美きえの部屋・・・2008~

日々の何気ない出来事などを綴っています。

仏と袈裟・・・

2008-07-03 08:41:26 | プライベート
実父の告別式から丁度1週間経ちました。

その時に 斎場の職員さんが骨に関しての説明を
してくれました。

火葬後 骨壷に骨を入れ 一番最後に 『のど仏』と呼ばれる骨と
もしあれば『袈裟』という骨を入れるのだそうです。

一般的な「のど仏」というと 男性の変声期に突出する軟骨
(甲状軟骨)で 女性にはありません。
また 軟骨の為 火葬した場合には砕けてしまう事も多いそうです。

父は長い事 寝たきりでしたので 骨も弱っていると思いましたし
想像もしていませんでしたが 『のど仏』と呼ばれる第二頸椎と
さらにその上の第一頸椎 通称『袈裟』と呼ばれる骨がきれいに
残っていました。

「のど仏」=首の付け根にある第二頚椎。
人間の首が回るのはこの頚椎があるからで 脊髄を守っている
丸い輪状の骨がそれで そこに突起しているジョイント部分が
「第二頚椎」 いわゆる「のど仏」とされます。
その場所が のどに近く 形も座禅を組んで合掌しているお坊さんに
見えるところから「のど仏」と呼ばれています。

また その上の第一頚椎は 「のど仏」に対して 首輪をかけるように
すると 丁度 袈裟を掛け 合掌しているお坊さんのようでした。

とにかく 職員さんや 葬儀社の方など 寝たきりの方だった
のに こんなに綺麗に残るのはとても珍しいとびっくりしていました。

父は色々な意味で 「徳」のある人だったと思い当たるので 
なるほどねぇ~~と。。。
それに とても良い所(天国でも特別上等な所)に 行けるのだと
言う迷信のような事も言われているので 良かった \(^o^)/です。

ちなみに 昨年亡くなった 義父は病床についていた訳でも
ありませんし どちらかというと 背も高く 体重も多い
身体の大きい人でしたが そんな骨は無かったようです。
(火葬の仕方にも影響があるようで 砕けやすいとのことです。
ですから 無かったとしても それは仕方ないようです(^^;)

コメント (4)
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