美きえの部屋・・・2008~

日々の何気ない出来事などを綴っています。

ノーベル賞・・・

2010-10-07 09:12:00 | ノンジャンル
先日 世界で初めて人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作成に成功し
ノーベル医学生理学賞の有力候補として名前が挙がっていた 京都大
iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(48)が受賞出来なかった事で 
日本人の受賞者を 誰もが諦めていたと思うのですが 昨日の午後
突然のニュースが。。。 


医薬品や私達の生活を支える ありとあらゆるものに応用できる
化学反応を考案した 鈴木章・北海道大名誉教授(80)
根岸英一・米パデュー大特別教授(75)が ノーベル化学賞を
受賞したのです。

難しくて 良くわからないのですが・・・
化学反応を促す仲介役(触媒)に金属を利用し 不可能と思われていた
有機化合物を自在に結びつけ 新たな性質を持つ物質を次々と
生み出した
そうです。


ちなみに これまでの日本人受賞者は ↓ です。

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 物理学賞
1949年(昭和24年) 湯川秀樹
1965年(昭和40年) 朝永振一郎
1973年(昭和48年) 江崎玲於奈
2002年(平成14年) 小柴昌俊
2008年(平成20年) 小林誠
2008年(平成20年) 益川敏英
2008年(平成20年) 南部陽一郎

 化学賞
1981年(昭和56年) 福井謙一
2000年(平成12年) 白川英樹
2001年(平成13年) 野依良治
2002年(平成14年) 田中耕一
2008年(平成20年) 下村脩
2010年(平成22年) 鈴木章
2010年(平成22年) 根岸英一


 生理学・医学賞
1987年(昭和62年) 利根川進

 文学賞
1968年(昭和43年) 川端康成
1994年(平成6年) 大江健三郎

 平和賞
1974年(昭和49年) 佐藤栄作

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でも このところの受賞者を見ていると 比較的高齢の方が
多いような気がします。
今回もそうですが30年以上前の研究が今 評価されている・・
という事は 研究者は長命でないと・・という感じです(^^;;)

それに 以前の受賞者の益川先生もおっしゃっていましたが
今現在の 日本人研究者が多くいる訳ではなく 全て過去の
研究に対してだそうで 今後は 難しくなってくるのでしょうか?


例えば 最近では中国やインドの人達が優秀だと聞きますが
その方達が ノーベル賞を独占するようになるのかしら?

また 事業仕分けでもちょこっと話題になりましたが
何の役に立つかわからない事を研究している・・という事に
日本という国は 援助が少ないのでしょうね!!
研究者の多くは 海外に居ますものね!!



私などには 到底 理解できない領域の事なのですが せめて
国立大学などへの援助が減らない事を希望します。
コメント
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