Sir. Paul が又々Archives Collectionをリリースする事を発表した。
今度はソロ10枚目の作品に当たるFlaming Pieだ。
え〜!何で先にこのアルバムになるかな?
このアルバムはBeatlesのアンソロジーシリーズの発売直後にレコーディングされた。このアルバムの評価はとても良く全米2位を記録した。
Paul のアルバムがトップ10内に入ったのは全米1位を獲った1982年のTug Of War 以来何と15年ぶりアルバムの数で言うと7作ぶりの事だ。
Paulの最愛の妻Lindaの病気の事もあったからかなりハードな状況でのレコーディングだったと思う。
確かにアルバムとしては久しぶりに聴きやすいアルバムだったので当時はヘヴィローテーションとしてドライブのお供になっていた1枚ではある。
でも随分長いことこのアルバム聴いてないなぁ〜!
しかしだんだんアーカイブシリーズの価格が高騰して来ているのはどうしたものか?
◆デラックスエディション◆
価格38,000円
このデラックス・エディション・ボックス・セットには、アビイ・ロード・スタジオでリマスターしたオリジナルのアルバム、ホーム・レコーディングやデモ、スタジオ・レコーディングの別ヴァージョン、ラフ・ミックス、そして「ウブ・ジュブparts 1-6」からのセレクションを含むB面など32曲分のボーナス・オーディオ・トラック、『フレイミング・パイ・アット・ザ・ミルCD(ポールが自身のスタジオを1時間ツアーしている内容)』が含まれる。
映像素材には「ザ・ワールド・トゥナイト」のドキュメンタリーや、オリジナルのミュージック・ヴィデオ、EPK 素材、インタヴュー、演奏風景、および舞台裏の映像などをフィーチャー。そしてリンダ・マッカートニーの撮影した未発表写真を含む128ページのブックレット、アルバム・アートワークのアーカイヴ、そしてクリス・ヒース執筆のアルバムの歴史についてのストーリー。そこには全曲解説、ポール、リンゴ、ジェフ・リン、スティーヴ・ミラー、スタジオ担当者などのアルバム参加者たちへの最新インタヴューも含まれる。他にもスタジオでのメモ書きや、手書きの歌詞、ポール・マッカートニー・ファンクラブのオフィシャル新聞「クラブ・サンドイッチ」における1997年の『フレイミング・パイ』発売時の記事などを収載。また、音源は24ビット96kHzのHDオーディオでもダウンロード可能となる。
◆コレクターエデション◆
価格128,000円
全世界3000セットの完全限定生産で、。内容は上記のデラックス・エディションの全てに加えて、リンダ・マッカートニーのシルク印刷写真6枚と、それを収納するための大理石模様の紙挟み。ハーフ・スピード・カッティングしたリマスター済みアルバムを唯一無二の2枚組LP盤とし、特別な見開きジャケットに収納したもの。
ホワイト・ラベルに手押しのスタンプが押されたホーム・レコーディング音源のLP盤、そしてポールが1996年にアレン・ギンズバーグとコラボレーションして、フィリップ・グラスやレニー・ケイもフィーチャーされている「ザ・バラッド・オブ・ザ・スケルトンズ」が、今回、初めてヴィニール盤として片面エッチング加工の45RPMでカットされる。それにはポスターが付けられる。
◆スペシャルエデション◆
2CD 価格3,600円
ファンとしては好きなアーティストのアルバムは通常盤は元論のことリマスター盤や未発表曲収録さらに未発表ライブなどの謳い文句に非常に弱い。
僕のようにレコードから音楽を聴き始めた世代としては紙ジャケットにも触手が動いてしまう!
でも最近のアーカイブシリーズはどうよ?
Paulに限らずファンが求めている未発表の音源やライブ映像よりもアーティスト側?レコード会社の思わく?がかなり強く反映されている気がして仕方がない。
だから高額なBOXセットを出されても買おうとは思わない。
せいぜい1枚目がリマスター盤2枚目が未発表の音源やデモなどからなるDX盤で十分と言うことになる。
正直言ってよっぽどのファンでなければ128,800円も出してコレクターエデションを買う人などないよね。
ファンにとって未発表の音源や映像が蔵出しされる事は確かに嬉しい、でも結局はコレクションのとしてラックに飾られてしまうことの方が多いと思うのだが如何なものどろう?
これからもPaulに限らずStonesやBoss辺りはきっと何か出して来ると思う。
Paul ・・・Back To The Egg
Stones ・・・Black & Blue
Boss ・・・Born In The U.S.A.
この辺りのアーカイブコレクションを是非ともリリースして欲しい。
今回のPaulのアーカイブ・コレクションは買っても2枚組みかな?
でも直ぐには買わないと思う!
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