いつものように過ぎていくのどかな毎日。
もちろん、隊員としての日々葛藤はさておき。
日本ほど暑くはないものの、最近は雨が降らずかなり太陽の日差しが照りつけてきます。
幼稚園は8時過ぎに子どもが集まり、12時過ぎになると給食を終え、子ども達はバスに乗り込みます。
そうすると、僕も昼ご飯を食べにホームステイ先の家に戻ります。
歩いて2-3分という、日本ではあり得ない好立地条件。
幼稚園児はそのまま家に帰ればいいだけですが、4年生から8年生は昼からも授業があります。(ポンペイの小学1年生~3年生まではずっと昼間での授業なので、昼になると家に帰ります。まあ暑いので、昼からの授業は大変なので、納得です)
昼休みは1時間。僕のように学校と家が近い子どもはいいのですが、遠い子どもは家に帰るまで1時間近く掛かる子もいて、帰宅は不可能。
そういう子どもは、自分で昼ご飯を食べられないので、近くの売店で食べるものを買うか、友達の家に行って食べるか、親戚の家に行って食べるか、我慢するかなどなどの選択肢しかありません。
ホームステイ先のおじいさんには、子ども、孫、ひ孫を入れると軽く50名突破下手すると100名くらいのファミリーツリー(家系図)になってしまいますが、余り遠い子ども(孫)は家にご飯を食べに来ることもあります。
もちろん食べるだけでなく、おじいさんが言いつけた仕事もちゃんとこなします。
写真の子どもはおじいさんのお孫さんでとても気が優しくて、おじいさんの事が大好き。手伝いも率先してします。今日もビートルナッツの木の実を取るように言われて、高い木の上まで登って、お疲れさんとココナッツと練乳を混ぜて作ったアイスクリームをもらって、テラスにておじいさんと談笑。
こんな風に85歳のおじいさんと13歳の孫が仲良く話すという光景は、なかなか日本ででは見られなくなっているように思います。
でもこのお年寄り、年長者を敬うポンペイでは、さほど珍しくはないように思います。
(おじいさんはポンペイではかなりのご高齢なのでこのお年でここまでお元気な方は珍しいですが)
日本だったら、給食があるし、家に帰る必要なんてありません。
それはもちろん効率的で行き届いたシステムだと思います。
もしポンペイの小学校にも給食があれば、学校から遠くの家に住む子どもが人の家に行ったりする必要もなくなります。
以前は援助が行き届いて、小学校にも給食があったようです。
援助が行き届かなくなることで、大変な思いをする子どもは少しでも少なくなって欲しいですが、その一方で昼間の温かい日差しの中で、微笑ましい光景が見られるのは、嬉しい事だなって思います。
開発途上国として色々な問題を抱えながらも、こういう古くから残っている温かい人の交流は、ずっとずっと続いていって欲しいと思います。
つい人間社会は、経済の発展に伴って、このようなほのぼのとした人間関係が築きにくい、築く余裕のない社会へと変わりがちなのですが。
もちろん、隊員としての日々葛藤はさておき。
日本ほど暑くはないものの、最近は雨が降らずかなり太陽の日差しが照りつけてきます。
幼稚園は8時過ぎに子どもが集まり、12時過ぎになると給食を終え、子ども達はバスに乗り込みます。
そうすると、僕も昼ご飯を食べにホームステイ先の家に戻ります。
歩いて2-3分という、日本ではあり得ない好立地条件。
幼稚園児はそのまま家に帰ればいいだけですが、4年生から8年生は昼からも授業があります。(ポンペイの小学1年生~3年生まではずっと昼間での授業なので、昼になると家に帰ります。まあ暑いので、昼からの授業は大変なので、納得です)
昼休みは1時間。僕のように学校と家が近い子どもはいいのですが、遠い子どもは家に帰るまで1時間近く掛かる子もいて、帰宅は不可能。
そういう子どもは、自分で昼ご飯を食べられないので、近くの売店で食べるものを買うか、友達の家に行って食べるか、親戚の家に行って食べるか、我慢するかなどなどの選択肢しかありません。
ホームステイ先のおじいさんには、子ども、孫、ひ孫を入れると軽く50名突破下手すると100名くらいのファミリーツリー(家系図)になってしまいますが、余り遠い子ども(孫)は家にご飯を食べに来ることもあります。
もちろん食べるだけでなく、おじいさんが言いつけた仕事もちゃんとこなします。
写真の子どもはおじいさんのお孫さんでとても気が優しくて、おじいさんの事が大好き。手伝いも率先してします。今日もビートルナッツの木の実を取るように言われて、高い木の上まで登って、お疲れさんとココナッツと練乳を混ぜて作ったアイスクリームをもらって、テラスにておじいさんと談笑。
こんな風に85歳のおじいさんと13歳の孫が仲良く話すという光景は、なかなか日本ででは見られなくなっているように思います。
でもこのお年寄り、年長者を敬うポンペイでは、さほど珍しくはないように思います。
(おじいさんはポンペイではかなりのご高齢なのでこのお年でここまでお元気な方は珍しいですが)
日本だったら、給食があるし、家に帰る必要なんてありません。
それはもちろん効率的で行き届いたシステムだと思います。
もしポンペイの小学校にも給食があれば、学校から遠くの家に住む子どもが人の家に行ったりする必要もなくなります。
以前は援助が行き届いて、小学校にも給食があったようです。
援助が行き届かなくなることで、大変な思いをする子どもは少しでも少なくなって欲しいですが、その一方で昼間の温かい日差しの中で、微笑ましい光景が見られるのは、嬉しい事だなって思います。
開発途上国として色々な問題を抱えながらも、こういう古くから残っている温かい人の交流は、ずっとずっと続いていって欲しいと思います。
つい人間社会は、経済の発展に伴って、このようなほのぼのとした人間関係が築きにくい、築く余裕のない社会へと変わりがちなのですが。
セーヤです。
幸せって、物が豊富にあること・設備が充実してること・制度が整っていること・・・とかそんなことでは計れないんだということをこっちに来て実感してます。
お昼の祖父と孫の関係、ホントいいなって思います。
マーシャルにもそういう人付き合いの温かさを感じます。
逆に日本ではそこが希薄になってきているように感じます。
南の島で暮らすようになって、マーシャルやポンペイのような暮らし・人間関係が健全で本来あるべき姿なのでは、と考えるようになりました。
本当、何が幸せなのかを凄くここに来て考えされられます。悲しいかな経済が発展すればするほど、つまり国が開発途上国から経済大国に変貌すればするほど、人間関係は希薄になってしまうのかもしれません。特に日本からこの南の島を見るとそう思います。国全体をみていると、そして教育現場を見ているとこれではいけない。でも日本と同じ道をたどるのは、どうかなって思います。もちろん日本のことは大好きですけどね。