南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

ワークショップ準備

2006年10月23日 | ミクロネシアの小学校
今日は、朝からコロニアで働きました。

今日は、ポンペイの公立幼稚園・小学校は1学期が終わったので子どもたちは休みです。(4学期制)

コロニアで朝から金曜日に行うワークショップの準備です。

朝はまず、授業案などを印刷したり、分数のときに使うペットボトル(先生が作る用に120本)などを買いに行きました。

そして、会計などの書類を書いて、昼からペットボトルを空にする作業です。

ペットボトルを分数の1に見立てて、水を入れるので、一度中を空にしておく必要があります。
問題は120本のペットボトルの水。
捨てるのはもちろんもったいないので、事務所の大きなミネラルウォーターのボックスに入れましたが、それでも余ってしまい、事務所近くのお店に空の大きなボックスを探して、やっとみつけた法律事務所の空のボックスに水を入れることができました。

あとは荷造り、金曜日の午後に授業のために残ってもらうときに食べるランチを予約してほぼ終了。

2ヶ月前に急に計画が立ち上がったこのワークショップ。
算数の小学校隊員2人と僕と高校の算数教員と普段はばらばらに活動していますが、こうしてポンペイの算数をどうにか向上したい、もっと先生たちに子どもの立場に立って教えてほしいという願いをもって活動しています。

こうして順調に進んでいるのは、なによりも人間関係が円滑だということです。

4人ともとても仲がいいので、仕事を分担するのも話し合いをするのも、意見を出し合いながらもスムーズに進んでいきます。

それは、この国で現地の先生との関係でも言えることだと思います。

人間関係・信頼関係こそが、活動の原動力だということです。

しかし、人間関係を良好に築くのはたやすいものではありません。

互いに文化・習慣・言語が違うもの同士がどう築いていくか?

同じ日本人同士でも難しいことが多々あるのに・・・

でも逆に違うからこそ近づける、築けることもあるように思います。

やはり、相手の気持ちに近づくことだと思います。それも自分の信念や思いをしっかり持ちながら。

単に自分の考えのおしつけでもだめですし、相手に同調するだけでもだめ。
お互い同化する事はないかもしれませんが、違いを認めつつ近づく、近づきたいと思う気持ちが大切だと。

このことを肝に、命じて活動をしていきたいと思います。
コメント (2)
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