9月下旬、天王寺かぶの種を降ろしました。
種は基本的に自家採種をしていますが、
アブラナ科は交配しやすいので、
今回のように購入する場合もあります。
種を降ろすところに作付け縄をはって、
その部分だけ草を丁寧に刈り、
鍬で整えていきます。
鎌や鍬などの手道具を使っての作業です。
小さな小さな、蕪の種。
この一粒一粒が、いのちを宿しています。
湿りを保つために、
降ろした種の上から青草を被せます。
8日後には芽が出そろい、間引きの作業をしました。
間引きという作業は、結構好きです。
たくさん発芽していたら、
間を抜いて風通しを良くしてあげるような気持ちで、
バッ、バッと抜いていきます。
ハサミでカットしていく時もあります。
その時の気分と、やりやすさで。
間引いた葉っぱは、
サラダや塩もみにして食してもいいし、
その場に敷いてもいいです。
間引かれたものは、そこで命を終えます。
間引かれなかったものは生き延びるけれど、
最後には私に食べられます。
食べられた生き物の中に入り、
そしてまた巡っていきます。
2か月後の11月。
間引きを繰り返して、収穫期をむかえました。
健やかに育った野菜は、本当に美しいですね。
大好きなレシピは、マスタードマリネ。
天王寺蕪の種降ろしから、収穫、料理までを、
動画に記録しましたので、
よろしければ、ご覧ください。
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動画の前半では、自然農での基本の筋蒔きの方法をご紹介。
このやり方は蕪だけでなく、
大根、人参、ゴボウ等の根菜や、
小松菜、チンゲンサイ、白菜、レタス、春菊、山東菜、菜花、
野沢菜、カツオ菜等の葉物野菜にも応用できます。
動画の後半では、健康に育った蕪の収穫と、
料理のひとコマをご紹介。
マスタードマリネのレシピもあります!
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