Mieko Carey

Hafa A dai!

5度目のエクステラJapan優勝!

2015-09-05 15:12:18 | 日記
先週エクステラJapanが2年ぶりに新しいレース会場北海道南富良野で開催されました。

今年はグアムから5名仲良しグループと共に!



全日本マウンテンバイク選手権から6週間、ラン、スイムの練習量を戻したものの6週間でどこまで泳いで走れるかが不安でした。また北海道での開催、寒いのは覚悟していましたが前日のユニバーシティーでは湖畔に立っているだけで手や足がかじかみ、ホテルに帰ってからは翌日のレースの防寒対策に悩みました。

レース当日は天気に恵まれ北海道についてから初めて太陽が顔を出しました。が、、、水温は未だ14.5度。ITUの規則で14度以下はスイム禁止。

0.5度か、、、、とても憂鬱になりレース全体のプランは頭の中に1つも上がらずただただどのようにスイムし、バイクに行けるか?ばいくで手足がかじかみ身体は思うように動くのか?などの心配で頭の中がいっぱいでした。


そもそのヨーロッパのレースにも呼ばれたことがありますが、寒さに弱く、思うようにパフォーマンスができないのを知っているので一度も寒いところでのレースはしたことがありません。(丸沼以外)

ウォーミングアップで身体が冷え余分なエネルギーを使うのも嫌なのでスイムは一発勝負で泳ぎました。思った以上に水温は冷たくなく、身体を暖めるためにキックも普段以上に多めに入れているとなんだか逆にウェットが熱く感じる?くらいでした。

泳ぎながらこれならバイクはグローブは要らないと先の準備を整えスイムはいつもより少々遅いタイムでしたが他のプロと一緒に上がってきました。

バイクコースはトランジッションから約3キロはひたすら登り続きます。しかもトランジッションが湖畔の砂浜の上なので自転車を乗るのが難しい。運よくこの砂浜で一緒に出てきた女子の選手との差をつけそのまま登りも良いペースで登っていくことができました。先月の全日本の練習の成果がこのバイクに100%現れました。

バイクは2周回しかも一箇所入れ替わりの部分があるので後ろの選手とすれ違います。1周目は大体1分差、2周目は彼女の姿が後ろに見えずこの時初めて”ここでもっと差を広げたらいけるかも?” 


彼女とは過去4戦していて1度も彼女より先にゴールしたころが無くいつもランで抜かされていました。今回のレースも優勝できるという自信は無かったのですがここで少々頭に勝てるかも?と。

とにかく飛ばしました。運よくバイクは初めから最後まで気持ちよく乗れました。


ランに入ってからは今残っているすべての力を一歩一歩に出し切り走りました。

何分差は全く知りませんでしたが彼女のランは世界戦でもトップ3位に入るくらいの走りということは知っていたのでとにかく飛ばしました。飛ばしているつもりだけど何だから前に進んでいないような、、、でも腕を振りすべてを出し切りました。

残り800Mのところで後ろを見ると誰もいない、、、やっとここで少しリラックス、余裕が見えました。

結果バイク終了後は8分差、フィニッシュ後は3分差までつめられました。流石!

しかし無事5度目の優勝。今まで勝てたことのない選手に勝てたこと、ちょっとサプライズの優勝でした。”やったー”の一言でした。


これもいつも暖かく応援してくださる皆様のおかげです。


今回のレースで学んだこと、”絶対あきらめない” を心に入れ今後のレースは今まで以上にメンタルメンでもプロフェッショナルになっていこうと思います。