「ドラフトキング」
2023年
WOWOW 連続ドラマW-30
全10話
【Netflix】
原作 クロマツテツロウ
「横浜ベイゴールズ」のスカウト・郷原眼力(ムロツヨシ)は、自他ともに認めるすご腕
彼の狙いは、全国から隠れた才能を見いだし、ドラフト会議で選ばれた選手の中でNo.1の“ドラフトキング”を引き当てることです
元プロ選手で新米スカウトの神木良輔(宮沢氷魚)、部長の下辺陸夫(でんでん)らスカウト部メンバーと激論を交わしながら、チームの強化に向け奮闘を続けます
一方、“ハブ”の名で恐れられる「大阪ホワイトタイガース」のベテランスカウト・毒島竜二(伊武雅刀)もまた逸材獲得を狙い暗躍
果たして、郷原たちは原石を見いだして“ドラフトキング”を獲得することができるのでしょうか!?
スポーツものでもこれまであまり取り上げられてこなかった“スカウト”を描く物語
実在の選手たちの名も出てきますが横浜ベイゴールズは横浜ベイスターズを捩った架空の球団となっています
撮影等、ベイスターズが全面協力したようでファンにはたまらない内容なのではないでしょうか
これと決めたら突き進む郷原のキャラにムロさんがハマっていますし、スカウトを甘くみていた神木の成長が嬉しく、ホント、面白かった!
最終話で、郷原が見出した若い選手たちが一軍で活躍しているのが嬉しかったです
あー、中日ドラゴンズに郷原みたいなスカウトがいればなぁ…
「フィクサー」
2023年
WOWOW 連続ドラマW
S1、S2、S3 各全5話
【BS TBS】
S1
ある夜、総理大臣を乗せた車 が事故に遭い、死亡した運転手には飲酒運転の疑惑が……
さらに、新薬の認可をめぐる密約スキャンダルとの関係性も疑われ始めます
そんな中、事故の対応に追われる総理の秘書官・中埜弘輝(藤木直人)に近づくひとりの男
「フィクサー」とも呼ばれるその男の名は設楽拳一(唐沢寿明)
拳一は過去にも不祥事をもみ消し、今回の事故直前にも総理と電話で話をしていたのでした
果たしてこれは偶然の事故なのか?欲望がうごめく政界で仕組まれた事件なのか?
副総理の須崎一郎(小林薫)は昵懇の仲にある闇のフィクサー、本郷吾一(西田敏行)と密談を重ね……
そして、取材に没頭する新聞記者の渡辺達哉(町田啓太)のもとに何者かからタレコミ情報が入ります
その後、総理は辞任に追いこまれ、総裁選が幕を開けます
拳一はキングメーカーとして政治家たちを手玉に取り、権力を掌中にしていきます
S2
シーズン2は“冤罪”をテーマに、唐沢寿明扮する主人公のフィクサー・設楽拳一が暗躍するさまを描きます
東京都知事の妻が何者かに襲われ、意識不明に
現場にいた新聞記者の渡辺達哉が殺人未遂容疑で逮捕・起訴されるます
達哉を追い込む検察官(江口のりこ)と達哉の弁護士(鈴木保奈美)との間に過去の因縁が垣間見える一方、その検察官は拳一を過去に刑務所に送り込んだ人物でもありました
次期都知事選に絡んで達哉を有罪にしたい権力者たちの思惑が交錯する中、拳一は達哉を冤罪から救えるのでしょうか?
果たして今回、“フィクサー”はどのように権力者たちを操るのか
目が離せません
S3
拳一の“ささやき”で、東京都知事選挙への立候補を決意した元新聞記者の渡辺達哉
そんな中、大手建設会社社長令嬢が誘拐される事件が発生
犯人との交渉に当たる拳一は、達哉の選挙運動と人質解放を両立させる秘策を考え出しますが……
果たして、達哉の運命はいかに?そして、誘拐事件の真相は?
いよいよ“フィクサー”拳一の真の目的が明らかになります
江口のりこvs鈴木保奈美と闇のフィクサー、本郷吾一・西田敏行さんが暗躍するS2までが面白かったかな
S3で表に出てきた都議会のドン・石坂浩二さんは大河ドラマ「べらぼう」と同じ感じで偉そうなだけで実の無い役どころが似合っていますが、副総裁・小林薫さんも「深夜食堂」のマスターと同じ人物か、って演じ分けには感心しますが、西田敏行さんには貫禄負けです
町田啓太さんは劇団EXILE所属なので評価したくない俳優さんですが上手くなられました
これは認めましょう
「ドラフトキング」にもいい役で出演されていました
肝心の主役・唐沢寿明さん
沈着冷静、冷徹、ふと見せる脆さも機転を利かせて一発逆転
人を駒のように扱って使い捨てかと思えば、そうではなく、全て計算ずくのことで、絶対的信頼を得て
最後には『俺が日本を乗りこなす』
カッコ良すぎました!
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