南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

また泣かせてしまった・・・

2007年08月13日 | ミクロネシアの幼稚園
ピカピカの一年生。

猛暑の日本でご覧の方は、何を言っているんだって怒られそうですが、常夏のポンペイでは今日から僕の昨年教えた子どもはぴかぴかの1年生です。

朝幼稚園に行く途中にこの写真のように昨年教えた子どもが新しい鞄を背負って元気にいや勇ましく風を切って学校へと歩いていきます。

学校が始まるまで、懐かしの幼稚園(こちらではECE EARLY CHILDHOOD EDUCATIONと言います)に来て、懐かしそう。

この写真の子どもは間違えて真剣にECEに入ってこようとしていました。

扉に子どもの名前を書いたハート型の名前カードを貼って、子ども達を待ちました。

全員が揃うと小学校のホールで?新年度の式典?

それが終わると新年度のスタート。

ローカルの先生が子どもに話をして、「朝ご飯が食べられるかどうか見てきて」と言うので行ってみると、給食の職員が「食べられるけど子どものタオルと歯ブラシが揃ってないわよ。あなた達のの仕事でしょう」だって。相変わらずだな、手伝ってくれないのもどうかと思うし、これだけ時間があったのに一向に準備しなかったローカル教員。2年目だから僕が気づくべきだったのかな?だって夏休み最後の3日は、僕以外誰も来なかったんだから。まあ、これもある意味予想の許容範囲です。

10時過ぎになるとローカル教員が「あなたの番よ」といつものように急遽僕の授業開始。このパターン本当にしんどいけど、こうして不規則にしておかないと僕の時間に外に行って休憩を取るので、いつでもスタンバイOKの状態で臨んでいます。

手遊びをしたり、ウサギになって飛び跳ねたりとあまり抵抗なく遊べる物を選びました。1時間という長い時間にかかわらず、あまり集中力も途切れずに遊ぶことができました。今日はまだ子どもが慣れていないので、子ども1人1人に保護者が付きっきりなので、和やかです。
日本だったらこんなに保護者に囲まれたら、かなり緊張するだろうけど、ここの場合は逆に安心してできるといった感じです。

小学校と合同の新年度の式に、会場にはいるのに、泣いていた子がいたのですが、それはまあそんな子どももいるよなあと思いましたが、ビックリしたのは、昼ご飯を食べて、僕のそばをずっと離れない子どもが1人いて、お母さんが家に連れて帰るためにバスに乗せようとすると泣き叫び始めました。

なんと理由が僕と離れるのが悲しいのだそうです。

日本でもこんな経験なかったような。嬉しい涙ですが。
最近結婚式で歌を作って新婦さんが泣いたりと泣かせることに生き甲斐?を感じている僕ですが・・・

昼からは小学校の職員会議。
いつもちょっと、いやかなり怖くそして独裁的な?校長先生ですが、かけ算の九九表の大切さを力説していて、僕にどう思うって聞いてくれたので、
日本語で九九を言って「日本ではこんな風にリズミカルに教えるんだよ」と伝え、
九九表が教室にしかないので、子ども全員が九九表を持った方が良いこと、個人個人で指導して、できたら2の段ができたよって個人達成表を作って、子ども同士刺激するのがいいと話すと、「それはいいことだ」って早速九九表の子供用を作ってくれることになりました。
2年目だから、幼稚園以外の小学校でも昨年以上にいろいろと意見を言ったり、活躍できる場があればと思います。

家に帰るとさすがに疲れたのか、2時間熟睡してしまいました。

明日も頑張らないと。

昨日はアクセス数を見るとなんと500件以上のページをアクセス。
見てくれている人はいつも50人くらいですが、過去のブログも見てくださったのですね。ありがたいです。

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1 コメント

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Unknown (みのり)
2007-08-14 19:50:05
やっぱり先生、大人気ですね 私も、幼稚園の先生は大好きで、今でもたまに会いにいっちゃいます  泣いちゃった仔は、日本に帰って来るときも、大泣きしちゃいますよね
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