南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

夜の海へ繰り出せ!

2007年08月17日 | ミクロネシアの生活
今日は夜、仕事を終えて帰ると、家の横に川に見慣れないボートが。

お母さんは、ペットボトルに釣り糸を巻き付けています。

食事が終わると、家族みんなで船に乗り込み、エンジンがついてないボートなので、木で川底を漕ぎながら、出発。

もちろん、おかあさんも子ども達と一緒に夜の海へ繰り出しました。

ホームステイ先の家族で一番末っ子のA・Pという小学3年生の子どもが最近釣りにはまっていて、それで家族で夜の釣りに行くことになった模様。

僕の家族は決してポンペイでも裕福な家族ではないけど、このお母さんの心が本当に裕福というか温かい。

ポンペイで珍しホームレスの人が家に来ても、朝ご飯をちゃんとあげるし、みんなから嫌われている人でもちゃんと料理を作っていると「これ食べたら」と差し出すし、
今日なんてミシンを出しているから何をするのかな?って思ったら、なんと幼稚園の制服作っています。

今度入園した園児が親戚だから、その子どもの制服を子どもと一緒に縫い物を教えながら作っていました。

僕もこの家族が来てから(僕の家は、おじいさんの世話をする人が移り住むので、ホームステイの家族が僕の家にやってくるという風になります)皿洗いに精を出しています。

働き者のお母さんを見ていたら、少しでも手伝わないといけないなあと自然に思わせてくれます。そして皿洗いをしていると「カランガン」(ありがとうの意味)と声をかけてくれます。

いつも、子どものことを一番に考えていて、料理も掃除も洗濯も一生懸命。

でも子どもには普通のポンペイ人のように怒鳴り散らしたりせず、いつも優しい口調。

いい人のオーラが身体全体からでているので、僕の家はとてもほんわかムード。
(基本的には)

僕がこのポンペイで1番尊敬しているのは、一緒に住むおじいさんですが、今一緒に住んでいるお母さんも僕が尊敬するポンペイ人の1人です。

こんな家庭を持てたら最高だろうなあって思わせてくれるお母さんです。
こんな温かい人に育てられたら、自然と人に優しくなれるなあ。

こんな人が世界にいっぱいいたら、もっと平和になれるのに。

自分ももっと温かい人間になれるようにならないとね。

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4 コメント

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Unknown (みのり)
2007-08-17 21:29:22
今日、JICAの博物館?みたいなのに行ってきましたぁ メッチャ楽しかったデス  また、行きたいなぁ
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Unknown (hiro)
2007-08-17 21:43:40
東京の広尾にある奴かな?
いろいろと視野を広げていますね。
僕は協力隊に参加するまで10年間くらいフィリピンへのNGOの団体に所属していて、毎年夏にフィリピンの子ども達に日本の不要なリコーダーを持って行っていました。協力隊だけでなく、いろいろな開発途上国への協力の仕方があるので、それも調べてみると良いかもしれないですね。協力隊のようにバックのしっかりしたところ、そうでない所など様々ですが。
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Unknown (moka)
2007-08-17 23:30:08
こんばんは!!夜釣り、いいですね~!食べられる魚は釣れるかな??
一個前の日記も読みました!私が2年間一度もいけなかった回転寿司(回転おかず?)の写真をみれてちょっと感激しました☆☆
現地のひとの家庭に入って生活していると、女の人が家の仕事をどれだけしているのかがよくわかりますよね。日本みたいに食器洗い器なんてないもんね・・・。お皿あらってるhiroさんはエライです!そしてそんな男性にはきっとステイ先のお母さんのようなステキな女性が現れるでしょう・・・☆
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Unknown (hiro)
2007-08-18 05:25:01
ありがとうございます。無事に帰国されたのですね。僕の家族は本当に働き者です。怠けている僕が申し訳ないくらい。最初はかなり家の掃除してって頑張ってましたが、今は皿洗い専門かな?家族が変わるので、それぞれの家族の手の足りない所で自分のできる範囲のことをしています。素敵な女性あらわると良いですね。ポンペイにいる家族っていいなあって思います。
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