南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

南の島の8月15日

2007年08月15日 | ミクロネシアの生活
今年で南の島で2回目の8月15日、終戦記念日を迎えました。

今日も庭では、ハンモックでおじいさんの孫が犬と戯れて遊んでいます。

全くの普通の一日として過ぎようとしている今日8月15日。

今でも解決していないこと。それは、戦闘が行われたこの南の島のポンペイで15日が特別な日ではなく、365日の内の1日として普通に過ぎていくこと。

このポンペイでは激戦と言うほどの戦闘はありませんでしたが、終戦まで日本の統治下にあったので、アメリカ空軍からの爆弾の投下は日々あったそうです。

もちろん、その犠牲になってポンペイの人々もなくなっています。
空爆をしたのはアメリカなのですが、その原因は明らかに統治をした日本にあるのですが。

でも確実に言えることは、日本のこの島での統治政策が非常によかったこと。
日本がポンペイの人に魚を釣って与えるという政策ではなく、魚の釣り方を教えるという政策を実行し、ポンペイ人も生活が潤っていたことがあげられます。
もちろん戦争の犠牲になって、悲しいおもいをされて、日本のことをいいように思っていない方もおられると思いますが、私は未だかつて直接んな話を目の当たりにしたことはありません。

当時、兵隊をこの島でされた方が、ポンペイを訪れたときにこういわれました。
日本は海外にたくさんの人を派遣しているが、それは戦争時代のお詫びを兼ねているケースも多い。それはそれでいいことだ。しかし、私達は、統治時代にこの島でたくさんのポンペイ人の人のお世話になった。そんな昔お世話になった人たちへの援助も忘れないでして欲しいと。僕たちにはそんな遙か昔の歴史を遡っての使命があることを改めて知りました。

この島は単に今、開発途上国と言うだけでなく、昔日本が統治をして、終戦間際には日本兵士が食糧難に陥ったときに、助けてくれた感謝すべき人々であることを忘れないようにしたいと思います。

また最近紹介していませんが、このブログでも僕が日本統治時代のことを知っているおじいさんと暮らしているならではのことも、お話しできればと思います。

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2 コメント

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Unknown (みのり)
2007-08-15 21:14:32
日本ってポンペイにまで手をだしていたんですか  初めて知りました 今日、日本では12時に黙祷をやってました ポンペイでも8月15日が大切な日になるといいですね

P.S→最近、毎日更新してくれてて、うれしいデス
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Unknown (hiro)
2007-08-16 04:30:42
一度昭和の歴史を見て下さい。第二次世界大戦前の日本の統治地域の広さにビックリすると思いますよ。8月から心を入れ替え?毎日更新できるように頑張っていますが、いつまで続くでしょうか?
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