Mieko Carey

Hafa A dai!

Xterra Saipan

2012-03-30 08:07:00 | 日記
無事サイパンエクステラが終了しました。

グアムでの道に迷ったロスに比べもちろんサイパンは私の第2のホーム道に迷うことなど無い!!と張り切りレースに臨んだレースでしたがバイクで2回ほどパンク、、、

またまた女子4位という結果でした。



3月24日

サイパンエクステラ



ここ1ヶ月サイパンは雨という雨が降らず、DRYな天気が続きローカルは”雨が必要だ!”といっていたサイパンだけに、練習時、水曜の木曜はもちろん”スーパーDRY"

バイクのコースはDRYだとホント”楽しめる”コース。

”ジョーク?”レース前日の金曜日はなんと朝から大雨、風が丸1日中。

サイパンのトレースはところどころサンゴでできているので、雨でぬれると”アイス"状になりただ転ぶだけではなく大怪我をする恐れがあり危険である。

4年前のサイパンエクステラでは大雨のなかのレースでこのサンゴの路面で転倒し肋骨を3本折ってのレース。

Muddyなコースはもちろん誰も好きではない。

すべてのサイパン人はこの雨になるとコースが一転して変わることを知っていたので金曜はたくさんのメールのやり取り。"やばい”

”なんで今日??”

しかしコンディションの変化は私だけではなくレース参加者すべてに与えられるので、しいて言えばコースを知っている私たちローカルには有利になるのだろう。



レース当日。

風は強いが雨はやんでいた。

6時30スタート予定だがあまりにも海のカレントが強すぎて設置されていたブイが流されるという事態に。

設置しなおすのを待ち6時45分、”スタート”

横の流れが強い、そして横からの波も強い。第1ブイから第二は横への移動なのでかなりいい波に乗りながら”BODYSURF"のように泳いでいけた。

グアムのときよりも腕、肩の調子が良く、スイムは1位の女性から1分強でT1へ。



バイク、

今年は過去に比べコースをレース前にたくさん走っていたので”緊張せず、リラックス”をして走ることができた。

何事もあせりは禁物、サイパンのトレールを楽しみ、リラックス。

昨年までならこのあたりで後ろから抜かされることがおおい場所も今年は順調に進んで言った。

最初の7Kあたりでは前の女性との差を30秒に縮めていた。

以外にもあの”MUDDY"の心配は100%無くトレールはDRYであった。転倒もなく、練習を同じようにラインを読んで走っていくと舗装路の下りのコーナーで後ろのタイヤが”グラグラ”するのを感じ、止まるとやはり”パンク”、、、、、、

言葉に出ない気持ちであった。今になれば”しょうがない。すべての人がこんな経験はある”といえるが、このパンクの前までのバイクの調子のいいこと、もう少しで前の女性を抜かせていたということ、すべてが重なり”あせり”が出た。

とりあえず直さねば。チューブレスのタイヤなのでパンプで空気をすぐ入れるがその際に後ろの女性に抜かされた。

あせりすぎでどのくらいのパンクか見ないまままたコースへ。

5分後またリアのタイヤがソフトに。”しっかり直さねば” ここでは時間をかけ、しっかり直すことを選択。穴は結構大きく、中のシーラントが出てきている、一生懸命探さなくともいきよい良く空気が出てくるのが聞こえる。これが直らなければあと15キロ自転車を押しながらの歩き。しかも登りばかり。。。

”直さねば”の一言。

何分かかったかはわからない、しかし”直った”ような、、しかしここからのバイクはいつもリアタイヤが気になり仕方が無かった。

”また空気ぬけてきたかな??” レース後タイヤに触れると空気はしっかり入っていたがレース中はリアタイヤから頭が離れない。

何位というよりここまでくると ’神様がレース、しかもホームレースを楽しめ”といっているんだ=など考え出し、サイパンのトレール、アスリートとともにレースを満喫。

もちろん”前にいるほかの選手ももしかしたら同じメカトラブルになっているかも”とスローダウンはしなかった。まだ前だけを追っかけていたが先ほどまでの力みは無くなりさらにリラックスできた。後々考えるとあのパンクがその後のバイク、ランで気持ちよく走ることができ総合的にタイムを縮めることができたのかもしれない。


T2は友人、スイムクラブの子供たちが大勢で応援してくれていた。もちろん笑顔で戻ってくることができ、バイクで”HUNGRY"になったのでランは全力。

タイヤ修理中に抜かされた選手を抜かすこともできあとは前にいる女子のプロを目指した。

サイパンのランはテクニカルである。上りもすごいが岩やがけを手を使いながら降りていったり、第二次世界大戦跡の洞窟に入ったりなかなか面白いコースである。

順調にランをこなし最後2キロのビーチランへ。

前にはランナーが見え、だんだん近くに見えてくる。彼を目標にいいリズムをつかみながらゴールへ。




夜のパーティーでは被り物。サイパンスタイル!

Xterra GUAM 2012

2012-03-14 08:57:46 | 日記
先日今年初のトライアスロン”エクステラグアム チャンピオンシップ”に参加してきました。

今年からチャンピオンシップに変更し、昨年の倍の170名が参加。プロも合計12名のプロが各国から参加しました。



バイクコースでコースを間違え時間をロスし、女性4位でフィニッシュ、しかし練習の手ごたえがつかめたので来週のサイパンレースが楽しみです。



3月10日

グアム



毎年グアムのレースは雨が心配されるが今年のグアムは水曜にグアム入りしてから夜を除いては天気は恵まれていた。
(サロモンアスリートのOGAさん!)
朝7時、750メートルのコースを2周するスイムが水中スタート。

流れも、波もまったくといってよいほどない泳ぎやすいコースであった。1位集団からはずれ第二集団のほぼ先頭をつけていた。どうにか1位の集団に追いつこうとするが1週目を終えると200Mくらいは離されていた。

”始まったばかり”とあせらず、スイムをおえ、岸に上がり走りながらT1へ、しかしここで心配的中。

レース前から私が着用していたスピードスーツのジッパーの調子が悪い。サポートで着てくれていた主人と共に何度も上げて、おろすと練習をし、最終的には一番上まで上げず泳ぐごとにしたのだがやはり”噛んだ” おろすにおろせず、そんなことをしてる間に次々にほかの選手が岸から上がって来る放送が聞こえる。これは!と力ずくで脱ごうとするがさすがに強力につくられている。そこで目にはいたのはリレーのバイカー。スイムの選手を待っている。

”選手は助けていい”というルール。すぐさまそのバイカーに駆け寄りジッパーが降りたが女子のプロの選手にここで抜かれた。

T1を出るとその選手がまだ見える、前をみて、前だけを追いかけレースを。

ふとコーチの声が”自分のレースをしろ” 昨年のエクステラサイパン、余りにもほかの選手を気にしすぎ、オーバーワークをバイクの最初でしてしまい、残りのレースは体に何も残っていない最悪のレースをしていた。それがふと頭にも浮かび”自分のレース”を試みた。



ここのバイクコースは最初の30分舗装路ののぼりがひたすらつずく、この時点ですでに歩く選手も出ている。しかし、バイクのスキルがあまりない私はこういった舗装路でがんばらないと後のスキルの部分でロスするのでここは踏ん張った。そしてグアム特有の”REDMUD" 赤土のコースへ。

ここが雨の日は大変である。赤土が粘土のようにタイヤに付着し、レース続行がかなり厳しくなるが今年はまったくそのような心配は要らなかった。

水曜のPre-rideではかなりDryすぎでこの赤土が石のように硬くなっていたが、レース当日は昨夜の雨で、少々ぬれ走りやすいコンディションに変わっていた。

またこのコース普段はATVがレースをするところとあって2,3Mのアップダウン、道は右、左見渡すとほとんどに道がつずいている。

Pre-rideは地元の友人と走ったのにもかかわらず、左に曲がるところをまっすぐ行ってしまい、ロス。レース前からこの”ロス”は不安であった。

人もあまりいなく、”エクステラ”のところどころ白い木にぶら下がったテープだけが目印であった。今年で5回目のエクステラグアム、このATVのコースだけは覚えることができない。しかし去年までに比べるとバイクのスキルにも自身をつけ気持ちよくレースを行っていた。

そして、、、このエクステラテープをみて走っていたのだが突然さっき走った同じ場所にでてきた???

”来たよなー?ここ” と。”え????”の一言。



その瞬間反対側から2人の選手が。自分がどこをどう間違えたかわかっていないがここで”ホー??”としている時間はない。この2人の選手についていく。

もちろん彼らは私がすでに通ったところをいく。彼らの後ろで”Yes,ここ通った”とじぶんで確認して付いていった。ふとするとなぜか新しいコースに。。。

今思うと右に行かなければ道を左にターンしてしまったらしい。レース後に彼らには”Miekoはぐるぐる同じところを回っていたー!”と。まーまた話せる話ができてしまった。



このロスの間に何人に抜かされたかまったくわからない、しかしこのATVパートを終えると後のコースは覚えているので自分のペースをあげていった。



T2へ入る目にランナーたちにすれ違うがもちろん抜かされていない選手が走り出している。あのロスのときに、、、

気温はサイパンよりも暑く約37度であった。

ランコースの後半はなんと川の中を走る?コースなので体がクールダウンされるが、前半は日陰がひとつも無いのぼりである。

”River!!"頭の中は 早く川に行きたい。最後ののぼりを終え後は下りとRiver。

今年の川の水はかなり水位が上がっており昨年はひざ下、今年はなんと腰、さらにところどころは足が付かなくスイムをしたところも。

水か冷たく気持ちはいいのだが走るに走れないコースである。これもグアムのコースの名物である。

そして最後の300m、次は海のビーチ沿いを走るがこの日海の満潮は8時46分、私がここを走ったのはおおよそ10時、もちろんいまだに高い。胸の高さまであり、ドルフィンダイブをするがスピード的には変わらないの、結局”水中ウォーキング”てで水を掻き分け足は大またに進んでいく。

そしてラスト50Mはビーチラン。



いろいろあったレース、、これがエクステラだ!とまた今年も実感。

ロスはしたものの、自分なりのレースが、後悔のないレースができたことに満足。

来週のサイパンレースが楽しみで仕方の無い今週。


Guam Tour de Guahan

2012-03-02 14:06:29 | 日記
お待たせしましたーーー、
なんか先日のブログの写真は大きすぎて見れなかった??と。今回は上手くいきますように。

先週の2月27日にグアムで110キロのロードバイクレースに参加しました。

今年は115名の参加。日本からも何名か参加しにいらっしゃいました。

昨年の優勝ということ、今年初のレース、ということでかなりの緊張。
今年の自分のフィットネスレベルはどのくらいか、また今月から3戦あるレースに向けてどのくらい練習が上手くいったかを試すレース。
グアムはあまり長いHillは無いが、向かい風、そしてのぼりくだりの繰り返しが最後の最後の80Kくらいから出てくる。
これがすでに80Kのアップダウンをこいできた体、足にかなり来る。

レース当日、
5時20分にホテルを出て、ホテルから30分ほどのかかるスタート地点”パイレーツコーブ”へ向かう。
20分くらいしてふと”自転車の靴をホテルのバルコニーへ忘れた!!!!”もちろん引き返すが、かなりあせった。
ここまできてまさか、、、、レースにすら参加できない??など心配。レースの担当者に電話をするが出ない。
6時にホテルをまた出る。
何度も担当者に電話をするが出ない、、、レースは6時45分スタート、45分あるので間に合うかもと思うが、慣れていない道なので運転も気をつけながら急いだ。友人に電話をして担当者へ状況を知らせてと。
この友人が言うは”スタートは6時半だと”  間に合わない。

とりあえず今は運転に集中。6時25分、現地到着。
レースへの緊張、準備などないままとりあえず、ヘルメット、グローブをし急いでスタートへ。

”スタート10分前!!” やはりスタートは6時45分。
少々ほっとするが十分なウォーミングアップもないまま、スタートへ。

グアムのコースは最初の10キロ弱が上り下りのアップダウン、そして長いくだりを終え10キロのフラットへ。
体の軽い女性ライダーなどはこの長いくだりで離れ、フラットで一人ライド。。。。

私の作戦は、このくだりでどれだけ付いていけるか、ここで付いていくと後のフラット、残りの100kをグループで漕げるのでかなり楽になる。
そしていざその下りへ。
できるだけ男性の後ろについて風除け。一度離されたがここで付いていけなければ負ける。気力で付いていけた。
そして何とか1位集団へ。
なんとこの1位集団には3人の男性と私を含めて4人の女性がいた。この状況がさらに緊張。いつ、どこで誰が離されるかわからない。今はこの4人女性に優勝のチャンスがある。
このまま60kポイントへもちろんその間はのぼり、下りのコースである。
この60Kで一人女性がグループから外れた。
残り3人、、、、一瞬も気を許すことができない。のぼりにかかると、飛ばしすぎず、離れすぎず、とりあえずこのグループをキープ。

80Kを超えたところで、ここからが本場のレースの始まり。
Umaticという場所はレースコースのなかでは1キロくらいの長い坂が2つつずく。ここで男性一人が仕掛けてきた。
それに引きつずき、すべての選手がバラけた。こののぼりで私も女性1位に付いた。そして前には男性1人。
2時間半こぎつずけて来た足はかなり疲れていた。”ツル”ということをしたことの無い私の体がはじめて”つった!!”
右太ももが筋肉が切れるような、固まったような激痛。ストレッチをしようとするが悪化。
たたく、”あと1時間だからもってくれ!!’と願う。
ポケットにあった最後のジェル、そしてスポーツドリンクを飲みとりあえず左足を使って進む。
2,3分後ふとしたときには痛みが治まっていた。でもつるって本当に痛いんだ===と実感。
1位をキープしたまま最後の”クロスアイランドロードへ”あと15Kしかしこの道が本当にきつい。
95K後にまだ上り下り、そして向かい風、、、、、

後ろには2人の女性が。
私のサポーターが”2分後ろ”と。しかし私の頭のなかは”2分は十分ではない。まだ抜かされるチャンスはある”
1人は韓国から、彼女は去年2位。
もう一人はグアム育ちの現在NYでプロの学生サイクリストとして活躍中。
木曜入りしてからグアムの友達は彼女の話題でいっぱい。”Mieko、彼女はホント速いんだ!!ランクAのサイクリストだ”
と聞かされそれでも緊張。
特に彼女は今年のオリンピックをグアム代表で行く。

”2分” 何があるかわからない。 ひたすら頭の中は”NOT Enough!!" ”GOGOGOGOGO!!!"これだけだった。
最後の2キロになっても気が抜けない、1キロのなっても100%の力で。
そしてゴールのアーチを見た瞬間、足が止まった。

女子1位、総合2位   
3時間29分。
このレースは特別うれしかった。スタートから80Kまで3人の女性が一緒、誰が勝ってもおかしくない。
精神的、肉体的にレースができた。

そして今シーズンのいいスタートになった。
来週はまたまたGUAMへ、XterraGUAM!
がんばります!