鈴も女の子、婚約とか宝石とか恋バナには興味津々のようです。

しかしそんな市子にある事件の疑いがかけられます。
「肉の猪俣」さんの新車(一話で壊された車の、それの保険が下りて買ったワゴン)
それが見るも無惨にぺっちゃんこ。
市子は以前「駐車違反するならローラーでぺっちゃんこにする」と公言していたそうで。
普通ココは「ジャマンガの仕業だ!」だとおもうんですが。
まあ町の武闘大会に対戦車ライフル持ち出すような市子さんだし(笑)

署長達に今回の疑いに、謹慎処分を受ける市子。
おもわず「署長達なんてつぶれちゃえ」とつぶやきくと、轟音と共にあらわれた巨大岩石。
それはやはりRクリムゾンでした。
どうやらRクリムゾン、再生の際に記憶喪失?そして市子のキスですっかり彼女に惚れてしまったようです。
まるで子犬のように市子の後を付けるRクリムゾンがカワイイなあ。
市子の願いを叶えたRクリムゾン、でも市子は「警察の仕事は大変だけど、すきで始めた仕事は辞めたくない」と彼の行為をは嬉しくないと答えます。

一方SHOTでも昨夜からの魔的波動と、過去のRクリムゾンのデータと一致。市子の指輪こそがRクリムゾンと見抜きます。
市子から指輪を回収しようとしてひっぱたかれる不動さん...かわいそ。
そこに現れたレディゴールドとキャット軍団&遣い魔のジャマンガ御一行。
市子におそいかかりますが、助けを求める市子の声に反応して、逆にレディゴールド達を岩石形態でを追いかけ始めるRクリムゾン。
「わたしの事助けてくれた?」
Rクリムゾンに踏みつぶされる遣い魔。
うわ、ぺちゃんこって古典的な表現だなあ、顔は写真かよ(笑)
敵にするとやっかいだけど、味方?になるとこれほど心強いヤツはいないですね。

「女として23年、初めて惚れられたかも」
ミニパト内で鈴に心情を漏らす市子。やっぱそれが「岩」でも嬉しいんでしょうか。

さんざん追いかけられたレディゴールドはここでひとまず魔法で退散。なんだ、最初から逃げろよと突っ込みたい。
逃げたレディGのおかげで、このまま岩が転がると、あけぼの町商店街への突撃コース。
このシーンの商店街と橋の風景は1話のそれなんですよね、懐かしー。

このままでは商店街が危ない、市子は身体をはってRクリムゾンの前へ、身を投げ出します
「警官と岩石は恋愛出来ないの...泣かないで」
市子の言葉に涙を流すRクリムゾン。
岩のまんまで泣けるんだけど、シュールだなあ。

確かラーメンが恋するって特撮を(中華なぱいぱい?)を思い出しましたよ。
でも、こういうフランケンシュタイン的な怪物が、美女に恋するって話しも古典的かつ、王道ですよね。
最近ではリメイク「キングコング」とか。
でも、こう言うお話しは決まって「悲劇」なわけで...

市子が指輪に戻ってくれるよう頼んだタイミングで、ゴッドリュウケンドーとマグナリュウガンオーがタイミング良く(悪く?)登場
彼らの攻撃がRクリムゾンを怪人へと戻してしまいます。
しかし、市子は二人からRクリムゾンを守ろうとするのですが、彼は市子を...
ぶんなぐった~!
人形のように吹き飛ばされる市子。おいおい、だれか受け止めてやってくれ

そこへリュウジンオーもうゴウリュウ、いや合流。パンチでこれまたRクリムゾンを豪快に...
吹き飛ばした~!

「ナイスアシスト」
「マズいプレイを見てられなかっただけだ」
このあとGリュウケンドーが「何だと」とか言ってMリュウガンオーが「ケンカはあとにしろ」
とか言うのですが、それも見慣れた風景になってきましたね。

そして3人は獣王を召還。
ゴッドレオン、マグナウルフ、デルタシャドウ。バイクモードの三体そろい踏みですよ。カッコいいなあ。
最近こういう乗り物でヒーローが並ぶ、という風景も見れなくなっちゃいましたが、リュウケンドーが見せてくれるとは。

3人がRクリムゾンを追いつめたのは、山の採石場。武闘会でもつかってました。
そして三方から、バイクの後輪から出る土煙でRクリムゾンに煙幕を張り、3人の連続必殺技が炸裂します。
「竜王魔弾斬り!」
「斬竜神、乱撃!」
「三位一体、マグナドラゴンキャノン!」
大爆発するRクリムゾン。

「闇に抱かれて眠れ」
「そりゃオレのせりふだ!」
MリュウガンオーがGリュウケンドーの決め台詞、一度やってみたかったんでしょうか
前前回「生兵法は~」を取られたんでその仕返し?

砕け散ったRクリムゾン。
空中に浮かび上がり、今度こそ昇天。やはり悲劇かとおもいましたが、Dr,が回収。
魔界ではまた「せっちゃくざい」をつかってDrが組立てていました。
まるで積み木、というレディGの突っ込みは正しいなあ。
こう何度も復活すると、Rクリムゾンはなんだかんだで、このまま生き延びそうな気がしてきましたが、それでもいいのかも。

それはそうと彼は岩石状態の事を全く覚えていないようです。
しかし「何かあたたかい気持ちがした」と言っていますから、今後になにか影響するかもしれません?
その証拠に彼の一部が赤く熱を持っていました。
「恋の名残かしら」
気の効いた台詞だなあ、とても悪役とはおもえない、今回はちょっと乙女なレディゴールドです。

その後、市子は謹慎処分も解け、任務に復帰。
指輪を捨てて思い出も封印?
明日からまたあけぼの町の平和の為にがんばろうと誓う市子でした。


○今回は市子さんのお話でした。
恋バナでしたが、相手がロッククリムゾンで、しかも岩とは(笑)
ウエディングドレスも見れて眼福です。
ロッククリムゾンもほんと良いキャラになったきましたね。
上でも書いたように、ほんとこのまま生き延びそう。
あ~ソフビ人形が欲しいなあ。

○絵はモバイルザンリュウさんとレディゴールド&ジャマンガの皆さん。
逃げてるシーンは本気で怖そうでした。
レディはこの服を描くのははじめてかな?

○次回はSHOT本部が超ピンチ?
魔法発動機が爆発寸前!?
御厨博士の力がいるようです。
メカニムーンと剣二の初顔合わせもあるようで楽しみです。



<アルテイル>イラスト

2006-09-15 20:49:56 | 作品 ART
○今日閉め切りのイラスト完成、提出。
「イラスト」という仕事にも色々有って自分が今やっているのはこんな感じで分けられます。
------------------------------------------
A<キャラ設定、背景有り>
B<キャラ既存、背景有り>
C<キャラ既存、背景無し>
------------------------------------------
他にも小説イラストや、設定用イラストいろいろありますが。大変さは一長一短、面白さもそれぞれにあったりします。

○今回は「アルテイル」
キャラ、背景有りのAタイプですね。
設定を頂いて、それに応じたキャラと背景を作成します。
今回は「魔法騎士」ということでこんなキャラを作ってみました。
魔法、騎士だからまあとんでもない格好がいだろうと。
鎧とか重力とか関係なく浮いている方アーマーとか、露出の多い正面とか(笑)
ちょっと舞乙のコ-ラルローブっぽくなっちゃったかな?

武器のWランスはテッカマンとか好きだから(笑)
これでオッケーを頂いて→ラフ作成オッケー→実作業と言う流れです。
アルティルはこういう風にオリジナルキャラを作る事が出来るのも楽しいですね。
完成した絵はいい感じに仕上がったと思います。

アルテイル公式サイト
前回描いた「駆け抜ける女忍者」紹介

シムーン24話「選択」感想

2006-09-14 20:20:27 | 日記 DIARY
シムーン24話「選択」感想

コールテンペストはシヴュラの地位さえ追われる。これが敗戦国の運命か。
それぞれの心にケリを付け、最後の一日を楽しむ少女達。

「戦後」を描き始めたシムーンが面白い。

この後、シムーンのネタバレがあります。

○それぞれの選択。

双子姉妹。
カイムのアルティ嫌いは結局自分より成長した妹への嫉妬?
しかしそれは姉の思い込みで、妹は何も変わっていなかったことを再確認。
「シヴュラでなくても出来る事はある、それは許すことと許される事」
地獄から復活したパラ様の言葉は重みがあるなあ。
何はともあれ和解への道筋が付けられて良かった。

そうそう、パラ様の壁に掘っていたのはいつかアーエルがドアに描いた落書きのシムーンの絵だったのか。

気がつけばすっかりヴューラーがコールに馴染んでた。
最初はいやなキャラだったのだけど、それも自分のコールを率いたレギーナ故の言動だったんだろう。
それが+に動けばココ最近はすっかりコールテンペストのお母さん役。
もうすこしはやく合流して欲しかった。

シムーンも封印、そのためワポーリフ始め整備班も礁国へ。
胸の小さくなったワポーリフ、モリナスにシムーンよりもあなたが大事と告白。
しかしモリナスは「男になってシムーンをいじりたかった」とはスルー?
「でも女になっても良い」と言う風にもとれるから、まだ可能性あり。

ユンはオナシアの告白を受け、一人泉へとむかう。
オナシアはドリルーラかリモネかもと考えていたが、無関係だったか?
男女の選択をしないオナシアは結晶化して崩れてゆく。
中途半端は身を滅ぼすという教訓?
しかしユンの「それでもあなたは美しい」という台詞をきくと、中途半端も極めれば立派という風にもとれる。
「後ろ向きなら全速力で後ろに突っ走れ」
コミックマスターJの言葉をおもいだすなあ。

しかしユンの下半身描写は相変わらずいろっぽいとおもいました(笑)

「多くは救えないけど、がんばれば一人くらいなら」
ユンの行動を決めたのは間違いなくロードレアモンの言葉。
こう言う言葉を言えるのはマミーナの死。
彼女の死はコールの大勢に影響を与えたし、決してムダではなかった。
マミーナの服の匂いを嗅ぐロードレがかわいくてちょっと悲しい。

「オトナになるって寂しい」
フロエはときどきドキッとする台詞をいうなあ。
正直で自分に正直すぎるほどの彼女、選ぶのが男でも女でもこの性格は変わらないだろうし、このままで有って欲しいよ。

アーエルとネヴィィリル。
素直になれないのはネヴィリルの言葉にアムリアの影を見てしまうから。
知ってか知らずか「あなたが好き」と直球勝負とはさすがシヴェラアウレアだ。
すっかり攻守逆転、どんどん乙女化するアーエルが最近かわいくてしょうがない。

違う世界に行く事は決定事項になってしまった二人。
泉に行かない事も決まり?まあ違う世界にいけば泉にもいけなくなるけど。

アーエルは違う世界にいきたいのだろうか?
というのも最初は「泉にいかなくてもいいからシヴュラになった」と言っていたからなあ。
祖父の言葉があるとは言え、それが今の行動にうまくつながらない気がする。
最初から「祖父との約束を守りにきた」くらいのキャラだったら。


○宮国の行く末を想像してみる。
シムーンという技術を礁国に取り上げられ、テンプスパティウムの宗教を嶺国に押さえられてしまった宮国。
未来はかなり暗いと思っていたが、そうでも無いのかもしれない。

シムーンの技術は実際には「シムーン球」の力。
シムーン球は未性別の二人のキスでしか稼働せず、しかも発掘品。
これでは大量生産は不可能だし、礁国を救うとも思えない。(数十年後には解析できるかもしれないが)
なので、いずれは宮国でシュミレ、戦艦、列車で使われる「ヘリカル機関」が主流になってゆくのではないだろうか?
技術者がいれば、それを支える知識を持つ国民がいるはず。
礁国は技術はありそうだけど、国民の性別を国が管理するなど共産主義的な雰囲気も感じるし。
宮国は自由な技術立国に進む可能性ははある?

テンプスパティウムと嶺国の神アニムスは同一の存在。
嶺国アニムス教は相当柔軟な考えなのではないだろうか?普通は「戦争中の敵国と自分の神様が同じです」とはいえないよ。
しかもその考えが受け入れられ、しかもそれを自由に発表できる環境があるということは驚く。
それに嶺国の巫女はシムーンシヴュラを尊敬している。
今後テンプスパティウムとアニムス教はゆるやかに同一化してゆくのかもしれない(日本の神社と土着神のように)



○次回「パル」
違う世界に行くにせよ、シヴュラを追われた二人にシムーンを持ち出すことは出来るのか?次回ではそのあたりも楽しみ。
元コールが男女どちらをえらんだのかも興味あるなあ。
ユンの涙は何を意味するのだろうか?

当初、最終回は大掛かりな作戦と翠玉のリ.マージョンが絡んで終わると予想していましたが、良い意味予想を裏切る展開が楽しいですね。
特に「戦後」を描くのが面白い。
お話としてはそのほうが派手に終わったとおもうけど、あえてそうしないという展開に制作者のメッセージを感じます。
戦争が終わってもアーエル達の問題は終わらないし、あくまで終わらせるのは彼女自身の力ということか。

次回も楽しみです。