群馬大学 慢性看護学研究室ブログ

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ゼミ文献:放射線療法を受けている乳がん患者の倦怠感に対するヒーリングタッチの影響に関する無作為化プラセボ対照パイロット試験

2022-07-01 17:10:48 | 研究室

<岡研究室 ゼミ紹介>
 毎週火曜日,19:40-21:10,大学院博士前期・後期課程のゼミをzoomで行っています。先日,こちらの文献紹介がありました。なお,ゼミはお試し参加でもokです。希望者は,お気軽にご連絡ください!!

◆タイトル:A Randomized Placebo-Controlled Pilot Study of the Impact of Healing Touch on Fatigue in Breast Cancer Patients Undergoing Radiation Therapy

     放射線療法を受けている乳がん患者の倦怠感に対するヒーリングタッチの影響に関する無作為化プラセボ対照パイロット試験

◆著者: Fern FitzHenry, RN, PhD1 , Nancy Wells, RN, DNSc1 , Victoria Slater, RN, PhD2 , Mary S. Dietrich, MS, PhD1 , Panarut Wisawatapnimit, RN, PhD3 , and A. Bapsi Chakravarthy, MD1

◆Journal名:Integrative Cancer Therapies 2014, Vol. 13(2) 105–113  (IF2.379)

A randomized placebo-controlled pilot study of the impact of healing touch on fati

◆要約:本研究は、放射線治療(RT)を受けている乳がん患者の疲労に対するヒーリングタッチ(HT)の効果を調査するパイロット研究である。

 研究デザインは、被験者内デザインの無作為化臨床試験である。参加者は、乳房切除術または乳房切除術を受けた乳がん患者で、21歳から75歳、ECOGスコア0から2である。介入は、週1回、治療中に45分間のHTまたは偽療法を行うものであった。

 アウトカム評価項目は、倦怠感、生活の質(QOL)、不安・抑うつなどであった。

 結果は、合計70人の患者がアプローチされ、41人が研究を完了した。完了時に、HT参加者はより高いレベルの疲労を報告する傾向があった。QOLについては、群間で統計的に有意な差はなかった。

                            (担当 桐山)


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